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城壁の内側にゃん

 ○帝国暦 二七三〇年〇六月十二日


「マコト様! ご無事でしたか!?」

 夜が明けてロッジの封印を解くと最初にレオンが飛び出してきた。

「にゃあ、ちゃんと無事にゃんよ」

「マコトは強いから心配ご無用だよ!」

「リーリも一緒だから大丈夫にゃん」

「まあね!」

 リーリがオレの頭の上で胸を張った。

「「お帰りなさいませ、マコト様」」

 キュカとファナも起きて来たので一緒に朝食の準備をする。

 朝からガッツリ行きたいのはオレだけか?

 リーリはもちろんOKだから除外するとして。

 鳥の唐揚げはセーフだよねってことでハムエッグとサラダと鳥の唐揚げを作った。


 全員、朝からガッツリ派だった。


「我々はこれからプロトポロスの様子を確認してくる。マコト殿たちはここにいて欲しい」

 朝食の後、リンダはそう宣言して席を立った。

「にゃあ、死霊や怨霊は始末したけど、念のためオレも一緒に行くにゃんよ」

「いえ、私とリンダで問題ありません」

 エリカもリンダに続いた。

「すまない、これは騎士団の任務でも有るので同行は許可できないのだ」

「にゃあ、それなら仕方ないにゃんね」

「死霊や怨霊はいないけど、城壁の中はマナが濃いから気を付けてね」

 リーリがアドバイスする。

「マナが濃いのですか?」

「にゃあ、長時間いるとエーテル器官に深刻なダメージを受ける可能性がある濃さにゃん」

「午前中に戻って来るつもりだが」

「それなら問題ないと思うにゃん、予定より早い時間でも気分が悪くなったら直ぐに戻って来ることをお勧めするにゃん」

「わかりました、では行って参ります」


 プロトポロスに向かうリンダとエリカを見送った。


「ここまで来た目的はそっちが本命だな」

 チャドがぼそっと呟く。

「にゃあ、そうみたいにゃんね」

 プロトポロスに何か用事があったのだろう。そうじゃなかったらオレたちの進軍は駐屯地まででも問題なかったはずだ。

「にゃあ、こっちまで来たおかげでレオンを助けられたからちょうどいいにゃん」

「確かにヤツは拾いものだ」

「にゃあ」

 カティにビッキーとチャスとレオンの三人に魔法の授業をお願いしてオレは一休みすることにした。

 キュカとファナには、プリンキピウムのアトリー三姉妹の様に調理法と魔導具の使い方を伝授したのでロッジのキッチンで何やら作っている。

 リーリはそちらの監督をしていた。

 ラルフは通信の魔導具で冒険者ギルドと連絡を取ってるようだ。こちらでは通信の魔導具を使ってるところを見せないのが常識っぽい。

 アレシアは報告書作りにいそしんでいる。

 チャドは魔法馬の婆さんを出して周囲を見て回っていた。

 リンダとエリカはプロトポロスの一箇所に留まっているようだ。何をしてるかは詮索しない。


 おやつの時間に起き出した。キュカとファナが作ったのはパンケーキだった。

「あたしが指導したからね、味は保証するよ!」

 リーリは自信たっぷりだ。

「にゃあ、美味しいにゃん」

「当然だよ!」

「「ありがとうございます」」

 キュカとファナは胸の谷間が見えるメイド服でお辞儀をした。元はそんなじゃなかったのだがふたりの希望を聞いて修正してるうちにそうなった。

 馬車で移動するときはまた冒険者風の衣装にチェンジする予定だ。

「この辺り、本当に人っ子一人いないんだな」

「すぐそこに監獄都市だからな、前から集落は少なかったと違うか?」

 パンケーキを頬張りながらチャドとラルフが話してる。

「いや、近くにちょっとした街があるんだ。獄卒の家族が住む官舎や出入り業者の出張所があったみたいだな」

「全滅したの?」

 アレシアも話に加わる。

「いや、大部分の人間は逃げ出したみたいだ。無事に逃げ切ったかどうかはわからないが、街に関してはそれほどの被害は無かったんじゃないか?」

「それならいいわね」

「マコト、死霊の魔石から元が人間か怨霊の類かわかるか?」

 ラルフに聞かれた。

「マコトが手に入れた魔石の九割以上は、死んで軽く一〇〇年以上は過ぎてる人の魂だったよ」

 先にリーリが答えた。

「大公国の人口の大部分は、首都ルークスと王国よりの東側に住んでるから、その数字も納得だ」

「にゃあ、それでも死霊になった人の数は少なくないと思うにゃん」

「後は大公陛下の判断一つで増えるかどうかが決まるな、なるべく上手く収めてもらいたいものだ」

「チャドにしてはまともな意見にゃん」

 チャド以外の全員が頷いた。

「おい、ちょっと待て!」

 チャドの抗議を聞き流すのがいつもの流れだ。


 おやつの後は、剣に聖魔法をまとわせる方法をレオンに教えた。と、言っても情報をくっつけた額を通して流し込んで終わり。

 傭兵からコピーした剣の記憶も移してあるので即席の聖剣士の完成だ。後は肉体が動きに慣れれば本物の剣士になれるだろう。

「にゃあ、まずは剣を振ってみるといいにゃん」

 格納庫のコレクションからレオンの体格に合った両手持ちの剣を渡す。

「かしこまりました」

 レオンが剣を振る。

「おお、なかなか様になっているじゃないか、何処かで習ったことがあるのかい?」

 チャドがレオンの剣さばきに感心する。

「五年前まで旅商人の方が主でしたので、護衛の真似事もいたしましたが、いまの剣技はマコト様のおかげでしょう」

「何かやったのか?」

「にゃあ、魔法でちょっと教えただけにゃん」

 レオンのポテンシャルを引き出して本来あるべき姿を取り戻してやっただけだから難しくはない。少し魔改造が入ってるのはボーナスポイントという事で。

「次は剣に聖魔法を載せるにゃん」

「はい」

 レオンの持った剣に聖魔法の青い光が宿る。剣を振り光の軌跡を描く。

「にゃあ、いい感じにゃん」

「ありがとうございます」

「その剣なら死霊を倒せるだろうが、間違っても自分から突っ込んで行くなよ、あいつらに囲まれたら五分ともたず喰われるぞ」

 チャドが釘を刺す。

「にゃあ、死霊は数で押して来るから防御結界の展開が先にゃん、剣は安全な場所から振るのが最適にゃん」

「はい、マコト様に救っていただいた命です、無駄に散らすことのないよう精進いたします」

「にゃあ、そう頼むにゃん」

「そうだ、命あっての物種だ」

「チャド、レオンの剣の練習に付き合って欲しいにゃん」

 柔らか木刀を二本出す。

「なんだいこりゃ?」

「にゃあ、当たっても怪我をしない木刀にゃん」

 練習でいちいち怪我をしていたら効率が悪い。

「おう、こいつは悪くないな」

 チャドは柔らか木刀を振って感触を確かめる。

 レオンにも渡す。ちょっと離れたところで羨ましそうに見ていたラルフにも渡して仲間に入れてやった。


 夕方近くなってもリンダとエリカはプロトポロスの街から戻って来なかった。

「リンダとエリカは遅いにゃんね」

 オレは城壁を眺めた。

「プロトポロスで何か遭ったのでしょうか?」

 カティも心配そうだ。

「探査魔法では特に問題はなさそうにゃん」

 普通に動いてるので閉じ込められたとか、何かに道を塞がれたとかはなさそうだ。

「でも、そろそろタイムリミットだね」

 リーリがオレの頭の上で腕を組む。

「タイムリミットですか?」

「にゃあ、プロトポロスの城壁の中はマナが濃いにゃん、今朝から入ってるから影響が出始めてもおかしくない時間にゃん」

 初期症状は乗り物酔いに近いので我慢できないことはないが、それを越えると昏倒してしまい脱出不能で死を迎える。

「お二方ともマナの濃い場所に足を踏み入れたことがなさそうですから、危険を認識されてないのでは?」

 カティが言う。

「にゃあ、それはあるにゃんね」

 マナは無色透明で無味無臭、空気と変わらない。

「いくら仕事が長引いていても日が暮れる前には連れ戻さないと危ないにゃん」

「今夜も死霊ですか?」

「にゃあ、死霊魔導師はオレを潰すのをまだ諦めていないと思うにゃん」

「俺だったら、マコトを潰すのを諦めて残りの死霊は首都に向かわせるけどな」

 ラルフも話に加わる。

「死霊魔導師は諦めてないみたいだね、見て、何か始めるみたいだよ!」

 リーリが指差した先、プロトポロスの上空に人影が浮いていた。

「にゃ?」

 黒いローブ姿のそれは、まるで死神のようだ。こちらの人間に通じる例えかどうかわからないが。

「もしかしてあれが死霊魔導師なの!?」

 アレシアが駆け寄った。

「にゃあ、違うにゃん、オレも初めて見るけどあれは空中刻印にゃん」

「「「空中刻印?」」」

「にゃあ、オリエーンス連邦時代の技術にゃん、図書館で見たにゃん」

 実際には図書館情報体から得た知識だ。

 人の形に見えるのは空中で旋回する魔法式だ。

「増えてる!」

 死神の様な形の空中刻印が分裂し数を増した。

 二、四、八、十六、三二。

 三二個の空中刻印がプロトポロスの街を囲んだ。

「おい、何だありゃ、誰が作ったんだ?」

 チャドも気付いた。

「状況からすれば死霊魔導師ですね、マコトさんに対抗する秘策なのだと思います」

「にゃあ、オレもカティの推測で当たりだと思うにゃん」

「でも、近くに死霊はいないんだろう?」

 ラルフは昨夜の泥人形のことを知らないから、死霊魔導師が死霊以外の手を持ってることを知らない。

「にゃあ、皆無にゃん、でも死霊魔導師は他の魔法も使えるにゃん」

「まるで本物の魔導師だな」

「並の魔導師より優秀そうだぞ」

 それは間違いない。

「にゃあ、オレはリンダとエリカを連れてくるから、皆んなはロッジの中で待機して欲しいにゃん」

 オレは魔法馬を再生して飛び乗った。

「マコト様、俺も行きます!」

 レオンが同行を志願した。

「「マコト様!」」

 五歳児たちも飛び出して来た。

「にゃあ、レオンは皆んなを守って欲しいにゃん、それにオレは直ぐ戻るから心配いらないにゃん!」

「そっちは任せたよ!」

 リーリがオレの頭にしがみついた。そのまま魔法馬を速度マックスでプロトポロスに走らせた。



 ○フルゲオ大公国 直轄領 城塞都市プロトポロス


「にゃあ、リーリは空中刻印が何をやってるかわかるにゃん? オレには単なる再生の魔法式しか読めないにゃん」

「マコトの見立てで間違いないよ、しかもかなり強力だね」

 プロトポロスから地響きがする。

 上空に立つ死神のような三二の空中刻印の間に魔法陣が現れた。

「再生の魔法陣にゃんね」

「いったい何を再生するんだろうね?」

「にゃあ、そこはオレにもさっぱりにゃん」

 地響きはまだ続いている。

 オレはリンダとエリカが開けたプロトポロスの門を魔法馬で駆け抜けた。

「にゃお、マナの濃度が上がってるにゃん!」

 門を境に濃度が急激に変化した。

「急いでマコト!」

「にゃあ!」

 瓦礫が散乱している監獄都市の中を突っ切ってリンダとエリカのいる場所に向かう。

 プロトポロス全体が止まること無く微振動している。

 監獄なので堅牢な建物らしいが揺れにはあまり強くは無さそうだ。

 石材が割れる嫌な音があちこちから聞こえる。

「にゃお、少なくとも空中刻印はこの街を直してるわけじゃ無さそうにゃんね」

「そうだね、でも相変わらず何も引っ掛からないよ」

「にゃあ、オレもにゃん」

 プロトポロス内の揺れが酷くなる。

「このままだと建物が全部崩壊するにゃん」

「そうだね、街全体が潰れるね」

「にゃあ、もっと飛ばすにゃん!」

 よりによってリンダとエリカは街の中央にある塔のような建物の高い階にいる。

 これってプロトポロスを見渡す監視塔だろうか?

 魔法馬の走行を邪魔する瓦礫をすべて消し去る。

「にゃあ、到着にゃん!」

 塔の扉も消し去り魔法馬に乗ったまま突っ込んだ。既に塔の構造は把握している。

「こっちにゃんね」

 螺旋階段を魔法馬で駆け上がる。


 ぐるぐる目が回りそうなほど回って到着したフロアの一角にリンダとエリカの反応があった。

 まだ行動不能に陥ってないのは、彼女たちの防御結界が効いてるからだろうか?

 残念ながら上昇を続けるマナの濃度からするとそう長くもたない。

「にゃあ、迎えに来たにゃん!」

 リンダとエリカがいたのは書庫室みたいな場所だった。壁に偽装した扉の形状からすると隠し部屋らしい。

「はぁ、はぁ、マコト殿か」

「はぅ、あっ、何故こちらに?」

 ふたりは書庫の棚にもたれて苦しそうに息を吐き出していた。

「にゃあ、ちょっと待つにゃん」

 リンダとエリカをオレの防御結界で囲んでエーテル器官を治癒の光で修復した。

「すまない、楽になった」

「ええ、さっきまでの苦しさが嘘のようです」

「ひとまず脱出するからふたりともオレの後ろに乗るにゃん」

「待ってくれないか、まだ終わってないのだ」

「にゃお、この揺れがわからないにゃん? まもなくプロトポロスは崩壊するにゃん」

「なんだって!?」

「何か良くわからない魔法も起動してるからここに留まるのは自殺行為だよ」

「魔法ですか?」

「そうにゃん、死霊魔導師が何かを仕掛けて来たみたいにゃん、それにマナの濃度が上がってるからここに留まるのは不可能にゃんよ」

「くぅ、ここまで来て時間切れか!」

「にゃあ、何か必要な物があるにゃんね?」

「本当は外国人のマコト殿に教えるわけにはいかないのだが、塔の書庫には我が国の恥ずべき歴史の一部が残されているのだ」

「数が多い上に持ち出せない魔法が掛けてあるので、目ぼしいところだけ記録していたのですが、それすら間に合わなかったのですね」

 書庫にある半分が記憶石板で残りが紙の書類だ。どれだけ記録したのかわからないが全体のほんの一部だろう。

 近くの書類を調べると、なるほど図書館みたいな持ち出し禁止の刻印が施されてる。

 この刻印自体もそれほど複雑ではない。

「にゃあ、書庫にある全部を持ち出せばいいにゃんね?」

「マコト殿は、そんなことができるのか?」

「持ち出し禁止の刻印を全部壊せばいいにゃん」

「全部壊す!?」

「そんなことができるのですか?」

「にゃあ、できるにゃんよ、こうやるにゃん」

 記憶石板と書類を片っ端から分解格納して書庫を空っぽにした。


 直後、塔全体にドン!と衝撃が走った。


 書庫も激しく揺さぶられ、作り付けのはずの書棚がドミノ倒しになり、いまいるフロアそのものも斜めになった。

 防御結界が無かったら一緒に壁まで吹っ飛んでたところだ。

「にゃあ、リンダとエリカは大丈夫にゃん!」

「あ、ああ、なんとか」

「私も大丈夫です」

 ふたりは揺さぶられはしたが、オレの防御結界で守られていたので怪我は無かった。

「マコト、崩れるよ!」

 リーリが叫んだ。

「にゃあ、わかったにゃん! 時間がないからちょっと乱暴に行くにゃんよ!」

 外側の壁を分解して大穴を開けた。

 夕日を浴びたプロトポロスの景色が動いてるのは、オレたちのいるフロアがいままさに崩れ始めてるからだ。

 フロアそのものが潰れてないのは防御結界の恩恵だ。

「行け!」

「にゃあ!」

 魔法馬で空中に跳躍する。

「うわわわ!」

「きゃああ!」

 リンダとエリカを馬に乗せてる暇が無かったので風魔法で持ち上げて牽引する。

 オレたちの後方で塔が崩れ落ちた。

 崩れてるのは塔だけではない、プロトポロスの街全体が激しく揺さぶられ次々と建物が倒壊する。

 城壁の外側が揺れてる様子はないから少なくとも地震ではない。

 空中刻印の魔法が引き起こした副産物だ。

 ロッジの方角に向けて旋回し、風を煽って高度を城壁まで上げた。

 空を滑空しながらリンダとエリカを引き寄せた。ふたりは馬の足を掴んでオレの後ろによじ登って来る。

「死ぬかと思ったぞ」

「マコト殿に来ていただけなかったら、あの塔と運命をともにするところでした」

 無事にオレの後ろに収まってリンダとエリカは安堵する。

「うん、さっきのはちょっと危なかったね」

「にゃあ、まだ助かったと決まったわけじゃないにゃんよ!」

 目前にプロトポロスの城壁が迫っていた。

 風魔法で再度の上昇を図ったがいくらも上らないのは定員オーバーか?

「お、おい、ぶつかるぞ!」

「マコト殿、前!」

「にゃあ、しっかり掴まってるにゃん!」

 城壁に馬の前足を当て、蹴って姿勢を上向きにする。魔法馬が空に向かって壁を駆け上がった。

「オレにも出来たにゃん!」

「出来たって、こんなこと他にもできる人間がいるのか!?」

「にゃあ、オレの冒険者仲間がふたりほどいるにゃん、魔法馬に関してはオレよりずっと上手いにゃんよ」

 言わずと知れたプリンキピウムの冒険者レベッカとポーラだ。

「たまに油断して死にそうになってるけどね」

 リーリの突っ込みが入る。

「それはあるにゃんね」

「王国はスゴい人間が多い」

「ですね」

 城壁を乗り越え、まだ生きていたプロトポロスの防御結界をぶち抜いたところで街の中心部、さっきまで塔のあった辺りから陥没した。

 どうやら陥没は、街の中心部から拡がるみたいだ。

 魔法馬は滑空の後に街道に着地して、そのままロッジの場所まで駆け戻った。


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