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王立魔法大学にゃん

 ○帝国暦 二七三〇年十一月二二日


 ○王都タリス 城壁内 タリス城 国王執務室


「にゃあ、お疲れ様にゃん」

 オレはタリス城の国王執務室を訪れた。

 普段なら例え公爵でも立ち入れない場所だが、今日は極秘の密会とあって特別に入室許可を貰っている。

「マコトも無事で何よりだ」

 ハリエットが書類から顔を上げた。

「おかげさまで人的被害を出さずに済んだにゃん」

 グランキエ州の州都パゴスは物理障壁と化したけど。

「流石とかしか言いようが無いな」

 オレに続いて二五〇〇年前からやって来た三兄妹が入室した。いずれもかつての貴族服だ。

「ジャンヌお姉さま!」

 カホの姿を認めてハリエットは笑顔で立ち上がった。

「やあ」

「いらっしゃいませ」

 ハリエットはカホに駆け寄って抱き着いた。その姿は十二歳の少女そのものだ。

「なるほど生き写しだ」

「……かわいい」

 チャドとルーファスがハリエットを見て呟いた。

「にゃあ、陛下が皇帝一族の子孫であることは間違いないにゃん」

「ああ、これだけ似てたら間違いない、ルーファスもそう思うだろう?」

「確かにこの可能性を考慮してませんでした、自分の思慮の無さを痛感しております」

 チャドとルーファスに関しては前世での名前は人前では出さないことにしてある。

「そうにゃんね、この可能性は考慮すべきだったにゃんね」

「お館様、そちらのお二人がカホの兄弟にゃん?」

 猫耳のエマが確認する。

「にゃあ、ケントルムの第二王子ルーファス殿下と住所不定無職のチャド・アシュ・ピサロにゃん」

「いや、いまは王立魔法大学附属魔法学校在住の講師だぞ」

 チャドがツッコむ。

「そう言えば、そうだったにゃんね」

 すっかり忘れていた。

「ルーファス殿下ですか?」

 ハリエットはルーファスを見た。

「お初にお目に掛かります陛下」

 ルーファスは一礼した。

「殿下は、いつこちらに?」

「今年の五月より留学しておりました、ご挨拶が遅れ失礼いたしました」

 ルーファスではなくレイモン・アムランとしてだが。

「貴国とは戦争中ですが、正体を明かして良いのですか?」

「問題有りません、私は今回の侵攻軍に属しているわけではありませんので」

 別の魔導師からなる侵攻軍を率いていたことは公にはしていない。

「ひとまずアナトリ王国での戦闘は終了にゃん」

 オレから国内での戦闘が終わったことを宣言する。

「すまない、いろいろ迷惑を掛けた」

 ルーファスが頭を下げた。

「にゃあ、ケントルムの存在は無くても再革命は起こっていたにゃん」

「それは間違いないにゃん」

 エマも頷く。オレたちが導火線に火を点けたようなものだ。


「顔合わせが済んだところでここからが本題にゃん、現在、宰相の地位が空席になっているにゃんね」

「ああ、マコトのところの猫耳たちで事足りている」

 いまの王宮は、エマを始めとする猫耳たちが仕切っていた。

「ここで提案にゃん、宰相をここにいるチャドにやって貰うのがいいと思うにゃん」

「はっ?」

 チャドが目を見開く。

「にゃあ、弟の不始末は兄貴がカバーするだけの話にゃん、それに国家の方向性は既に決まっているにゃん」

「だったらマコトでいいだろ?」

「六歳児が宰相とか、勘弁して欲しいにゃん」

「いや、没落貴族だってダメだろう?」

「問題ないにゃん、反対したヤツらは、不思議なことに次の日にはいなくなってるにゃん」

 エマが説明した。

「マジか」

「にゃあ、それに宰相ならモテモテにゃん、前もそうだったと違うにゃん?」

 オレが付け加えた。

「わかった、国家の危機とあっては断るわけにもいくまい、引き受けよう」

 チャドは、二つ返事で引き受けた。

「マコト、いいのか?」

 カホが心配そうに兄貴の魂を持つ男を見る。

「にゃあ、一五〇〇年続いた大帝国を築いた手腕は本物にゃん」

「まあ、それはそうなのだが、兄上は何度も女に刺されているぞ」

「何度刺されてもオレたちが簡単には天に還さないから大丈夫にゃん」

「心配するな、今度は上手くやる」

 チャドも親指を立てた。

「犯行予告にしか聞こえなくもないが、ハリエットの為に働くというなら目を瞑ろう」

 カホも了承した。

「にゃあ、カホと殿下もチャドに協力して欲しいにゃん」

「ハリエットは私の妹みたいなものだ、無論、協力する」

「ジャンヌだったら、妹じゃなくて、む……あっ、いや、何でも無い」

 チャドがカホに睨まれて口を閉じた。

「……妹」

 ルーファスにも何かヒットしたらしい。

 面倒くさい兄貴の誕生の瞬間だ。

「とにかくハリエット陛下とは魂で繋がった三人にゃん、頼りにして貰っていいにゃんよ」

「わかった、よろしく頼む」

 ハリエットも何かを感じたらしく素直に頷いた。


「マコトは、まだケントルムとの戦争を継続するのか?」

 国内の話の後は国外の話だ。

「そうにゃん、アナトリ国内の戦闘は終了したから次はケントルムにゃん」

「あちらは酷い有様ではないのか?」

「そう聞いてるにゃん」

「大丈夫なのか?」

「にゃあ、そこは実際に行って確かめるしかないにゃんね」

「了解した、だが王国軍は使えないぞ」

「わかってるにゃん、グランキエ大トンネルもまだ通れるかどうか不明な状態にゃん、オレたちだけでやるにゃん」

「地理的にアナトリに併合するのも難しいと思うぞ」

「にゃあ、国境を引き直すつもりはないにゃん、ただ実効支配ぐらいはするかもしれないにゃん」

 本当の目的は、東方大陸にあるらしき魔力炉探しだ。

 自由に掘り返せる土地は欲しい。

「だったら、大公国とフィーニエンスみたいにマコトがあっちの貴族も兼ねればいいんじゃないか?」

 チャドがアドバイスしてくれる。

「そこは相手次第にゃん」

「ケントルム王宮を屈服させるほどの力を見せ付けなくては簡単には折れまい、父上はともかく兄上は一筋縄では行かぬぞ」

 謀略好きの王太子だ。

「にゃあ、わかったにゃん、根こそぎかっぱらって少なくとも戦争をやれないようにするにゃん」

「それ以前に砂海の魔獣だな、あちらで進化している可能性があるのだろう?」

 カホが質問した。

「にゃあ、間違いなく進化してるにゃん」

 カホの指摘通り砂海の砂+地上の環境に最適化されているに違いない。砂海の砂の供給が止まれば自己格納されるだろうが、いまはまだ止まっていない。

「マコト、本当のところワクワクしてるだろう?」

 チャドが訊く。

「にゃあ、当然にゃん、オレたちの新しい冒険にゃん」

 とりあえずあっちの国王と王太子はみっちり説教だ。



 ○王都タリス 王立魔法大学附属魔法学校 学生食堂


「美味しいにゃんね、どれもこちらの素材を活かしてるにゃん」

 王宮での用事が済んで王立魔法大学にやって来たオレは、附属魔法学校の学食でA定食に舌鼓を打っている。

 オレが学生の頃にお世話になった学食のチープな味も捨てがたいが、こちらは格段に美味しかった。

 帝都エクシトマの学食のオバちゃんゴーレムをそのうち導入してもいいかもしれない。

「うん、悪くないね、手の混んだ料理もいいけど、素材の味を生かした庶民的な味も嫌いじゃないよ」

 リーリがすっかりグルメ評論家みたいになっている。

「ミンクも気に入ったの!」

 ミンクもスプーンを突き上げた。

 ちなみに本日も天使アルマは監視者のお仕事で不在だ。

「お褒めに預かり光栄にゃん、こちらのメニューはいずれも子ブタ亭グループの総料理長ジェド・ダッドの考案にゃん」

 調理担当の猫耳が教えてくれた。

「シャンテルとベリルのお父さんが、いつの間にか総料理長になったにゃんね」

 プリンキピウムの冒険者宿だった子ブタ亭は、いつの間にか庶民向けホテルグループとして、アナトリだけではなくフルゲオ大公国とフィーニエンスにまで展開していた。

 オレは経営にタッチしていないが猫耳たちが上手くやってくれている。

 元が裏社会に通じていたり、大店や財務局の裏のエキスパートなどなど、それにオレの作り出した物資と知識が加わって無双状態なわけだ。

 子ブタ亭に限ったことじゃないが、アナトリ王国は急激に変化している。監視者の天使様も許してくれてるのだから問題は無いだろう。

「あたしとしては、デザートが無いのが物足りないね」

 リーリが注文を付ける。

 オレの知識がベースの学食だからね。甘味は無い。

「ミンクも甘いモノが欲しいの」

 ミンクもリーリと同意見らしい。

「そうにゃんね、若い子が多いから、甘いモノぐらいは出してもいいにゃんね」

「にゃあ、客層によって趣向を変えるにゃんね、直ぐに検討するにゃん」

 調理担当の猫耳が直ぐに調理場に戻った。


「お館様、そろそろ教員総会が始まるにゃん」

 附属魔法学校で講師を担当している猫耳が俺を呼びに来た。

「了解にゃん」

 椅子から飛び降りた。

 オレはここの教員じゃないが、いつの間にか魔法大学の理事長になっていた。

 言うなればこの大学の経営者。

 オレが理事長にゃん?と初めて話を聞いた時は思わず聞き返してしまったが、資金をただで提供するほどお人好しじゃないってことで、猫耳たちが大学側にねじ込んだらしい。前の理事長一族は天に還っているので空席になっていたというのもある。

 本日は、ちょうど日程が合ったので教員総会に出席することにしたのだ。



 ○王都タリス 王立魔法大学 大講堂


 王立魔法大学の教職員には三種類の人間がいる。

 家柄だけが取り柄の無能と、研究バカ、そして教育者だ。

 残念ながら教育者はわずかで、半数が無能だった。

 残りが研究バカ。

 かつてのエドモンド第二王子やセザール・マクアルパイン教授はこれに当たる。

 この前の革命で、無能の多くはケイジ・カーターに魂を乗っ取られたブルーノ・バインズの粛清によって命を落とした。

 現在、空いたポストには猫耳たちが収まっているので、教授の過半数が猫耳だったりする。

 今回の教員総会は、准教授や助教授、そして講師までも教員全員の出席が義務付けられていた。

 こういった会合は開学以来初だとか。

 猫耳たちの発案で、大学の改革内容の説明と意見の聴聞会を兼ねるらしい。


「お待たせにゃん」

「「「にゃあ!」」」

 俺が壇上に上がると猫耳たちが声を上げた。

「おいでいただきありがとうございます、マコト公爵様」

 学長チェスター・オルグレンが代表して挨拶する。

 宮廷魔導師であり侯爵位の貴族。魔導師として凡庸だが教育者として有能で、宮廷魔導師にも弟子も多いらしい。

 見た目は人の良さそうなメタボおじさんだ。

「にゃあ、よろしく頼むにゃん」

 警備担当の猫耳が、オレを学長の隣のクッションを重ねた椅子に乗せてくれた。

「よろしいでしょうか?」

「始めて欲しいにゃん」

「では、これより王立魔法大学の教員総会を開催する」

 学長が開会を宣言した。

「にゃあ、では、本総会のプログラムを発表するにゃん」

 壇上の猫耳の一人が司会進行を務める。


 まずは学部の再編と教育方針の変更が教員に説明された。

 より実践的な魔法使いの育成と新たな魔法の開発に重点が置かれる。

 特にこれまで魔法大学の中心であり無能の巣窟だった魔法学は、完全な魔法研究の学部に模様替えとなった。


「質疑応答に入るにゃん、忌憚ないご意見を募集するにゃん」

「……」

 司会の猫耳の声掛けに沈黙が返って来る。

「にゃあ、何でもいいにゃんよ、オレからも返答するにゃん」

 オレも声を掛けた。

「では、よろしいでしょうか?」

 手を挙げたのはまだ女性の教授だ。三〇代前半かな?

「名前を教えて欲しいにゃん」

「ローザ・ローズと申します」

 頭の中の名簿と照らし合わせると魔法学の教授とある。以前セリが推薦していた人物だから類友だろう。

 冒険者ギルドの受付でも採用されそうな大きなお胸の美人さんだが、髪はボサボサで目の下に隈が出来ていた。

 残念美人にゃん。

「にゃあ、ローザ教授にゃんね、質問をどうぞにゃん」

「はい、猫耳さんたちから公爵様が廃帝都エクシトマを発見されたとお聞きしましたが、それは本当なのでしょうか?」

「本当にゃん、一〇〇〇年前の状態に再生して調査中にゃん」

「ちょ、調査ですか!? しかも再生!」

 他の教授たちもどよめいている。

「「「是非! 我らにも調査の機会を!」」」

 一緒になって目の色を変える考古学と歴史系の研究者たち。

「エクシトマの都市の防御結界は面白いけど、魔導具は前文明の出土品もしくはそのコピーにゃんね、都市を構成する刻印は現代魔法ではあるけど特殊過ぎて応用は効かない代物にゃん」

 カホの作った一品モノの刻印だ。転用は効かない。

「現在は失われた本当の意味での現代魔法の資料が有るのではありませんか?」

 ローザ教授も目を爛々と輝かせていた。

「有るにゃん、現代魔法の衰退が証明されたにゃん」

「我々も調査にお加え下さい!」

 ローザ教授が改めて願い出た。

「ダメにゃん」

 オレは即答する。

「な、何故ですか!?」

 ローザ教授が絶叫した。拡声の魔導具がハウリングする。

「帝都エクシトマの各所に仕掛けられた防御結界も一緒に再生されてるにゃん、勝手に走り回ると引っ掛かって死ぬにゃん」

「無論十分に注意いたしますし、私も解除可能です」

「そうにゃん?」

 研究者という名の危ないヤツらを何人も見て来ているのでいまいち信用ならない。

「犯罪奴隷を使えば良いのではないですか?」

 准教授らしき年齢不詳の男が発言した。

「発掘に犯罪奴隷の投入は禁止されたにゃん、王国法によって新たに定められたにゃん、専門家たる貴兄が知らないのは問題にゃんね」

「も、申し訳ございません」

 男は小さくなる。

「現状ではまだ無理でも調査責任者が許可すれば、受け入れるにゃん」

「ありがとうございます!」

 カホとセリが許可すればいいだろう。

「それと帝都エクシトマは魔獣の森の中だから、こっそり入り込もうとしちゃ駄目にゃんよ、普通に死ぬにゃん」

 一応、釘を指した。

「「「……っ」」」

 何人かがピクっとした。

「にゃあ、例えエクシトマの魔獣の森まで来ても帝都の位置は非公開にゃん、おとなしく許可を待つにゃん」

 そもそも境界門も解放していないので、境界を抜けること自体が難しいはずだが、油断ならん連中だ。

「魔導書に関しては、禁忌呪法以外はこちらの図書館にも順次共有するにゃん、だから変なところに命を掛ける必要はないにゃんよ」

「「「ありがとうございます!」」」


「にゃあ、他に質問はないにゃん?」

 司会の猫耳が質問を促す。

「私からよろしいでしょうか?」

 次に手を挙げたのは壇上にいる学長チェスター・オルグレンだった。

「マコト公爵様は、プリンキピウムに魔法大学を開設するとの噂をお聞きしましたが、それは本当でしょうか?」

「にゃあ、正確には総合大学にゃん、魔法は学部の一つにゃんね」

「本学では足りないとお考えなのでしょうか?」

「純粋に辺境のプリンキピウムと王都では距離があるにゃん」

「確かに馬車で一ヶ月の距離は近くはないかと思われますが、移動できない距離ではないかと」

「学長はプリンキピウムに大学の開設には反対にゃん?」

「公爵様も御存知の通り、本学は予算的に厳しい運営を強いられておりました、革命後は劇的に改善されましたが、ここに来てまた半減となるのは厳しいかと」

「そこは問題ないにゃんよ、プリンキピウムの大学は純粋にオレのところで予算が賄われるにゃん、国庫からの支出はないにゃん」

「左様でございますか」

「にゃあ、それにあちらは入学制限がないにゃん、だから学生の奪い合いも無いにゃんよ」

「確かに本学は貴族階級が中心でございますが」

 王立魔法大学は貴族階級と平民の富裕層のみが入学できる。庶民は門前払いだ。

「プリンキピウムの大学は、オレの領地で使える人間の育成が目的にゃん、研究がメインの王都の魔法大学とは性格が異なるにゃん」

「本来はそうでございます」

 上手く機能していたとは言えない状況だったのは仕方のないところではある。

 上位貴族には逆らえない。辛いところだ。

「プリンキピウムでは、治癒魔法の教育もされるというのも本当でございますか?」

 別の声が上がった。

 若い助手の男性だ。

「本当にゃん」

「「「治癒魔法」」」

 また研究者たちがざわつく。

「正確には聖魔法にゃん」

「聖魔法の使い手は、かなり少ないはずですが」

「にゃあ、適正者は結構いるにゃんよ、いままではそれを見出す方法が無かっただけにゃん」

「従来の魔力判定では、わからなかったと?」

「そういうことにゃん、広く出回っている魔力判定の魔導具は聖魔法を検知できないにゃん、だから当然、適正者は出ないにゃん」

「まさか、そんなことが」

「にゃあ、出土品である魔力判定の魔導具が作られた時代、聖魔法はほとんどの人間が使えていたとしたらどうにゃん?」

「わざわざ判定する必要が無かったと」

「オレたちはそう推測しているにゃん」

「では、本学でも聖魔法の講座を設けていただけないでしょうか?」

「王都では、王国軍で教えてるにゃん、入隊すれば習得出来る可能性はあるにゃん」

「王国軍でございますか?」

「にゃあ、ただ今年はもう新兵の募集を締め切ったから来年以降にゃんね、それと聖魔法ギルドも近々立ち上げる予定にゃん、聖魔法師の養成もそこでやるから興味があるなら問い合わせて欲しいにゃん」

「ありがとうございます、是非、参加させていただければと思います」

 頷いている者多数。

 研究熱心なのはいいことだ。


 それから活発な意見のやり取りの後に王立魔法大学の教員総会は終了した。


「にゃあ、では、教員総会に引き続き、お館様抱っこ会を開催するにゃん」

「「「にゃあ!」」」

 猫耳たちが歓声を上げた。

「にゃ?」

 何故か、教員総会の後にオレの抱っこ会が開催されることになった。

 猫耳に猫耳ゴーレムたちが並んでいる。

 猫耳たちに混ざってローザ教授も並んでいた。


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