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拾ったにゃん

 巨大エビとの連戦が終わったところで夕方になっていた。

「にゃあ、今夜はこの辺りで野営にゃんね」

「マコト、早くエビバーガーだよ!」

「わかってるにゃん、直ぐ作るにゃん」

 森の中の僅かに開けた場所にロッジを設置した。

「にゃ?」

 間髪入れずこちらに近付く気配を感じ取った。

「にゃあ、かなりいるみたいにゃん」

「これは完全にマコト狙いだね」

 魔法馬を消してリーリとともにロッジの屋上に飛び乗った。

「にゃお、数が多いにゃんね、エビどころの騒ぎじゃないにゃん」

「あたしが始末するからマコトはエビバーガーを作っていいよ」

「にゃあ、そうはいかないにゃん、これはオレの狩りにゃん」

「それもそうだったね」

 探知魔法に引っ掛かった数はゆうに二〇〇匹を超えていた。いや、まだ増えてる。

「引き付けて一網打尽がいいにゃんね」

「マコトならそれがいいかな」

 敵は肉眼で見えない位置に潜んでる。

「にゃお、見えて来たにゃん」

 探知魔法で詳細に調べた結果、導き出されたのは蟻だった。

 一匹が軽自動車ぐらいあるどでかい蟻だ。

「おいしそうじゃないね」

「にゃあ、そうにゃんね」

 半透明の宝石のような身体は、煮ても焼いても食べられそうにない。

 妙に作り物臭い。

「にゃ? もしかしてこいつら、生き物じゃないにゃん」

「魔法蟻みたいだね」

「にゃあ、生き物枠じゃないということは、このまま分解できるにゃん?」

「どうだろう」

 既に三〇〇匹ほどの魔法蟻がロッジを囲んで口をカチカチさせていた。

「にゃあ、試しに一匹分解してみるにゃん」

 狙いを付けた蟻は瞬く間に消え去った。

「何の問題もなく分解出来たにゃん」

 格納空間に収まった。

「へえ、ちゃんと出来たね」

 魔法蟻を解析するとこいつはなかなか高性能だ。本来は軍用のトンネル&地下施設建設用らしい。

 半透明の身体は魔法耐性と再生能力が高く物理攻撃にも強い。

 弱点らしい弱点もないので魔法蟻の動きを止めるには再生が始まる前に完全に破壊する必要がある。

 敵に回したらかなり厄介な相手だ。

「にゃあ、これは残りも頂くしかないにゃんね」

「いいぞ! やっちゃえ!」

「にゃあ!」

 探知できる範囲の魔法蟻を全部分解した。

 分解した数は三五〇を上回った。

「にゃあ、まだいるにゃん」

「いるね」

 魔獣の森の方角、南から列を作ってまだこっちに来る。

「全部頂くにゃん」

「いいぞ、頂いちゃえ!」

 一〇〇〇匹ちょっとを分解したところで魔法蟻は打ち止めになった。



 ○プリンキピウムの森 南西エリア(危険地帯) ロッジ


「美味しい!」

 リーリは大食い選手権みたいに積み上げたエビバーガーを次々と平らげて行く。

 オレは格納空間の魔法蟻を改めてじっくり検分する。

 魔法蟻は、汎用性の有る魔法馬と違って純粋な軍事用の魔法生物だった。

 試しにエーテル機関を入れてみる。

 知力が上がると同時に魔法蟻のこれまでの移動ルートが明らかになった。

 出処は南にある魔獣の森の遥か奥だ。

 ずっと旅をしていたらしい。

 魔獣の森でチャージした魔力も無くなって来たので、補給すべく近衛軍の発掘してる遺跡に行ったのだが結界に弾かれてしまったらしい。

 それから次の遺跡を探してプリンキピウムに向かう途中、もっとおいしそうな魔力に誘われて寄って来たところをオレに捕まった。

「にゃあ、プリンキピウムの街にも何か残ってるにゃん? 城壁はそれっぽいけど魔力は感じられなかったにゃん」

「遺跡っぽいモノならかなり深く埋まってるよ、いまの人間には手に負えないと思うけど」

「にゃあ、だったら魔法蟻もいることだしこっそり掘ってみるにゃん」

「マコトと魔法蟻なら何とかなるかもね」

 いろいろ使えそうなので魔法蟻はすべて改造した。


「にゃ~」

 リーリと風呂に入ってゆっくりする。

「にゃあ、皆んなとワイワイ過ごすのもいいけど、こうやってのんびり過ごすのも悪くないにゃん」

 特に森に深く潜る場合は身軽な方がいい。

 オレ一人なら何が有っても逃げられるし、リーリに至っては魔獣があふれかえっても平気だろう。

「マコトは、本気でプリンキピウムの街に埋まってる遺跡を発掘する気なの?」

「にゃあ、そのつもりにゃん」

 街に帰ったら地面を掘る算段をつけるつもりだ。

「街の中で掘ったらバレるんじゃない?」

「にゃあ、そこは土地を買って上手く誤魔化すにゃん、お金ならそこそこあるにゃん」

 蟻の記録から地中の遺跡のおおまかな位置は把握した。

「プリンキピウムの冒険者ギルドがある辺りの地下にみたいにゃんね」

「へえ、あの辺りなんだ」

「にゃあ、そう言えばちょうどギルドの向かいの建物が売りに出てたにゃん」

 お化け屋敷みたいな廃墟っぽいのがあったはず。

 幽霊程度ならなんとかなるだろう。


 湯上がりに冷たいコーヒー牛乳を飲みながら、自作の人をダメにするクッションに寝転がってる。

 突然、ドンドン!と表のガラスが叩かれた。

「にゃお、こんな場所に人間にゃん?」

「人間だね」

 真夜中とは言わないが、ちびっこはお眠の時間だ。

「防御結界が反応してないから盗賊とかじゃなさそうにゃんね」

 カーテン代わりのスモークフィルムの濃度を下げてガラス面の透明度を上げる。


 血まみれの女がふたり張り付いていた。


「みゃあああ!」

 尻尾が毛羽立つ。

「お願い、入れて!」

「助けて!」

「にゃ?」

 スプラッター映画もどきの場面に肝を潰したが幽霊じゃなくて本物だった。

 後ろの防御結界に手負いの大きなトラが引っ掛かっていた。

 トラは後回しで女たちを中に入れた。

「はぁ、はぁ、ネコちゃん?」

 入口で倒れ込むふたり。

「にゃお、喋らない方がいいにゃん、直ぐに治療するにゃん」


 治癒の光でふたりを同時に治療する。

 どっちもトラに手酷くやられていて馬屋の爺さんぐらい危なかった。

 エーテル器官に魔力を注いで傷ついた肉体を修復する。

 ウォッシュと衣装の修復で元の姿に戻った。


「スゴい、治ってる」

「前よりいいぐらいですわ」

 ふたりは身体を動かし傷が治ったことに驚いていた。

「この人たち、マコトの知り合い?」

「にゃあ、プリンキピウムの冒険者ギルドで見た事があるお姉さんにゃん」

「ネコちゃんも妖精さんもあたしらの名前は知らないよね?」

「にゃあ、知らないにゃん」

「あたしはレベッカ・ベイリー」

「わたくしはポーラ・ベンサムですわ」

 光合成しそうな鮮やかな深い緑色の髪がレベッカで、お姫様みたいな金髪縦ロールがポーラだ。いずれも長身の美人さんだった。プロポーションも冒険者ギルドの受付レベルにゃんね。

 ふたりとも魔導具の武器をそれぞれの格納空間に入れている。

「どっちもCランクだよ」

 レベッカが教えてくれる。

「にゃあ、オレはマコト・アマノにゃん、まだ駆け出しのFランクにゃん」

「あたしはリーリだよ、よろしくね」

「駆け出しのFランクはこんなところで野営なんかしないよ、おかげであたしたちは助かったんだけど」

「しかもこの建物も昼間はありませんでしたわ、ネコちゃんの魔法ですわね?」

「そうにゃん」

「これが魔法で?」

「もうスゴいとしか言い様がないですわ」

「ネコちゃん、このロッジって幾らぐらいするものなの?」

「にゃ、オレが自分で作ったから知らないにゃん」

「えーっ、このロッジってネコちゃんが自分で作ったの!?」

「そうだよ、マコトが作ったんだよ、スゴいでしょう!」

 リーリがオレの頭の上で威張る。

「こんなロッジまで作れるなんて驚きですわ」

「しかも、あたしたちを一瞬で治してくれたし」

「五分ぐらい掛かったにゃん」

「普通の治癒師だったら治せなかったと思いますわ、治せても料金もスゴいことに」

「「あっ!」」

 レベッカとポーラは揃って声を上げた。

「ネコちゃん、治療費のことなんだけど」

「出来れば、お友だち価格でお願いしますわ」

 擦り寄って来るふたり。

「にゃあ、要らないにゃん」

「でもそれじゃダメだよ」

「親しき仲にも礼儀ありですわ」

 何故かディスカウントを要求していた債務者に反対される。

 無料は居心地が悪いらしい。

「にゃあ、だったらふたりが連れてきたトラを治療費代わりにするにゃん」

 ロッジの防御結界に引っ掛かったままのトラを指差す。

 牙を剥いて唸り声を上げるホワイトタイガーは、まだやる気満々だ。

「それでいいの?」

「にゃあ、ダメだとしてふたりに相場の金額を払えるにゃん?」

「うっ」

 レベッカが固まる。

「いまのわたくしたちには、まず無理ですわね」

 ポーラは肩をすくめた。

「ちょうど金欠なんだよね」

「にゃあ、だったらトラで十分にゃん、オレは冒険者で治癒師じゃないから問題ないにゃん」

「わたくしたちのモノではありませんけど、いいのでしょうか?」

「にゃあ、レベッカとポーラが連れて来たんだから、優先権はそっちにあるにゃん、オレはそれを譲り受けた形にゃん」

 オレは部屋の中からトラに電撃を浴びせてとどめを刺し分解して格納した。

「あたしらは、野営の途中で襲われただけだけどね」

「ホワイトタイガーだなんていま知りましたわ」

「間一髪のタイミングでネコちゃんのロッジを見付けたのは奇跡的な幸運だよ」

「野営では獣除けの護符は使わなかったにゃん?」

「簡易でも護符は高いからね、それに費用対効果がいまいちなアイテムだからどうしても後回しになっちゃうんだよね」

「今回は運悪く結界を張る魔力も残ってませんでしたの」

「それでもいつもならトラなんかに遅れは取らないんだけど、今回は先手を取られたのが痛かった」

「にゃあ、このエリアではそれなりに準備しないとヤバいにゃんよ」

「うん、そうだよね」

「ネコちゃんの仰る通りですわ」

 迂闊だったと反省するふたり。

 どちらもそれなりに魔力を使う強力な武器を持つCランクの冒険者でも、不意を突かれるとトラ一匹で絶体絶命のピンチに陥るわけだ。

 オレも気を付けないといけない。


 ひとまずレベッカとポーラには風呂に入れて、その間に夕食を用意する。

 夕食を食べる直前に襲われたらしく落ち着いたらおなかが減ったそうだ。

「野営でお風呂なんて贅沢ですわね」

「うん、贅沢は最高だね」

 ふたりがオレの用意したスエットを着て出てきた。

「こっちも出来たにゃん」

 ステーキとハンバーガーとサラダにポテト。

 美味しいものは太るにゃん。

「これネコちゃんが作ったの?」

「にゃあ」

「州都の高級ホテルを越えていますわ」

「にゃあ、庶民の味にゃん」

「何かネコちゃんと根本的にずれてる気がする」

「難しい話は後にして食べますわよ」

「そうだね」

「食べよう!」

 リーリも食べるらしい。

「スープもあるにゃんよ」

 オニオンスープもどきを出す。

 さっきまで死にそうだった女冒険者たちとエビバーガーをたらふく食べたはずの妖精は猛烈な勢いで食べてる。

「なにこれネコちゃん!? 美味しすぎるんだけど!」

「こんなに美味しいお料理、初めて食べますわ!」

「これはね、クロウシのハンバーガーだよ、こっちがエビバーガー」

 妖精が代わりに説明してくれた。



 ○レークトゥス州 アルボラ街道 野営地


 王都と接する交通の要レークトゥス州にあって少々寂れているのが遠く辺境に繋がるアルボラ街道。その野営地にキャリーとベルはテントを設営して潜り込んでいた。


 真夜中。


「……!?」

 カサカサと微かだが風ではない音がした。

「ベル、囲まれてるみたいだ」

 キャリーはテントを囲む人の気配に気付いた。

「気付くのが遅いのです」

 ベルは既に臨戦態勢だった。

「何だ、わかってたのなら教えてよ」

「キャリーが気付かないなら無視してもいいかと思ったのです」

「いや、いくらなんでもそれはないよ」

「王国軍の兵士を襲うような素人ならマコトのテントに触れた途端」


『『『ぎゃあ!』』』


「素っ裸にされて気絶するのです」

「どれどれ?」

 テントの外を見ると気絶してる素っ裸の若い男が四人転がっているのがオルビスの明かりに照らされていた。

「わかるんだけど、裸はヤメて欲しいな」

「仕方ないのです、安全はただじゃないのです」

 キャリーとベルは男たちを縛り上げてからまたテントに潜り込んだ。



 ○帝国暦 二七三〇年〇五月〇四日


 ○プリンキピウムの森 南西エリア(危険地帯)


 日の出と共にロッジを片付けて、オレとリーリはプリンキピウムの街に向かうことにした。

「にゃあ、またにゃん」

「バイバイ」

「今度はあたしたちがおごるからね」

「おふたりとも気を付けてお帰り下さいませ」

「にゃあ、レベッカとポーラも気を付けて帰るにゃんよ」

 レベッカとポーラは、狩りをしながら夕方に戻るそうだ。ふたりともCランクだけあって徒歩でも移動が速い。

「ネコちゃんたちはプリンキピウムの何処に滞在してるの?」

「にゃあ、街の中ではギルドの裏庭でキャンプにゃん」

「ああ、ロッジを使ってるんだね」

「そうにゃん」

「あれなら宿も借家も必要はないですわね」

「羨ましい」

「にゃあ、でも、基本は街の外にゃん」

「なるほど、それで街の中であまり見掛けないわけね」

「にゃあ、オレは住所不定にゃん」

「冒険者の半分はそうですわ」

「そうだね、なかなか家は買えないからね」

「にゃあ、わかるにゃん」

「冒険者は基本、根無し草ですわ、落ち着くのは引退してからですわね」

「それか獣に食べられちゃうか」

「寿引退はないにゃん?」

「まずないですわね」

「まずないね」

「にゃお」



 ○プリンキピウム 西門


 レベッカとポーラと別れたオレたちは魔法馬をぶっ飛ばして、まだ早い時間にプリンキピウムに戻って来た。

 門を潜ってからはパカポコと歩かせて冒険者ギルドに行く。



 ○プリンキピウム 冒険者ギルド ロビー


「ネコちゃんに妖精さん、いらっしゃい、この前はありがとうね」

 受付嬢のセリアが声を掛けてくれる。

「にゃあ」

 他にもあちこちから「ありがとう」の声が掛かった。

 オレは手を振って買い取りカウンターに行った。



 ○プリンキピウム 冒険者ギルド 買い取りカウンター


「買い取りをお願いするにゃん」

「お~う、マコトか、今日は早いな~」

 買い取り担当のザック・リンフットは相変わらず覇気がない。

 身体は健康なので、元々こういうものなのだろう。

「倉庫直行でいいな」

「にゃあ」

 買い取りカウンターの裏もかなり広いがエビを並べられない。

 ザックと一緒に倉庫に行った。

「出していいぞ」

「にゃあ」

 格納空間で処理した獲物を次々と並べた。

「相変わらず常識外れの量だな」

 職員たちがパレットに載せた獲物を移動させる。

「巨大エビは何処に出せばいいにゃん?」

「巨大エビって、もしかして馬車よりデカい奴か?」

「そうにゃんよ」

「とっても美味しいよ」

 うっとりする妖精。

「確かに美味いが、巨大エビはCランクのパーティーで何とかって獣だぞ、それをひとりで狩って来たのか?」

「にゃあ、全部で十八匹にゃん、一匹はオレたちで食べるから売れるのは十七匹にゃんね」

「エビは十七匹売ってあげる」

「十八匹も獲ったのか!?」

 声が裏返る。

「にゃあ、やらなかったらオレたちが餌になっていたにゃん」

「確かにそうだ、しかしエビは微妙だな、運ぶ手間賃を考えると直接、州都に持って行った方がいいぞ」

「にゃあ、帰って来たばかりだけど、また州都に行くのも悪くないにゃんね」

 旅は嫌いじゃない。

「ついでに州都納品の条件付きでクロウシ一〇頭の依頼が来てるから、そいつも引き受けたらどうだ? マコトの指名依頼みたいなものだし」

「指名にゃん?」

「この前マコトたちが持って行ったから味をしめたんだろう。それにクロウシを一〇頭なんて、このプリンキピウムではマコト以外には無理な依頼だ」

「レベッカとポーラなら狩れると思うにゃん」

「いや、あいつらは狩れても一〇匹なんて運べないぞ」

「そうにゃん?」

「ふたりで五頭も運べないんじゃないか、それでどうする?」

「にゃあ、いいにゃんよ、どうせ州都に行くなら受けるにゃん」

「おお、そうしてくれると助かる」

「それで巨大エビ以外は買ってくれるにゃん?」

「勿論、上限までは買わせてもらうぞ」

「にゃあ」


 買い取りを終えた後は、クロウシ一〇頭の依頼票をセリアのところに持って行った。


「この依頼を受けたいにゃん」

「ネコちゃん、依頼を受けるの?」

「にゃあ、依頼を受けてこその冒険者にゃん」

「そうね、依頼を受けてこその冒険者よね」

 ロビーにいる他の冒険者たちも頷いてる。

「クロウシを一〇頭の依頼票ね、州都の冒険者ギルドに納品だけど大丈夫?」

「問題ないにゃん」

「クロウシは普通Cランク以上限定なんだけど、討伐経験者は許可って書いてあるからネコちゃんも大丈夫みたい」

「にゃあ」

 正式に受理されて、オレたちはギリギリ午前中のうちにまた街の門の外に出た。

「にゃー、廃屋のことを聞いて来るのを忘れたにゃん」

 まあ、不動産の話をしてる時間はないから後回しでいいか。


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