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革命前夜にゃん

 ○リアンティス州 州都イリオト イリオト城 領主執務室


「父上、先程、王都、タンピス州、リーリウム州、フィークス州の各境界門が閉鎖されたとの連絡が入りました」

 リアンティス州の経営を取り仕切る息子のユリウスが父の執務室に飛び込んだ。

「はお、王宮にしては仕事が早いではないか」

 アナステシアス・アクロイド公爵は息子の報告に笑みを浮かべる。

「よろしいのですか?」

「なに構わぬ」

「タンピスはともかくリーリウムとフィークスが王宮側に付いたのですよ」

「わかっておる、ヤツらはマコト派だ、当初から当てにはしておらぬ」

 いずれの領地もマコトから莫大な支援を受けているのを耳にしていた。

「父上は、本気で戦を始めるおつもりですか?」

「それは陛下の御心次第、私が口にする問題ではない」

「陛下が再革命をお望みなら兵を挙げるのですね」

「無論だ」

「勝てるとお思いですか? 王国軍はともかくリーリウムとフィークスの騎士団は強敵です」

「既に兵は動かしておる、明日の朝までには四万の兵が州都に揃う、いずれも精鋭だ、マコトに擦り寄った軟弱者とは鍛え方が違うわ」

「カエルムからですか?」

「そうだ」

 カエルム州は北方七州に属するリアンティス州の北に接する領地で今となっては唯一の境界門が開かれたままの領地だ。

「やはりあちらで兵を集めておられたのですね」

「何事も備えは必要だ」

「父上はケントルムの者と手を結んだのですね」

「ふん、使ってくれと懇願されたから利用するまでだ、それにケントルム本国の軍隊を呼び寄せるわけではない」

「父上、我が領には追加の四万を養う食料も物資も蓄えが有りませんがどうなさるのですか?」

「そのような些末な問題など現場の者にやらせれば良い」

「では、王国軍の様に近隣の町や村から徴発せよと仰るのですか?」

 王国軍の様な徴発とは略奪を意味する。

「王国軍はマズいな、そう慌てるでないユリウス、物資の調達はマルクに任せれば良い、あれが上手くやってくれるはずだ」

「マルク・ヘーグバリ男爵ですか?」

「そう、あれに用意させれば良い、ケントルムがいくらでも送って来よう」

「わかりました」

「心配するなユリウス、大義は我らにあるのだ」

「かしこまりました」

 ユリウスは改めて頷いた。



 ○エクシトマ州 帝都エクシトマ エクシトマ城 地下拠点 ブリーフィングルーム


 オレは地下拠点のブリーフィングルームで地図とにらめっこをしていた。

 無論、次の冒険をどうするかを考えているのだ。

 北はヤバい七神教皇国が氷の下に埋まっているからパスするとして東西南のいずれかにゃんね。

 東は東方未開拓地だ。ノルドの東にあるタウルス州の更に東。要は王国の東側の魔獣の森は全部オレの領地なのだ。厳密に言えば王国の領地ではないけどな。

 西はいまいるエクシトマから太古の道を通って砂海に向けて突っ走る。これもどのぐらいあるのか良くわからんほど広い。

 南は西南大陸。フィーニエンスの更に南方にある。大半が魔獣の森と思われ、かつてわずかにフィーニエンスの植民地があったらしいが、本当かどうか不明だ。ちゃんとした記録が残っていない。

 お手軽なのは太古の道がちゃんと確認されている西か。


『お館様と関係各位に連絡にゃん、カエルム州からリアンティス州の境界門を抜けて軍隊が移動しているのを確認したにゃん』

 ドラゴンゴーレムでリアンティス州を偵察している猫耳から念話が入った。

『『『にゃあ』』』

 各拠点や、王都とリアンティス州の境界門を守る猫耳たちが返事をする。

「軍隊にゃん?」

『にゃあ、いずれも進軍する魔法馬と馬車にアナステシアス・アクロイド公爵のところの紋章を掲げてるにゃん』

「騎士団ではないにゃんね」

『新たに組織した諸侯軍みたいにゃん』

 視覚共有でオレも兵士たちの姿を見る。魔法馬と馬車で構成された隊列なので進軍速度は速い。

 ただ兵士と言っても荷台に詰め込まれたヤツらの服装はバラバラで寄せ集めの人員であることがわかる。

『人数は四万ぐらいにゃん』

「寄せ集めっぽい割に銃の所持率が高いにゃんね」

 オレがざっくり見たところ兵士のほぼ全てに行き渡っているっぽい。

『お館様、あれはケントルム製にゃん、型がほとんど同じモノにゃん』

「確認するにゃん」

 オレは視覚同調で確認した荷台で寝ぼけている兵士から一丁かっぱらってコピーしてまた戻した。兵士はびっくとして一瞬消えた銃を抱えてキョロキョロしている。

「にゃあ、威力はそれほどでは無いけど連射が効くみたいにゃん、これは獣じゃなくて対人用にゃんね」

 これなら旧男爵領で作られていたアンティーク銃の方が威力がある。あれは真っ直ぐ飛ばないけどな。

 こちらは当たるが、オオカミ辺りでも一撃では無理な威力しか無かった。

『お館様、それはケントルムの軍用銃で間違いないにゃん、一般兵用の安物にゃん』

 銃器に詳しい猫耳が教えてくれる。

『たぶんケントルムが北方七州を通して武器を供与してるにゃん』

 王都に詰めているエマも念話に加わる。

『にゃあ、ケントルムの銃を持って北方七州のカエルム州から来てるにゃん、まず間違いないにゃん』

 北方七州は、貴族派に属する北方に位置する七つの領地だ。いずれも人口は少ないが、ケントルムに領主のルーツがあり、その繋がりからアナトリ王国の中でも豊かな側の領地になっている。実質ケントルム派だ。

「アナステシアス公爵は本当に困ったオヤジにゃん」

 オレはうんざり顔だ。

『お館様の暗殺未遂事件とも繋がってそうにゃんね、これで無関係だったら逆に凄いにゃん』

「にゃあ、いずれもケントルムのアナトリ王国侵攻計画の一環にゃん、アナステシアス公爵は先王を担ぎ出すのに利用されているにゃん」

『先王にアナステシアス公爵にゃん、使えなさはピカイチにゃん、利用価値は再革命による王都の絶対防御結界の無効化にだけにゃん』

「にゃあ、攻める側にとって絶対防御結界が有ると無いとでは大違いにゃん」

 こじ開けるには相当な労力が必要だ。

『絶対防御結界が消えなかったら革命軍は困ったことになるにゃんね」

「実際、消えないにゃん」

 絶対防御結界の再構築時に革命での無効化の要素は削除してある。案の定、面倒なヤツらが出てきた。

『ケントルムの連中もびっくりにゃんね」

「にゃあ、革命軍もケントルムもヤツらにはせいぜい驚いて貰うにゃん、そんなわけで各方面、よろしく頼むにゃん!」

『『『にゃあ!』』』』


『オ時間ニャン』

 念話を終えたところで猫耳ゴーレムに抱え上げられた。



 ○エクシトマ州 帝都エクシトマ エクシトマ城 地下拠点 大ホール


『にゃあ! これよりお館様だっこ会を開催するにゃん!』

「「「にゃあ!」」」

 拡声の魔導具で増幅された司会担当の猫耳の声を掻き消す勢いで新入りたちの声が響き渡る。

『オレはおまえらを歓迎するにゃん!』

 オレは自前の魔法で声を飛ばす。

「「「お館様にゃん!」」」

 大興奮の新入りたちが飛び跳ねる。

『始めるにゃん!』

「「「にゃあ!」」」

 ヌーラの地下迷宮で発見した半エーテル体の魂から再生した猫耳四八七〇〇人の抱っこ会が始まった。


 この数、今日中に終わるのだろうか?



 ○王都タリス 王立魔法大学附属魔法学校 学生寮 寮室


 留学生レイモン・アムラン十二歳ことケントルム王国第二王子ルーファス二〇歳は、ベッドに転がって、格納空間に仕舞ってある刻印をメンテナンスしていた。

 既に完成された刻印だが、彼の目指すモノとは大きな隔たりがあった。まだ無駄が多く美しさに欠ける。


『よろしいでしょうか?』

 念話はルーファス配下で表向き大使館の貿易事務官エサイアス・ネルソンだ。

『何事だ?』

『マルク・ヘーグバリ男爵より、リアンティス州の諸侯軍に対する物資の補助を要求されました』

『物資か、アナステシアス公爵は自前の軍隊の食料も調達出来ぬ状態なのか?』

『どうやら準備が整う前にカエルム州から兵を動かした様です』

『アナステシアス公爵に計画など期待するだけ無駄か、しかしヤツらにはも働いて貰わなくてはなるまい、カエルムから補給をしてやれ』

『よろしいのですか?』

『構わぬ、北方七州が先王側に付いたのはいずれ王宮に知れる、それに我々が合流する前に革命軍に自滅されても困る』

『かしこまりました』


 エサイアスとの念話を終えたルーファスは、また刻印のメンテナンスに戻る。相手がアナトリ王国の王国軍では歯応えが無いが致し方あるまい。それでも久しぶりの戦に血が沸き立つのを覚えた。



 ○リアンティス州 州都イリオト イリオト城 領主執務室


 アナステシアス公爵は通信の魔導具を置いた。

「補給は問題なくカエルム経由で届けられる、これで文句はあるまい」

「問題有りません」

 息子のユリウスが頷く。

「さきほど陛下にも革命のご意思をお伺いした、明日にはお返事を頂ける」

「かしこまりました、父上は陛下が革命を宣言されたら直ぐに動かれるのですね?」

「無論だ、アーヴィンが王都に戻る前にカタを付けねばなるまい、あの戦闘狂と遊んでいる暇は無いのだ」

 アナステシアス公爵はアーヴィン・オルホフ侯爵がハリエットの名代としてケントルムに向かっている情報を入手していた。

「確かにアーヴィン・オルホフ様と正面からやり合うのは避けたいところですね」

 領主親子もアーヴィン侯爵の戦闘力には一目置いていた。

「既にこちらの騎士たちにも準備をさせておる、諸侯軍も間に合うであろう」

「では、私も準備いたします」

「待てユリウス、おまえは城に残っても良いのだぞ」

 アナステシアス公爵も息子が戦闘に全く適正が無いのを承知していた。

「いえ、私も臆病者のそしりを受けるわけには参りません、同行致します」

「そうか、よかろう私と共に来るがいい」

「お供致します」



 ○リアンティス州 州都イリオト イリオト城 客間


「お久しぶりです、先王陛下、先触れも出さず失礼します」

 夕暮れを過ぎた頃、アナトリ王国の先王コンスタンティン二世は、部屋に入って来た人間の顔を直ぐに思い出せなかった。

 まだ、成人したてのような若い男。

 その服装からすると貴族か。

 領主階級の様だ。

 貴族は数多く見てきた、領主はいずれも一種独特な雰囲気を持っている。

 特に異質なのは、マコト公爵だ。

 そうだ、この青年はマコト公爵の実質的な後見人、カズキ・ベルティ伯爵か。

「ああ、これはこれはカズキ殿」

「お元気そうで何よりです」

 カズキは人懐っこい笑みを見せる。かつてこの少年のような姿に侮り酷い目に遭った貴族の話をいくつも耳にしていた。

「カズキ殿が、リアンティス州にいらしているとは珍しいのではないか?」

 中立派領主は王国派と敵対しているわけではないが、お互いが非干渉だったはず。

「本日は、先王陛下にお会いしたくて参りました」

「カズキ殿が我にか?」

 先王には心当たりがなかった。

「陛下は、再革命をお望みとの噂を耳に挟んだものですから」

「なるほどそれを我に確かめに来られたと?」

「恐れ多いことですが」

「噂か」

 笑みを浮かべる先王。

「真意をお聞かせれば幸いです」

「カズキ殿は、我に何をお望みか?」

「平穏でしょうか?」

「カズキ殿は、我に平穏をお望みか?」

「はい」

「では、そのように」

「陛下は、ケントルムの者にもそう仰せに?」

「さあ、どうであったか」

 先王はケントルムの人間に会ったことを否定しない。

「陛下、ボクはこの国を気に入ってましてね、陛下も同じかと思いますが」

「如何にも」

「それで再革命の後に陛下は何をなされるおつもりですか?」

「皆が望むままが良いのではいか、他にあるまい?」

 先王は笑みを絶やすこと無く答える。皆の望むままの政。それが最上なのだ。

「かしこまりました、陛下は御心をお聞かせ頂きありがとうございます、ではボクはこれにて失礼いたします」

 うやうやしく一礼したカズキ・ベルティの姿は一瞬で消え去った。



 ○リアンティス州 森林上空


「先王様が再革命を決意すれば、いよいよこれで準備不足のままアナステシアス・アクロイド公爵は兵を挙げざるを得なくなるにゃんね」

 昏い夜空に浮かぶドラゴンゴーレムから遠くにあるイリオト城を見詰める。

「先王に天に還って頂かなくて良かったのかい?」

 猫耳の後ろに乗ったカズキが尋ねる。

「にゃあ、その必要はないにゃん、先王の利用価値はアナステシアス・アクロイド公爵の排除とケントルムのあぶり出し以外にないにゃん」

「辛辣だけど正解か」

 アナステシアス・アクロイド公爵の収めるリアンティス州は、長年の無策が祟り財政的に苦しい状態が続いていた。そこにハリエットが王位に就き、王宮に寄生する既得権益を次々と潰したことから、領内経済の悪化に拍車が掛かっていた。そこにかつての豊かな公爵領の面影は急激に失われつつあった。

「キミたちが再革命を仕向けたのかい?」

「にゃあ、残念ながらアナステシアス公爵が勝手にやらかしたにゃん、ケントルムはもっと前から食い込んでいたみたいにゃんね、ウチらは再革命のタイミングを早めただけにゃん」


 ブラッドフィールド傭兵団の調査によると王国軍による諸侯軍の接収直後に護国派の仲立ちでそれまで対立していた北方七州と秘密裏に協定を結んでいた。

 護国派は現在リアンティス州の州都イリオトに向けて移動をしている諸侯軍の再建にも噛んでいる様だ。


「なるほどね、そこまで調べ上げるとは流石だね」

「にゃあ、ブラッドフィールド傭兵団の調査力は半端ないにゃん」

「お高いけどね」

「にゃあ、まったくにゃん」

 言い値を支払っているのでいまや猫耳たちはブラッドフィールド傭兵団にとって最大の顧客になっていた。お互い容赦しないのでたまにユウカが簀巻きにされているが。

「後はケントルムがどう出るかだね」

「本当にルーファス第二王子が潜伏しているなら、戦闘ゴーレムを大量に動かすかもしれないにゃん」

「王都で戦闘ゴーレムなんかに暴れられたら大惨事だね」

「にゃあ、まったくにゃん、カズキ殿のおかげでヤツらの足並みを乱せたのは大きいにゃん、改めてお礼を言うにゃん」

「いやあ、ボクもキミたちにはいろいろ稼がせて貰ったから、このぐらいは恩を返さないとね」

「十分にゃん、にゃあ、帰るにゃんよ」

 二人を乗せたドラゴンゴーレムはゆっくりと旋回すると王都に向けて一気に速度を上げた。



 ○エクシトマ州 帝都エクシトマ エクシトマ城 図書館


「セリ、どうかしたのか?」

 ミマが書類をめくったままフリーズしているセリに声を掛けた。

「にゃあ、いま拠点でお館様の抱っこ会が行われているにゃん」

「それで?」

「お館様の抱き心地を共有しているにゃん」

「そうか」

「最高にゃん」

「最高なんだ」

「この至高の体験を共有できないミマは実に哀れにゃん」

 本当に可愛そうなモノを見る目になるセリ。

「別に構わんが」

 ミマからするとマコトを抱っこしてそこまで感動できる猫耳たちが不思議だった。


「にゃあ! 飛行ユニットの資料発見にゃん!」

「「「にゃあ!」」」

 少し離れた場所で猫耳たちが騒いでいる。

「飛行ユニットか?」

 ミマも興味があるのでそちらに行ってみる。

「どのぐらいあるんだ?」

 にゃあにゃあ言いながら資料を漁っている猫耳たちに声を掛けた。

「この辺り一帯がそれっぽいにゃん」

 猫耳の一人が両手を拡げた。

「随分とあるんだな」

「そうにゃんね、帝国が集めただけはあるにゃん」

「記憶石板がオリエーンス連邦のモノで、紙がオリエーンス帝国のモノらしいな」

「そうみたいにゃん」

「にゃあ、記憶石板には飛空船の専門的なモノはないにゃん、図鑑レベルにゃん」

「飛空船は軍用にゃんね、軍事機密に引っ掛かるから図書館情報体にも入って無かったにゃん」

「資料的な価値があるのは、オリエーンス帝国のものにゃんね、発掘した飛空船の調査資料にゃん」

「にゃあ、ただどの飛空船もしょっぱいにゃんね」

 本をめくる猫耳たち。

「高度限界を超えられる以外は見るべきモノがないにゃん」

「そうなのか?」

「これなんてまるで気球にゃん、機動性はドラゴンゴーレムが数段上にゃん、戦闘力は比較にもならないにゃんね」

 猫耳が本を開いて挿絵を見せる。確かに形はまんまゴンドラをぶら下げた熱気球だ。

「気球ではそうだろうな」

「カホに聞いたら、実際に見たものは飛行船みたいだったそうにゃんよ」

「それが軍用なのか?」

「空を飛べるアドバンテージは大きいにゃん」

「防御結界を張れる魔法使いが必須にゃんね」

「にゃあ、どう見ても実際の運用はただの移動用にゃん」

「飛行ユニットは、かなり不安定だったにゃんね、直ぐに爆発したり暴走したりするみたいにゃん」

「技術的に高度な魔導具を技術レベルの低い人間が扱うとそうなるな」

 ミマも猫耳たちのディスカッションに混ざる。

「発掘現場でありがちな事故だ、特に犯罪奴隷と盗掘に入った盗賊が派手にやらかす」

「さすが専門家にゃん」

「にゃあ、壊れた飛行ユニットの実物があれば面白そうにゃん」

「残念ながら帝都には実物は残ってないみたいにゃんね」

「最後の飛空船が爆散して実物はすべて失われたみたいにゃん」

「「「残念」にゃん」」

 ミマと猫耳たちが声を合わせた。


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― 新着の感想 ―
[良い点] とても面白く一気に読ませてもらいました これからも更新頑張ってください 応援しています
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