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アイリーン第二王妃にゃん

「お館様、第二王妃様がお待ちにゃん」

「にゃあ、わかったにゃん、直ぐにお会いするにゃん、おまえたちはエクシトマとヌーラの情報を集めて欲しいにゃん」

「了解にゃん、お館様が手に入れた新しい領地にゃんね」

「にゃあ、エクシトマもヌーラも無人の領地だけど大公国に隣接してるからウチらにとってはそう悪くないにゃん」

「トンネルが出来たら誰か実際に見て来るのもいいにゃんね」

 猫耳たちが新しい領地について話し合う。

「ウチは当然行くにゃん」

「にゃあ、ヌーラは城壁の修理と刻印の打ち直しがあるから、ウチらが行かないとダメにゃん」

「四州分の土地を城壁で囲ってるってスゴいにゃんね、それって本当にあるにゃん?」

「これまで大公家や公爵家が維持してたのだから、何かしら存在するのは間違いないにゃん」

「探検ならエクシトマも面白そうにゃん」

「幻の廃帝都エクシトマを探すにゃんね、男のロマンにゃん」

「にゃあ、ウチらはいまは男じゃないけどわかるにゃん」

「まずはヌーラの城壁にゃんね」

「ヌーラは、城壁の修理と刻印の打ち直しぐらいならオレが行ってもいいにゃん」

 オレが手を挙げた。

『……』

 魔法蟻からもヌーラに向けたトンネルの試し掘りの要望の念話が届いた。

『にゃあ、掘り始めていいにゃん』

 念話で魔法蟻にも指示を出した。

『……』

 魔法蟻たちが右前脚を上げて口をカチカチさせる。

『にゃあ、ヌーラには近い内にオレが行くから、まずは最短ルートで魔獣の森じゃない場所まで頼むにゃん』

『……』

『よろしく頼むにゃん』

 交通網の整備は何よりも優先したい。



 ○王都タリス 城壁内 貴族街 上級地区 人喰い大公の館 客間


 オレは、客間のソファーにちょこんと座って第二王妃を待つ。天井画の鳥が羽ばたいてる。動いてるにゃんね。


 面会は遅い時間でも良いとのご希望だったので会うことにした。

「第二王妃殿下をご案内にゃん」

「にゃあ」

 猫耳が案内してきたのは、ふたりの侍女を従えた一〇代半ばにしか見えない赤毛の気の強そうな女の子だった。

 顔立ちはフレデリカに似ている。

 実際には二四歳だ。

 隣国ケントルムの王族もかなりの魔力を有しているらしい。

「マコト・アマノにゃん、アイリーン第二王妃殿下にお会い出来て光栄にゃん」

「そなたがマコトか、話には聞いていたが本当に六歳の童女だったのだな、フレデリカともども世話になる、済まない」

「これも何かの縁にゃん」

「やはりフレデリカには、毒が仕掛けられていたそうだな」

「にゃあ、首席宮廷魔導師の仕業だったと聞いたにゃん」

 アイリーンが深く頷く。

「フレデリカと宮廷魔導師との接点など無かったのだが、ましてや主席と会う機会なんて皆無だったはずだが」

「あの程度の魔法なら接触する必要もないにゃん」

「本当か?」

「にゃあ、上位の宮廷魔導師クラスなら同席する必要もないにゃん、だから実際の術者の特定は難しいにゃん」

「宮廷魔導師が敵に回ると言うのは、恐ろしいものだな」

「今回は全部が敵に回ったわけじゃないにゃん、呪いを発見したのも宮廷魔導師と違うにゃん?」

「アーヴィン殿は、マコトのお手柄だと仰っておられたぞ」

「筋道を作ったのは陛下とハリエット様とアーヴィン様にゃん、オレはそれに従っただけにゃん」

「では、そういうことにしておこう」

「アイリーン様たちも治療していいにゃん?」

 国王が第二王妃をオレのところに寄越したのは、その意味もあったと思われる。

「私だけではないのか?」

「そうにゃん、後ろにいるお姉さんたちもにゃん」

 ふたりの侍女はどちらも二〇代後半。側仕えの格好だが紛れもなく魔法剣士だ。本来の仕事は守護騎士なのだろう。

「青い髪のお姉さんは毒を盛られてるにゃん、緑の髪のお姉さんは呪いにゃんね」

「申し遅れました、私はアナイス・アライスと申します、我らにも毒が盛られているのですか?」

 綺麗な青いストレートヘアのアナイスは、驚きの表情を浮かべた。

「にゃあ、アナイスのは起爆回路付きの毒にゃんね、解放詞を耳にすると仕掛けられた毒が身体に回る仕組みにゃん」

 解放詞は、起爆回路を起動させるパスワードで囁くか魔法で直接撃ち込むことも可能だ。時限式と違って接触する必要があるが魔法式は確実に起動する。

「ドミニク・ベルナールと申します。マコト様、私に掛けられた呪いとはいったいどの様なものなのですか?」

 緑のふんわりした巻き毛のドミニクはそれほど驚いてはいない。自分の身体をしげしげと見ている。

「にゃあ、ドミニクの呪いは、彫像病を発症させる呪いにゃん、しかも真っ先に心臓がやられるように小細工されてるにゃん、ドミニクに掛けられた呪いもアナイスと同じ起爆回路付きにゃん、解放詞も同じかもしれないにゃんね」

 同じ解放詞ならふたりを同時に葬ることが出来る。

「アナイスとドミニクにも仕掛けられたのか?」

 アイリーンは苦々しい表情を浮かべた。

「にゃあ、守護騎士を狙うのは保険みたいなものにゃん、力尽くで襲い掛かった時に有効にゃん」

「マコト、ふたりの毒と呪いの解除は可能なのか?」

「にゃあ、問題ないにゃん、どっちも即死系だからさっさとやるにゃん、アイリーン様もにゃんよ」

「私にはいったい何があるんだ?」

「にゃあ、三人ともエーテル器官に彫像病の大きな発症リスクがあるにゃん、アイリーン様で一年以内に九割、ふたりは一〇年以内に七、八割の確率で発症するにゃん」

「たった一年で来るのか?」

 アイリーンは自分の手を見た。

「にゃあ、彫像病は魔力の強い者の宿命にゃん、特にアイリーン様の場合は人為的に操作された痕跡があるにゃん」

「既に呪いが発動したわけか?」

「そうにゃん、自然な発症を偽装するため症状はゆっくり進行するように調整されているにゃん」

「手が込んでいるのだな」

「かなり用意周到にゃん、だからこれだけ多くの人に呪いや毒を仕掛けられたにゃん」

「宰相殿の性格そのものだったわけか」

 アイリーンは寂しそうな表情を浮かべる。

「黒幕のニエマイア・マクアルパインはそういう性格だったにゃんね」

「そうだ、何事も用意周到に進めるのが宰相殿だ」

「敵に回ると厄介な人間にゃん」

「王室に本気の敬意を払っていた宰相殿が、我らを裏切るとはとても思えないのだが」

「にゃあ、アイリーン様は黒幕が別に存在すると考えているにゃん?」

「いや、そこまで断言はしないが、宰相殿が事件の黒幕と教えられて違和感を覚えたのも事実だ」

「にゃあ、勘は大事にゃん」

 アイリーンの言葉どおりニエマイア・マクアルパインの人となりが、突然変わったのであれば、黒幕に断定するのは拙速な判断かもしれない。

「マコト様はエーテル器官を治せるのですか?」

 青い髪のアナイスはオレを見た。

「にゃあ、治せるにゃん、直ぐに始めるから、そのままでいて欲しいにゃん」

 空間を結界で仕切り治癒の光をあふれさせた。

「まずは、毒と呪いを浄化するにゃん」


 アナイスとドミニクの体内に撃ち込まれた負の因子を治癒の光に混ぜた聖魔法の青い光で焼き切った。


「続いてエーテル器官の修正にゃん」

 こちらは三人一緒に修正する。

 治癒の光で満たしつつエーテル器官のエラーを消して真っさらな状態にした。


「にゃあ、これで完了にゃん」

 結界を解くと青い光が消え去った。

「マコト、これは?」

 アイリーンが驚きの表情を浮かべていた。

「にゃあ、防御結界強化のために魔法馬をプレゼントしたにゃん、専用の格納空間に収まってるので使っても使わなくても問題ないにゃん」

「かなり立派な馬だがいいのか?」

 再生しなくても馬の情報は主人に伝わる。

「にゃあ、物理的に防御結界を強化するにはこの方法がいちばんにゃん」

「随分と乱暴なアプローチだが、確かに効果的か」

 アイリーンの言葉にアナイスとドミニクも頷く。

「済まない、魔法馬の代金は後ほど精算しよう」

「にゃあ、プレゼントに代金は不要にゃんよ」

「済まない、代金の代わりにマコトに譲れる領地は国内に無いのだ」

「オレは別に領地を集めてるわけじゃないから気にしなくていいにゃん」

「では、マコトが私の手助けを必要とした時に協力するとしよう」

「それは助かるにゃん」

「マコト、私は屋敷から出なければ良いのだな?」

「にゃあ、敷地の中なら庭に出ても構わないにゃん」

「庭に出てもいいのか?」

「防御結界で敷地を覆ってるから大丈夫にゃん」

「では、庭で魔法馬を走らせても良いのか?」

「にゃあ、それも問題ないにゃん」

「それは楽しみだ」

 どうやらかなりお転婆な王妃様らしい。

「オレは、ノルドとヌーラの視察があるので数日留守にするにゃん、用事があるときは近くの猫耳に伝えて欲しいにゃん」

「マコトは、ノルドとヌーラにも行くのか?」

「にゃあ、ヌーラを太公様に頂いたにゃん」

「また随分とスゴいところを貰ったのだな」

「にゃあ、陛下からはエクシトマ州も頂いたにゃん」

「それもスゴいな」

「そうにゃん、オレの領地は全部スゴいにゃん、まだ一歩も足を踏み入れてないところが大半にゃん」

「アーヴィン殿にも困ったモノだ」

 苦笑いのアイリーン。

「にゃあ、王国軍の財政難は半端ないから仕方ないにゃんね」

「王国軍と言えば、王宮ではフレデリカがマコトの諸侯軍と王国軍を従えて王都に攻め入るのではないかと噂が流れているそうだ、まったくいろいろと面白いこと考えるヤツがいるものだ」

「にゃあ、オレのところにはまだちゃんとした諸侯軍はないにゃん、王国軍は練度がしょっぱ過ぎて近衛軍には歯が立たないにゃん」

 次は大公と組んでの噂も出そうだ。

「難癖を付けてフレデリカとマコトと王国軍を潰そうとしているヤツらが少なからず居ると言うことだ」

「にゃあ、五歳児と六歳児を潰そうだなんて酷いヤツらが居るにゃんね」

 ドラゴンをけしかけてくるヤツらもいるわけだからそれに比べたら可愛いものだ。

「残念ながら、貴族にはその手の下衆な輩が多い。」

「にゃあ、王都は怖いにゃんね、オレは森を駆け回ってる方が性に合ってるにゃん」

「人の世は、とかく思い通りにはいかないものだ」

「そうにゃんね」



 ○王都タリス 城壁内 貴族街 上級地区 人喰い大公の館 王都拠点


 アイリーン殿下が守護騎士を連れてゲストルームに引き上げたところで、オレは地下に降りた。

「お館様、ヌーラ州とエクシトマ州の情報が集まるのはもうちょっと掛かるにゃん、いま、大公国にある資料を漁ってるにゃん」

「にゃあ、大公国ならどっちにも隣接してるから何か有りそうにゃんね」

 乱暴に地理的なことを言えば国王に貰ったエクシトマ州は大公国の西側、金ピカ大公に貰ったヌーラ州は北側に一部に隣接してる。

 隣接してる境界線の辺りが大公国も人跡未踏の森の中なので、地上からの移動に関しては新たに道路を作る必要がある。


『にゃあ、オレにゃん、いまいいにゃん?』

『おわっ! 何だマコトか、いきなりだから驚いたぞ』

『にゃあ、本日はお日柄もよく、大公陛下に於かれましてはますますの商売繁盛にゃんね』

 フルゲオ大公国のレオナール・ボワモルティエ大公に念話を入れた。

『付け足しの変な挨拶は不要だ、何か用か?』

『実はヌーラ州とエクシトマ州を手に入れたにゃん』

『はあ、ヌーラとエクシトマだと?』

『そうにゃん、だから大公国側の境界門を開く許可が欲しいにゃん』

『開くのは構わんが、エクシトマはともかく城壁で囲まれてるヌーラに門を開いても意味がないと思うが』

『にゃあ、大公国と繋がるとオレに取っては都合がいいにゃん』

『マコトがそういうのなら好きにすればいい、その代わり周囲の整備代はそっちで出してくれ』

『了解にゃん』

『そう言えば、ヌーラと境界を接するフェリクロシーヴァ州だが、森の結界が暴走してここ二〇〇年ほど誰も入れなくなってる』

『にゃ、そうにゃん?』

『使いみちが無いから長年捨て置かれたが、マコトならどうにかなるだろう? おまえにやるから麦畑にでもしてくれ』

『にゃあ、わかったにゃん』

 大公国は国内に魔獣の森を持たない代わりに国内のかなりの土地が人間が入れない森の結界でくくられていた。オレたちは問題なく入れるけどな。

『それにしてもヌーラとエクシトマなど何にするのだ? どっちも魔獣の森だろう、ヌーラなんか城壁に囲まれて入ることも叶わぬはずだ』

『にゃあ、最優先はその城壁の維持と管理にゃん、実際にこの目で見ないことには現状どうなってるのかわからないにゃん』

『四つの州を囲んでいるのは本当だ、ただし管理は行き届いてはいまい、かつて我が国に割譲の話が来たぐらいだ、持て余していたのだろう』

『それは間違いないにゃん』

『ヌーラには大いなる災いが封じられてるそうだ、マコトならどうってことはないと思うが気を付けろよ』

『やあ、了解にゃん、少なくとも大公国に迷惑は掛けないにゃん』

 冗談や迷信で領地を封じる物理障壁たる城壁を築いたわけではないだろうから、何か良くないものがあるのは間違いない。

『手が足りなくなったら、言ってくれ、魔導師でも何でも貸してやるぞ』

『にゃあ、そうにゃんね、手が足りない時は頼むにゃん』


 大公陛下の許可も取ったので、大公国側の道路と境界門の整備も同時に行うことにした。ついでに無人の領地フェリクロシーヴァ州の開拓もやることにする。

 米でも作ってみるか?

『にゃあ、フェリクロシーヴァ州を田んぼに変えるプロジェクトにゃんね』

 大公国のプロトポロス拠点から念話が入った。

『そうにゃん、それと森の結界を修正して街道を復活させるにゃん』

『かしこまりにゃん、いまから作業を開始するにゃん』

『にゃあ、明日からでいいにゃんよ』

『了解にゃん』

 大公国内の整備はプロトポロスの拠点に行ってる猫耳たちにやらせることにした。


「にゃあ、お館様に今日だけで二〇件の面談申込みが有ったにゃん」

 留守番をしていた猫耳から報告を受ける。

「にゃ、オレに面談にゃん?」

「上は公爵家から下は男爵家までにゃん」

「にゃあ、王都の貴族がオレに何の用事にゃん?」

「縁談にゃん」

「わかってはいても六歳児の婿になろうなんて頭が湧いてるにゃんね」

「お館様、家の利益になるなら六歳だろうが五歳だろうがめとるし嫁ぐにゃん、それが貴族にゃん」

「特にお館様は、富豪で領地も山のように持ってるにゃん、こんな優良物件はなかなかないにゃん」

「ほとんど魔獣の森にゃん」

「にゃあ、魔獣の森じゃない領地もあるにゃん」

「そうにゃん、叩き売りされていたケラスで毛虫の毛皮の生産を始めたし、大公国の領地から持ち込まれる小麦がスゴいにゃん、お近づきになりたいと思うのは当然にゃん」

「「「にゃあ」」」

「遺跡バカを婿に押し付け無かっただけ、王家は偉いにゃん」

「にゃあ、それで縁談を持ってきたヤツらはどうしたにゃん?」

「当家で王家の遺跡バカを預かるとお話してお引き取り頂いたにゃん」

「にゃあ、明日からエドモンド王子には遺跡と男と幼女しか愛せない男と言う噂が流れるんにゃんね」

「革命の旗頭にするには業が深いにゃん」

「にゃあ、逆に畏れられそうにゃん」

「エドモンド王子が王位に就いても直ぐに次の革命が起こるにゃんね」

「「「間違いないにゃん」」」

 猫耳たちは声を揃えた。

「お館様、ブルーマー男爵家だけは縁談では無かったにゃん」

 オレが最初に猫耳にしたアール・ブルーマー男爵の家だ。

「にゃあ、当主が失踪してもまだ裏稼業に励んでるにゃん?」

「妹が後を継いでるにゃん、裏稼業に携わってた人間はひとりも残ってないから真面目にやってるにゃん」

「にゃあ、面談の要件は何にゃん?」

「お詫びにゃん」

「にゃあ、兄貴がオレを襲撃したのは知ってるにゃん?」

「どうやら計画を立ち聞きされてたにゃん、ブルーマー男爵家の人間だけあって隠形の技は超一流にゃん」

「バカな兄貴を持つと妹は苦労するにゃんね」

「面目ないにゃん」

 元アール・ブルーマー男爵のアルが耳をぺたんとさせる。

「現在のブルーマー男爵家はどうなってるにゃん?」

「借金で首が回らない状況にゃん」

「裏稼業で稼いでいたのと違うにゃん?」

「兄貴が宵越しの金は持たない系だったので、カジノで擦ったにゃん、お館様の襲撃計画も借金返済が本当の目的だったにゃん」

「にゃあ、なかなかのクズっぷりにゃん」

「面目ないにゃん」

 更に耳をぺたんとさせる。

「借金はどうなったにゃん?」

「結構な額にゃん、ウチらが集めた情報によるとカジノのオーナーが、借金のカタに妹を娼館に売っ払う話を進めてるみたいにゃんね」

「明日はブルーマー男爵邸に行くにゃん」

「「「にゃあ!」」」


 まずは身近な問題の解決が最優先だ。


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