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プリンキピウムの森の拠点にゃん

 ○帝国暦 二七三〇年〇八月三〇日


 ○プリンキピウム 西門


「お早ようにゃん」

「「「にゃあ」」」

 翌朝、魔法馬に乗ったオレと猫耳三人はプリンキピウムの門にやって来た。

「お早よう!」

 オレの頭にはリーリが乗ってる。

 チビたちは寄宿学校でお勉強だ。

「ようマコト様、それと妖精さんと仲間が三人な、今朝は随分と早いな」

 門番をしてる守備隊のにいちゃんにカードを見せる。

「にゃあ、久し振りの森だからワクワクして早く目が覚めたにゃん」

「そいつは羨ましいね、今日は何時頃に戻る予定だ?」

「何日か潜る予定だから今日は戻らないにゃん」

「わかった、気を付けてくれよ」

「にゃあ、ありがとうにゃん」

「「「にゃあ」」」

「バイバイ!」

 オレたちは城壁に沿って魔法馬を走らせ、いつもの森に入る道に馬を進めた。

「まずは、森の拠点にゃん」

「「「にゃあ!」」」

 そこで三体の猫耳ゴーレムを出した。

「おまえたちは生きてる金属の調子を見るにゃん、防御結界を使わないで付いて来るにゃん」

『『『ニャア』』』

「出発!」

 リーリが声を張り上げた。


 プリンキピウムの森の拠点は門から南方に半日ほどオレたちの魔法馬を走らせた場所にある。魔獣の森との中間地点だ。

 エリア的には危険地帯な上に徒歩だと三~四日は掛かる位置なので、高位の冒険者でも簡単には近づけない。

 来るとしたら近衛軍の騎士ぐらいだ。ヤツらがいちばん厄介だったりするが、ここもオレの知行地なので文句を言われる筋合いはない。



 ○プリンキピウムの森 南エリア(危険地帯) プリンキピウムの森拠点


 途中で休憩を挟みつつ昼前にプリンキピウムの森拠点に到着した。拠点の前で魔法馬を消した。

「にゃあ、到着にゃん」

 プリンキピウムの森拠点は、州都の猫ピラミッドと同じ形だが、森でピンクは目立ち過ぎるのでこちらのは迷彩カラーになっている。

「猫耳ゴーレムも来たにゃんね」

『『『ニャア』』』

 魔法馬に遅れることなく付いて来れた。

「にゃあ、遅れなかったけど汚れたにゃんね」

『『『ニャア』』』

 三体の猫耳ゴーレムは、いずれもどす黒く獣の血にまみれていた。途中、襲い掛かってきた獣を血祭りに上げたからだ。

 ぶち殺した獣はスタッフがおいしくいただくことになってるにゃん。

「にゃあ、汚れたら自分でウォッシュを掛けないとダメにゃんよ」

『『『ニャア』』』

 三体の猫耳ゴーレムはそれぞれ自分の身体をウォッシュした。

「次は防御結界を使うにゃんよ」

『『『ニャア!』』』



 ○プリンキピウムの森 南エリア(危険地帯)


 プリンキピウムの森拠点ではオレと猫耳たちの連携訓練とバージョンアップした猫耳ゴーレムたちの運用実験を行う。

「猫耳ゴーレムとはともかく、いままで基本一人でぶちかまして来たから連携を取って戦ったことがないにゃん」

 新車セールスも孤独な戦いだった。

「にゃあ、お館様は拠点でのんびりしてていいにゃんよ」

「無理にゃん、そういうのはオレの趣味じゃないにゃん、自分でやらないと気が済まない質にゃん」

「だからって危ないのは禁止にゃんよ」

「にゃあ、それはおまえらもにゃん、勝手に死んだら生き返らせて説教にゃん」

「「「にゃああ、それは怖いにゃん」」」

『お館様、恐鳥の特異種発見にゃん!』

 監視をしてる猫耳から連絡が入った。

「了解にゃん! 訓練開始にゃん」


 オレと一〇人の猫耳に襲い掛かられた恐鳥は、特異種の大物だったが秒殺だった。


「にゃあ、魔獣はともかく特異種とはいえ獣に集団で襲い掛かるのはあれにゃんね、いじめに近いものがあるにゃんね」

「にゃあ、同感にゃん」


『お館様、恐鳥の特異種五〇羽の群れを発見にゃん、そいつらが本隊でさっきのは斥候だったみたいにゃんね』

「了解にゃん! 訓練再開にゃん」

「「「にゃあ!」」」


 オレと一〇人の猫耳に襲い掛かられた恐鳥の群れは、さっきと同じく特異種でも大物だったが逃げる間もなく殺された。

「にゃあ、生きてる金属で強化したガトリングガンはあれにゃんね、魔獣以外に使うものじゃないにゃんね」

 恐鳥の群れが原型を留めない何かになってしまった。

「にゃあ、一方的な殺戮だったにゃん」

「恐鳥の特異種ってもしかして弱いにゃん?」

「にゃあ、それはないにゃんあの大きさなら、一羽が近付いただけで街が大騒ぎになるにゃん、冒険者ならAランクでどうにか相手ができるレベルにゃん」

「Bランクなら四、五人で戦って全滅しなければ上出来にゃん」

「やっぱりガトリングガンが強すぎるにゃん、魔獣相手でちょうどいいにゃん」

「にゃあ、次はガトリングガン無しで行ってみるにゃん」


『お館様、マンモスの群れを発見にゃん!』


 興奮気味の念話が入った。

「マンモスって、肉と金が同等の価値がある特上の食材にゃん」

「おお、それはおいしそうだね!」

 昼寝をしていたリーリがセーラー服の胸元から這い出した。

「でも、特異種でもないのに魔獣並みに強いにゃん」

「めちゃくちゃにゃん」

「マコトたちなら問題ないよ」

「にゃあ」

「「「殺るにゃん」」」

「待つにゃん! マンモスの肉は食品工場にも無かったはずにゃん、ここで獲り尽くすより飼うにゃん!」

「マンモス牧場にゃんね」

「おお、それはいい考えだね! 大賛成だよ!」

 リーリも諸手を挙げて賛成した。

「拠点の横にマンモス牧場を作るにゃん!」

「「「にゃあ!」」」

「オレたちはマンモスを牧場に誘い込むから牧場の準備を頼むにゃん」

『『『にゃあ』』』

 拠点にいる猫耳たちも返事をした。


 目の当たりにしたマンモスはオレの想像を越えて大きかった。

「デカいにゃんね、何を食べるとこんなにデカくなるにゃん?」

 ただでさえデカいこっちのゾウよりはるかにデカい。

「にゃあ、お館様そんなの肉に決まってるにゃん、こいつら特異種でも何でも襲って食らうにゃん、死んだ親父が見たそうにゃん、ウチは今日まで信じてなかったけど実物を見るとアリにゃんね」

 猫耳のチンピラだったオヤジのいい思い出にゃんね。

「にゃあ、そうにゃん、このマンモスを見たら十分あり得そうにゃん」

「まずはステーキだね」

 リーリは早くも調理内容に頭がいってる。

「にゃあ、魔獣はともかく強いほど美味しいこの世界の理に合わせれば、通常種で魔獣並みに強いマンモスはメチャクチャ美味しいことになるにゃんね」

「ウチも、そう聞いてるにゃん」

「にゃあ、でもこれを狩るとなったら大事にゃんね」

 石器人みたいに冒険者が群れて襲うのだろうか? マンモスも群れだからリスクが高そうだ。

「幻の食材だけのことは有るにゃん」

「楽しみ!」

 地球に存在したマンモスよりも凶暴だろうし、おおきいから馬力も半端なさそうだ。名前と形は似てるが完全に別の種類だ。

「二〇〇頭ちょっといるにゃんね」

「牧場もかなりの大きさが必要にゃん」

「囲いも城壁級にゃんね」

「お館様、マンモスをどうやって誘い込むにゃん?」

「にゃあ、結界で囲って牧場の方向にしか進めない様にするにゃん、下手に刺激して暴れられるとマンモスの子供が潰されるにゃん」

「後は群れの前を走れば勝手に付いて来るにゃんよ、ヤツらの大好物は人間にゃん」

 小さな村がマンモスに襲われて全滅とか、かつてはそう珍しい事案では無かった。

 近年はプリンキピウムの近くに小さな村が存在しないので、そのような惨劇は無くなった。

「結界はOKにゃん、行くにゃんよ!」

 馬に乗ったオレと三人の猫耳で群れの前に飛び出した。


『『『バオオオオオオオ!』』』


 パオーンの野太い版だ。

 オレたちを見付けたマンモスたちが一斉に走り出す。

「にゃあ、こっちにゃんよ」

 群れをぎりぎりまで引き寄せてオレたちは馬を出した。

 地面が激しく振動する中、木々の間を縫って四頭の魔法馬が走る。

「スゴい迫力にゃん!」

「にゃあ、まるで山津波にゃん!」

「巻き込まれたらぺしゃんこにゃん」

「にゃあ、マンモスの鼻が魔法馬のお尻を掠めてるにゃん」

 オレは殿で華麗な曲乗りをマンモス共に披露したかったが、猫耳たちにパンツが見えるからダメと却下されていた。

 だから先頭のペースメーカーをやってる。

 ここでしくじると全滅なので、重要なポジションだ。

 速度が上がり過ぎないように距離をギリギリに保ったまま走り続ける。

「もうちょっとにゃん!」

「にゃあ、マンモスの鼻息がヤバいにゃん!」

「牧場の塀が見えたにゃん」

 マンモスを迎え入れる為に口を大きく開けてる。



 ○プリンキピウムの森 南エリア(危険地帯) マンモス牧場


 オレたちはそのまま牧場の中に駆け込んだ。

 マンモスたちもオレたちの後に続く。

 群れの後続も次々と牧場の敷地内に入り込む。

 オレたちは馬の速度を上げマンモスたちを引き離し散開する。

 マンモスたちはオレたちを追うのを諦めたが、代わりに餌がどっさり積んで有るのを見付けた。

 オレたちのことは直ぐに忘れた様だ。


 マンモスの群れも最後尾近くになると塀の外側に行きそうになったり、立ち止まったりして思うように進まなくなった。

 ここからが結界の出番だ。

 柔らかな結界を少しずつ少しずつ狭めて自然と塀の中に進める様にする。

 全部入れたところで塀を完成させた。


 マンモスたちから忘れられたオレたちは木の上から観察する。

「健康面に何らかの問題のある個体が全体の半分にゃんね、ここから治すにゃん」

 マンモスにはエーテル器官がないので、患部を直接治療する。

「手間が掛かるけど仕方ないにゃんね」

「美味しいお肉の為にゃん」

「頑張るにゃん」



 ○プリンキピウムの森 南エリア(危険地帯)


 マンモス牧場と並行して猫耳ゴーレムの戦闘実験を開始する。

「両手にガトリングガンと同じ機能を組み込んであるにゃん、まずはそれから試して欲しいにゃん」

『『『ニャア!』』』

 横一列に並んだ猫耳ゴーレムたちは手を前に突き出した。

「撃つにゃん!」

 掌の先で銃弾が再生され発射される。

 発射側はほとんど音がしないが着弾した的は派手な音を立てて吹っ飛んだ。

「撃ち方止めにゃん」

 ピタッと射撃が終了した。

「威力は申し分ないにゃんね、改良ガトリングガン×二台とほぼ同等にゃん」

「お館様、猫耳ゴーレムからの魔力漏れが大きいにゃん」

「にゃあ、やっぱりそうにゃん」

「発射プロセスを全部魔法でやってるせいかもしれないにゃんね」

「半エーテル体の弾丸を生成する段階で漏れてるみたいにゃん、ガトリングガンはそれを本体内でやってるにゃん」

「内部に移すとなると専用のエーテル機関を増設した方がいいにゃんね」

「にゃあ、お館様そんなことをしたら威力まで上がって、もっと面白いことになるから賛成にゃん」

「「「にゃあ♪」」」


 残念ながらオレたちにはツッコミ担当がいないのでそのまま火器専用のエーテル機関が猫耳ゴーレムに搭載された。


『『『ニャア♪』』』

「猫耳ゴーレムたちがオレを抱っこして前より激しくスリスリするにゃん」

 柔らかいから気持ちいい。

「にゃあ、火力と一緒にお館様大好き度が上がったにゃんね」

「マジにゃん!?」

「マジだと思うよ」

 リーリは生クリームたっぷりのクレープに舌鼓を打ちながら他人事だ。



 ○プリンキピウムの森 南エリア(危険地帯) プリンキピウムの森拠点 露天風呂


 猫耳ゴーレムの再度のバージョンアップを終えて、オレたちは拠点の露天風呂に入ってる。

 猫耳たちが猫ピラミッドの後ろにさっき作ったにゃん。

「「「おそとにおふろ!」」」

 猫耳たちがチビたちをトンネル経由で連れて来た。

 お風呂に入ってマンモスを食べたら寄宿学校に帰す予定だ。

「おやかたさま、あたしかりがしたい」

「あたしも」

「いっぱいたおしちゃうよ」

 シアとニアとノアの四歳児たちは残留を希望した。

「「……」」

 ビッキーとチャスはわがままを言わないが狩りがしたくてウズウズしてるのは同じだ。

「直ぐにでも冒険者になれそうにゃんね」

「「「あたしたちはまほうつかいになるの!」」」

 四歳児たちは元気に主張した。

「にゃあ、皆んな偉いにゃんね」

 オレが四歳児の頃って何をしてたろう?

 さっぱり覚えてない。

「ビッキーとチャスはどうにゃん、ここで狩りがしたいにゃん?」

「「はい」」

 もじもじしながら答えた。

 ビッキーとチャスも寄宿学校に戻らないで、プリンキピウムの森拠点に残って狩りをしたいらしい。

 魔法馬を与えてあるし猫耳&猫耳ゴーレムが守ってるから問題ない。銃は魔力を鍛えるのにちょうどいいし。

「にゃあ、わかったにゃん、明日から五人で仲良く狩りをするにゃんよ」

「「「やった!」」」

 この世界の魔法は如何にエーテルを効率よく操るかが肝なので、是非とも幼いうちに上手い使い方を覚えてもらいたい。

「これからじゃダメなの?」

「にゃあ、狩りは日がある内にやるものにゃん、夕方以降はシェルターに篭もるのが森の狩りの基本にゃん」

「ロッジでもいいの?」

「にゃあ、ロッジでもテントでも野宿でも、安全に夜を過ごせるようにするにゃん」

「「「はい」」」

「にゃあ、お風呂を出たらマンモス食べ放題にゃん!」

「「「やった!」」」


 ところでマンモスは本当に美味しいのだろうか?



 ○プリンキピウムの森 南エリア(危険地帯) プリンキピウムの森拠点 食堂


 マンモスのステーキを一斉に口に運ぶ。

「にゃ!?」

「「「おいしい!」」」

 四歳児と五歳児たちが声を上げた。

「にゃあ、これはヤバいにゃん」

「美味しいよ! これは美味しすぎるよ!」

 妖精も大興奮だ。

 初めて食べたマンモスは、クロウシを遥かに凌駕していた。

 異世界の理に間違い無し。

 地球のマンモスとは多分まったく別物なんだろう。いや、もしかして美味しかったから狩り尽くされて絶滅したのかも。

「マンモスの肉はここぞと言う時に使うのが良さそうにゃんね」

「「「同感にゃん」」」

「「「おかわり!」」」

 チビたちと妖精それにオレたちもおなかいっぱいマンモスを楽しんだ。

 寄宿学校の子どもたちにもマンモスの肉を届けたので、いまごろおなかをパンパンにしてるはずだ。


 夕食の後、そろってソファーで撃沈したチビたちを猫耳ゴーレムが寝室に運んだ。



 ○プリンキピウムの森 南エリア(危険地帯) プリンキピウムの森拠点 ラウンジ


「お館様はチビたちと別行動にゃんね」

「そうにゃん、オレは明日になったら魔獣の森前衛拠点に移動するにゃん、チビたちにはここで狩りをやらせて欲しいにゃん」

「了解にゃん」

「お館様、トンネルを使えば直ぐ魔獣の森前衛に到着するにゃんよ」

「にゃあ、森の深い場所はオレも何度も来たわけじゃないから、ついでに探検したいにゃん」

「そうにゃんね、冒険者はこんな奥まで来ないにゃん」

「森で馬を使うこと自体ないにゃん」

「盗賊も来ないにゃん?」

「にゃあ、森にお金はないから当然足を踏み入れないにゃん」

「お金と言えば、盗賊王アマデウスの財宝がプリンキピウムの森に眠ってるという噂は聞いたことがあるにゃん」

「盗賊王アマデウスにゃん?」

「実在したか不明にゃん、いまから五〇〇年ぐらい前の話にゃん」

「手下を二〇〇〇人も使って、街を襲ってたらしいにゃん」

「にゃあ、盗賊団の規模じゃないにゃんね」

「襲うのは領主や貴族ばかりだったので庶民から人気が有ったみたいにゃん」

「貧乏人を襲っても金にならないからと違うにゃん?」

「にゃあ、実際には貧乏人もしっかり襲っていたと言う記録が残ってるにゃん、奴隷にして売り払ってたにゃん」

「そいつの財宝がプリンキピウムの森に隠されてるにゃん?」

「にゃあ、アマデウスたちは最後にプリンキピウムの森に追い詰められて消息を絶ったにゃん」

「財宝を持ったままだったという話にゃん」

「五〇〇年も経ってるのに見付かってないにゃん?」

「にゃあ、当時はいまよりもちょくちょく魔獣が出る環境にゃん、深い場所に入ったらまず生きて帰れないにゃん」

「追手はアマデウスたちを森に追い込んだ時点で任務完了だったと思うにゃん」

「二〇〇〇人が話半分として一〇〇〇人で入り込んだのなら、かなり深い場所まで行けた可能性があるにゃんね」

「でも、魔獣と特異種が出るにゃんよ」

「にゃあ、魔獣はともかく特異種が反応するのは魔力にゃん、強い魔法を使わなければ見付からずに済むにゃん」

「にゃあ、すると森の奥まで逃げ延びた話もあながち間違ってないにゃんね」

「そういうことにゃん」

「本当に財宝を持っていたかどうかの方が怪しいにゃんね」

「にゃあ、明日は移動ついでにアマデウスのお宝の真偽を確かめるにゃん!」

「「「にゃあ! お宝にゃん!」」」

 オレより猫耳たちがヤル気まんまんだった。


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