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凱旋にゃん

 ○帝国暦 二七三〇年〇八月二八日


 ○プリンキピウム街道 旧道


 いよいよこの旅も最終日になった。

 プリンキピウムからハリエットとリーリで出掛けたオレたちは馬車に猫耳たちを満載しての凱旋だ。こっそり着いて来たビッキーとチャスは途中参加だな。

「にゃあ、今日の昼過ぎにはプリンキピウムに到着にゃん」

「「「にゃあ!」」」

 昨日に引き続き三台の馬車でパカポコ進む。

 猫耳たちは毎日入れ替わってるので今日も別の猫耳だ。

「街が近いのにヤバめの獣が出るあたりプリンキピウムにゃんね、帰って来たと実感するにゃん」

 それでも道が持ってる獣避けの結界が力を取り戻したらしく路上には出て来ない。子供の気配を感じ取って結界ギリギリにまで近付いていたが。

 そんな迂闊な獣は、獲物に早変わりだ。

「「「おやかたさま、しとめた!」」」

 シアとニアとノアの四歳児たちはそれぞれ馬に乗って銃を携えてる。ビッキーとチャスも馬に乗ってるが防御結界に集中してた。

「何が獲れたにゃん?」

「「「オオカミ!」」」

「にゃあ、三人共やるにゃんね、まだやるにゃん?」

「「「やる!」」」

「頑張ってにゃん」

「「「がんばる!」」」

「にゃあ、ビッキーとチャスも狩りをしていいにゃんよ、シアたちは猫耳も見てるから大丈夫にゃん」

「「はい」」

 ふたりはうれしそうに魔法馬を加速させた。

 オレは、お昼ごはんの下ごしらえを拡張空間でやりながら周囲を探索する。

 丸腰の人間が出会ったら危険な獣ばかりだがウチのチビたちは違う。

「やった!」

「しとめた!」

「もういっぴき!」

「おおかみ!」

「くろいおおかみ!」

 チビたちは次々と危険な獣を狩り獲って行く。

「にゃあ、この辺り前より獣が増えてるにゃんね、これも遺跡の影響にゃん?」

「可能性はあるね」

 リーリがオレの頭の上で頷く。

「特異種なら引き寄せられるのはわかるにゃん、でも普通の獣は魔力には反応しないにゃん」

「そうか、普通の獣か、何でだろうね?」

 リーリも首をひねった。

「特異種がいなくなったから気ままに歩き回ってるとか?」

「それはあるかもしれないにゃんね」

 団体行動から自由になれる。

「自由になった途端、チビたちに狩られたにゃんね」

「世の中、そう言うものだよ」



 ○プリンキピウム街道 旧道 休憩所


 最後の休憩所でお昼ごはんにした。

 もうプリンキピウムの街は目と鼻の先だ。

「「「おやかたさま!」」」

 ビッキーとチャスに先導されてシアとニアとノアも戻ってきた。馬を消して駆け寄って来る。

「きょうのおひるごはんはなにぃ?」

「なにぃ?」

「メニューは唐揚げにゃん」

「「「からあげ!」」」

「やった!」

 いちばん喜んでるのはリーリだった。

 オレが下ごしらえした肉を猫耳ゴーレムに揚げてもらって唐揚げ定食を作った。

 肉はいろいろミックスしてある。

「休憩所では唐揚げ定食と豚汁定食、それに蕎麦とカレーは出したいにゃんね、こっちの料理がないけどいいにゃん」

「茹で肉と硬いパンのことにゃん?」

「にゃあ、アレは厳しいにゃんね」

「お館様の料理を食べると身体が受け付けなくなるにゃん」

「「「わかるにゃん」」」

「お館様のウルフソルトは売らないにゃん?」

「にゃあ、そんなのも有ったにゃんね」

「あれは売れるにゃん、ベイクウェル商会に卸すといいにゃん」

「構わないにゃん、明日にでもサンプルをダドリーに見せるといいにゃん」

「了解したにゃん」



 ○プリンキピウム街道 旧道 休憩所


 ゆっくりとした昼食を終えたオレたちはプリンキピウムに向けて出発した。

 途中で街道に合流するからチビたちは馬車に回収済みだ。

 そして直ぐに城壁が見えた。

「わあ、おおきいカベだね」

「まちがあるよ」

「あれがプリンキピウム?」

「そうにゃん、あれが城塞都市プリンキピウムにゃん」

 シアとニアとノアの四歳児たちに教える。

 都市って言うほど人が住んでないけどな。

「「「プリンキピウム!」」」

 四歳児たちは生まれて初めて見る他の街に大興奮。

「「かえってきた」」

 ビッキーとチャスもうれしそうだ。

 予定通り昼過ぎに到着した。



 ○プリンキピウム 西門


「よお、マコト様、久しぶりだな」

 守備隊のおっちゃんだ。実は隊長にゃん。

「にゃあ、帰ってきたにゃん」

「ずいぶんいるんだな、一人ずつカードを見せてくれ、無ければ手続きを頼む」

 馬車三台分にオレと四歳児も含めて合計で六四人いる。

「にゃあ、全員持ってるにゃんよ」

 オレからカードを取り出した。

 副隊長が魔導具のカードリーダーに通す。

「マコト様、Eランクになったんだな、貴族様になったのが先か」

「にゃあ、そうにゃん」

「ハリエット様のこともそうだが、マコト様には度肝を抜かれてばかりだ」

「にゃあ、そんなに褒めなくたってビールぐらいちゃんと出すにゃん、勤務が終わってから飲むにゃんよ」

 ビールのケースを出す。

「ありがたく頂戴します」

 隊長はビールケースを隊員に運ばせた。

「「「つぎ、あたし」」」

 四歳児たちがカードを出す。

 州都の市民カードだ。

 猫耳が引き取って来たときに作らせたものだ。

 狩りが出来ても一人での行動ができるわけじゃないので冒険者カードはダメだ。

 四歳児たちに続いて猫耳たちがカードを見せた。

「全員、問題ありません、お通り下さい!」

「「「にゃあ!」」」

 守備隊の面々が敬礼してくれる。オレたちも敬礼して門を潜った。

 まずはホテルに向かう。



 ○プリンキピウム プリンキピウム・オルホフホテル 前


「マコトさん、それに妖精さんとビッキーとチャスもお帰りなさい!」

「おかえり!」

 最初に出迎えてくれたのはホテルのドアマンの制服に身を包んでるシャンテルとベリルだった。

「にゃあ、ただいまにゃん!」

「「「ただいま!」」」

 ビッキーとチャスそれにリーリが声をそろえた。

「お館様、ウチらはこのままプリンキピウムの森に向かうにゃん」

「にゃあ、気を付けて行くにゃんよ」

「「「にゃあ」」」

 一緒にプリンキピウムの街に入った猫耳六〇人のうち五〇人は馬車二台をUターンさせ門に戻る。

 途中、こっそりトンネルに下りてプリンキピウムの森の拠点に入る予定だ。



 ○プリンキピウム プリンキピウム・オルホフホテル ロビー


 猫耳たちの馬車を見送ってオレたちはロビーに入った。

「猫耳さんたちは到着したばかりなのに直ぐ森に行くんですか?」

 シャンテルは少し心配そうだ。

「にゃあ、そうにゃん、森に潜って狩りをするにゃん」

「大丈夫なんですか?」

「あいつらもロッジを持ってるから問題ないにゃん、疲れたらのんびりできるにゃん」

「ネコちゃんとおなじ?」

 ベリルがオレにくっついて訊く。

「にゃあ、そうにゃん、同じぐらい強いにゃん」

「だったら、安心です」

「にゃあ」

「ウチらはお館様のお部屋に行くにゃん」

 残留組の猫耳が手を挙げた。

「にゃあ、ジャグジーに浸かるといいにゃん、最高にゃん」

「「「にゃあ♪」」」

 残りの一〇人はオレのペントハウスでくつろぐべくエレベーターに向かう。

「シアとニアとノアはシャンテルとベリルにご挨拶にゃん」

「「「はい」」」

 四歳児たちは元気に返事をした。

「あたしはシア」

「あたしはニア」

「あたしはノア」

「「「よろしくね!」」」

「三人はベリルと同じ四歳にゃん」

「あたしとおなじ?」

 ベリルは自分を指さした。

「そうにゃん」

「あたしベリル! なかよくしてね!」

「そしてシャンテルは皆よりお姉さんで一〇歳にゃん」

 シャンテルを紹介する。

「シャンテルです、よろしくね」

「にゃあ、シアたちを寄宿学校に連れて行って遊んでやって欲しいにゃん」

「うん、あそぶ!」

 ベリルが最初に声を上げた。

「「「あたしたちもあそぶ!」」」

 シアたちも声を揃えた。

「にゃあ、シャンテルとベリルや寄宿学校の皆んなにもお土産があるにゃん」

 ふたりにトラのぬいぐるみを贈呈する。

「「ぬいぐるみ?」」

 デフォルメされたトラのぬいぐるみを抱き上げるシャンテルとベリル。

「「かわいい」」

 気に入ってくれたみたいだ。

「「「あたしたちとおそろい!」」」

 シアたち三人もトラのぬいぐるみを出した。

「「わたしたちも」」

 ビッキーとチャスも出す。

「これはただのぬいぐるみじゃないにゃん、皆を守ってくれるにゃん」

「これをね、こうするとカクノーできるんだよ」

「こうするの」

「かんたんだよ」

 拡張空間への収納の仕方を四歳児たちが説明してる。

 魔力を消費せずに格納できるので誰でも楽に扱える。

「にゃあ、後は任せたにゃん」

「じゃあ、まずはホテルの中を案内してあげるね、それから寄宿学校の皆んなの所に行こう」

 シャンテルはお姉さんだけあって頼りになる。

「ビッキーとチャスも頼んだにゃん」

「「はい」」

 ふたりは敬礼してから皆んなの後を追って行った。

 楽しそうで何よりだ。


「ただいまにゃん」

「ただいま!」

 オレとリーリは、フロントにいたコレットとフェイに声を掛けた。

「お帰りなさいネコちゃん、妖精さん」

 コレットはフロントが板についてる。

「お帰り、王都はどうだった?」

 フェイはまだ冒険者が抜けきってない感じだ。靴とかゴツい冒険者用のブーツのままだし。

「にゃあ、城壁の中は入れなくて街の中は見物出来なかったにゃん」

「それは残念だったね」

「にゃあ」

 連れていた猫耳ゴーレムが戦闘用認定されて城壁内に入るのを拒否された。猫耳ゴーレムは戦闘用じゃなくて汎用型なのだが、説明するだけ無駄だろうということで特に抗議もしなかった。見物以外の用事もなかったし。

 猫耳ゴーレムみたいに小さくて軽い軍用ゴーレムなんて無いと思うのだが、本物の軍事用ゴーレムはいまだ発見されていないこともあって定義があいまいなのだ。

 実際には密かに発掘されてると思うが、それをわざわざ公にするバカはいないらしい。

「ネコちゃんがジェドさんを救出したのよね?」

 今度はコレットが訊く。

「にゃあ、あれはいろいろ運が良かったにゃん」

「運だけでどうにかなるものじゃないと思うけど」

「にゃあ、シャンテルとベリルに頼まれてジェドが消息を絶った場所に行ったから助けられたにゃん」

「死んだって聞いてたジェドさんが元気に帰って来たから皆んなびっくりしてたよ」

 フェイも驚いた口らしい。

「フェイもジェドを知ってたにゃん?」

「うん、州都で仕事をしたときたまたま知り合ったの、ジェドさんが行方不明になる直前だったかな、ノーラさんの息子さんで、シャンテルとベリルのお父さんだったのも知らなかったよ」

「にゃあ、それは余計に驚いたにゃんね」

「私はジェドさんを復活させたネコちゃんに驚いたけど」

「それはありますね」

 コレットの言葉にフェイが頷く。

「マコトだからね、その程度のことはちょろいよ」

 オレの頭の上でリーリが胸を張った。

「ネコちゃん、ノーラさんに聞いたんだけど旧道を整備したって本当なの?」

 続けてコレットに訊かれる。

「うん、あたしも聞いた」

 ノーラさんには通信の魔導具を通して進捗状況を報告していた。

「にゃあ、休憩所と宿泊所を作って道路も補修したにゃん、獣の対策もしたから前よりは安全に州都に行けるにゃんよ」

「お客様にご案内しても大丈夫?」

「にゃあ、州都に戻るお客さんなら問題ないにゃん、州都のホテルでも案内が始まったはずにゃん」

「わかったわ、早速案内するね」

「よろしく頼むにゃん」

「あたしは、アニタたちがどれほど成長したのか確認して来るよ!」

 リーリは厨房に飛んで行った。



 ○プリンキピウム プリンキピウム・オルホフホテル 支配人室


「にゃあ、ノーラさんはいるにゃん?」

 支配人室のノーラさんを訪ねた。

「お帰りなさいマコトさん、長旅お疲れ様です、それにジェドのことありがとうございました」

「ただいまにゃん、ノーラさんのおかげでホテルは順調みたいにゃんね」

 ロビーのお客さんを見ればひと目でわかる。

 それも以前のプリンキピウムの街ではほとんど見掛けなかった貴族や金持ちらしき人ばかりだ。

「州都経由でたくさんのお客様がいらしてくれてます」

「にゃあ、アーヴィン様が随分と宣伝してくれたみたいにゃん」

「領主様の奥様にもご推薦いただいてる様ですよ」

「にゃあ、クリステル様にゃんね、州都でお世話になったにゃん」

「マコトさんは州都でも随分と活躍されたそうね」

「そうでもないにゃんよ」

「ジェドを助けてくれたでは有りませんか? 幾らお礼してもし足りないぐらいです」

「にゃあ、もうお礼はいいにゃんよ、そのジェドはどうしてるにゃん?」

「厨房で働かせてます、冒険者よりずっと向いてるみたいです」

「にゃあ、それならいいにゃんね」

「マコトさん、ポーラのご両親がご挨拶したいそうです、いろいろサービスにご助言を戴いています」

「わかったにゃん、オレからもお礼を言っておくにゃん」


 ポーラの両親は王都で長らく上級貴族の屋敷で執事と女中頭をしていた人たちだ。引退してオパルスにいるポーラの兄のところに身を寄せていると聞いたので、プリンキピウムのホテルに招いたのだが、面会する前にオレが出掛けてしまったので今日まで会えずじまいだった。



 ○プリンキピウム プリンキピウム・オルホフホテル 従業員寮


 ポーラの両親は従業員寮の方にいた。ホテルの部屋を用意したのだがこちらを選ばれたらしい。

「お邪魔するにゃん」

 扉を開けてくれたのはポーラだ。

「お帰りなさいネコちゃん、いつ戻られましたの?」

「にゃあ、さっき帰って来たにゃん、ポーラのご両親に挨拶に来たにゃん」

「こちらからご挨拶に伺うのが筋ですのに」

「無理を言って来て貰ったのにそんな失礼はできないにゃん」

「おお、あなたがマコト様ですか」

 白い髭の背筋のピンとした上品な中年男性が玄関口に現れた。上品でありながらがっしりとしたその身体はかなり鍛えられている。

「にゃあ、マコト・アマノにゃん、本業は冒険者なので『様』は要らないにゃん」

「私はマシュー・ベンサム、ポーラの父です。この度はいろいろお世話になりました」

「にゃあ、こちらこそホテルに貴重な助言を感謝してるにゃん」

「あら、マコト様が戻られたの?」

 奥から出た来たのは、金髪を後ろでしっかりまとめた中年女性だ。上級貴族のお屋敷でメイド長をしていたと聞いてたから厳しい感じの人かと思ったが、第一印象は優しそうなご婦人だった。

「にゃあ、マコト・アマノにゃん」

「まあ、本当に小さくて可愛いお嬢さんだったのですね、わたくしがポーラの母、ハンナと申します」

「にゃあ、遠いところを来て頂いて感謝にゃん」

「いまお茶を用意しますので、中にお入り下さい」

「にゃあ」


 ポーラの両親が滞在してるのは家族用の従業員寮だ。こちらはホテルの客室と違ってまんま三LDKのマンションだ。

「マコトさんにお願いがあるのですが」

 話を切り出したのはポーラーの父マシューさんだった。

「私と妻をこちらで雇ってはいただけないでしょうか?」

「にゃあ、そのことならオレもノーラさんと相談していたにゃん」

「相談ですか?」

「おふたりにこのホテルの副支配人をお願いしたいにゃん」

「副支配人ですか?」

「にゃあ」

「副支配人はコレットさんとフェイではありませんの?」

 ポーラはよく知ってるようだ。

「にゃあ、ふたりには前に断られているにゃん、いまは臨時でお願いしている状況にゃん」

「ああ、確かにふたりとも忙しそうでしたわね」

「にゃあ、マシューさんとハンナさんのおふたりが引き受けてくれるとオレも助かるにゃん」

「もちろん、お引き受けいたします」

「はい、務めさせていただきます」

「にゃあ、良かったにゃん、待遇面は後でノーラさんと相談して欲しいにゃん、それから良かったらポーラもここに住んでいいにゃん」

「本当ですの?」

「にゃあ、家族用の寮だから構わないにゃんよ」

「ああ、でもレベッカを一人に出来ませんわ、家賃を折半してますもの」

「にゃあ、レベッカは単身者用の部屋で良かったら使っていいにゃん、ただし異性の連れ込みは禁止にゃんよ、その代わりちゃんと結婚したら家族用に移れるにゃん」

「その点は大丈夫ですわ、レベッカに話したら今日にでも引っ越して来ますわ」

「にゃあ、各方面に連絡したので問題ないにゃん」

 既に念話で報告した。


 ちなみにレベッカは、本当に直ぐ引っ越して来た。


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