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龍の躯にゃん

 ○帝国暦 二七三〇年〇八月〇六日


 ○フルゲオ大公国 ドクサ州 城塞都市プロトポロス 上空


『『『マコト様!』』』

『『『ニャア!』』』

 朝、騎士と猫耳ゴーレムたちに盛大に見送られてオレたちはプロトポロスを発った。

「「「またね!」」」

 ビッキーとチャスそれにリーリが手を振る。

「にゃあ! また来るにゃん!」

 城の上空を一周回ってから衝撃波が出ない程度の速度でドラゴンゴーレムを飛ばす。

 直線でアルボラの境界門に向かう。

 オパルスなんてバックレたいところだが、本当に誘拐されそうなので素直に出頭するしかない。



 ○フルゲオ大公国 上空


「午前中の内にオパルスに到着にゃん」

「あそこベーコンがおいしくないから、あまり好きじゃない」

 リーリはオパルスでの朝食がいまだに許せないらしい。オレの作るベーコンとは材料が違うから仕方ない。

「ラーメンはおいしかったよ」

「うん、おいしかった」

 ビッキーとチャスはラーメンが気に入ったらしい。

「そうだね、ラーメンは認めざるをえないよ」

「だったら今度ラーメンを作るにゃん」

「それと美味しいベーコンね!」

「ブタの特異種を使ったベーコンが最高にゃん」

「うん、ブタの特異種のベーコンは美味しいよね、思い出したら食べたくなっちゃったよ」

「にゃあ、わかるにゃん」

 串に刺した焼き立ての餅ベーコンを出す。

「ありがとう!」

 リーリは、早速オレの頭の上で食べ始める。

「みゃあ!」

 熱い油が頭に落ちた。



 ○アルボラ州 西方街道


 二時間程度のフライトでアルボラの境界門を抜け、前回と同じく人目につかない場所でドラゴンゴーレムから魔法馬に乗り換えた。

 オレの後ろにビッキーとチャスを乗せて林の中から街道に出てパカランと走り出す。リーリは引き続きオレの頭の上だ。

 馬車をごぼう抜きしてオパルスに向かう。

『にゃあ、オレにゃん、間もなくオパルスに到着するからホテルの建設予定地の場所を教えて欲しいにゃん』

 カズキに念話を入れた。

『ホテルの建設予定地、ああ、龍の躯だね、フリーダに案内させるから冒険者ギルドに行って』

『了解にゃん』



 ○州都オパルス 冒険者ギルド


 パカポコと顔パスになったオパルスの門を通り抜け冒険者ギルドに向かう。

 道行く人がこっちを見ている。

「にゃあ、オレたちも有名になったみたいにゃん」

「そうだね、大活躍だったもんね」

「拝んでる人もいて照れるにゃん」


 冒険者ギルドの前には魔法馬に乗ったフリーダがオレたちを待っていた。

「にゃあ、ただいまにゃん」

「「「ただいま!」」」

「お帰りって、スゴい魔法馬に乗ってるのね、えっ、それってまさか聖魔石!?」

「そうにゃんよ、ありがたいお馬さんにゃん」

「油断すると昇天しちゃうから気を付けてね」

「なんか既に昇天してる魂があるみたい、キラキラ光ってる」

 もしかして注目を集めてたのはオレたちじゃなくて馬か?

「では、龍の躯に案内するわね、ここからそれほど遠くないけどマナの濃い場所だから気を付けてね」

「にゃあ、オレは平気にゃん」

「あたしも平気だよ」

「「へいき!」」

「だったら安心ね」

「にゃあ、なんでマナの濃い場所が街のど真ん中にあるにゃん?」

「諸説あるけど古すぎて良くわからないみたい、まさか本当に龍が埋まってるとは思えないけど」

「にゃあ、それはわからないにゃんよ」

「龍って本当にいるの?」

「いるよ」

 フリーダの疑問にリーリが即答した。

 多分、本当に何処かにいるんだろう。

「本当にこれから向かう龍の躯に埋まってるかもしれないにゃんね」

「ネコちゃんたちは無理だけはしないでね」

「にゃあ、オレたちの逃げ足は誰よりも速いから問題ないにゃん」

「龍だって追いつかないよ!」

「「はい!」」

 掘り出した龍がおとなしくしてればいいけどな。



 ○州都オパルス 龍の躯


 フリーダが案内してくれた龍の躯は、大雑把な木製の塀で仕切られ入口には守備隊の詰め所が有った。

 年配の隊員がふたりいるだけで、駐車場の管理人みたいな雰囲気の爺ちゃんたちだ。

「これはこれは姫様、お待ちしておりました」

 ふたりの隊員が敬礼する。

「そちらがマコト様ご一行様ですね、皆さんウチの孫より小さいですが大丈夫なのですか?」

「ネコちゃんはこう見えてウチのギルドでいちばん強いのよ」

「マコトだからね!」

「おお、妖精さんもいらっしゃる」

「「こんにちは!」」

 ビッキーとチャスも元気に挨拶した。

「可愛いお嬢さんたちだ」

「お馬も神々しいですな」

「婆さん!?」

 爺ちゃんの一人の隣に婆ちゃんが現れ一礼すると光の粒子になった。

「おお、婆さんが天に還った」

「えっ、そうなの!?」

「にゃあ、この馬の聖魔法の光のせいにゃん」

「こいつの連れ合いは先週亡くなりまして、そうですか、お馬さんの聖魔法で送っていただきましたか」

 もう一人の爺さんが説明してくれる。

「ありがとうございます、マコト様」

「俺からも礼を言わせて下さい」

「にゃあ、オレの力じゃなくて聖魔石の力にゃん、だから礼には及ばないにゃん」

「あっ、それ以上マコトの馬に近付くと爺ちゃんたちまで天に還っちゃうから気を付けてね!」

 リーリがオレの魔法馬にすがりつきそうな爺ちゃんたちを止めてくれた。


「にゃあ、ここから先はオレたちだけで行くにゃん、今日は戻れるかどうかはわからないけど心配は無用にゃん」

 オレは魔法馬の鼻先を龍の躯に向ける。

「私も行こうか?」

 フリーダが同行を申し出てくれる。

「にゃあ、マナの濃さはここにいても感じられるにゃん、この先は自前でそれなりの防御結界が張れないと確実にエーテル器官をやられるにゃんよ」

「うっ、そこまでの防御結界は難しいかも」

 後ずさるフリーダ。

「まずはこの塀の内側からマナを消費しながらホテルの建物を作るにゃん」

「わかったわ、終わったら入口にいる守備隊の隊員に知らせてね」

「にゃあ、それじゃ行くにゃん」

「またね!」

「「いってきます!」」


 オレたちは門をくぐり抜けて龍の躯に馬を進めた。

「まずはちゃんとした塀が必要にゃん」

「そうだね、木の塀ではマナがダダ漏れだもんね」

「「だだもれ!」」

 探査魔法でライン取りをし木製の塀に代わる石造りの塀の取替作業を開始した。

 魔法馬を走らせ木製の塀を消し代わりに石の壁を地面からせり上がらせる。高さ一〇メートルのちょっとした城壁みたいな塀だ。


 マナの濃度が高いほどオレの魔法は威力を増す。

 三〇分ほど掛けて敷地を一筆書きで走り、まだ入口にいたフリーダに手を振ってから塀を繋いで閉じた。


「にゃあ、これで塀の中に龍の躯を封じ込めたにゃん」

「そうだね、ここからが本番だね」

「「ほんばん!」」

 ビッキーとチャスもやる気満々だ。


 目の前にある龍の躯は曲がりくねった木々に覆われた丘だ。それはまるで巨大な一つの木の様に見えた。

 その姿は畏怖の念を掻き立てる。

 本能的な恐怖が立ち入りを拒む。

 それでも入り込む奴は頭のネジが緩んでるか、完璧な結界を張れるオレみたいな魔法使いだけだろう。

 この濃度、魔獣が生息可能な濃さだ。

 木々に覆われた龍の躯の中の濃度は更に跳ね上がる。

 結界なしの人間なら即死レベルだ。

「龍の躯の中は猫耳ゴーレムを拾った時よりもヤバいにゃん」

「それだけ濃いのにほぼ龍の躯の中に封じ込められてるのがスゴいね、普通だったら魔獣が来ちゃう濃度だよ」

「龍の躯が結界になってるっぽいにゃん」

 馬を歩かせて、じっくり探査魔法でサーチしながらマナが濃い理由を探る。結界が邪魔をするがこちらの出力を上げて無理やり探った。

「にゃ!?」

 ほんの少し程度歩いたところで原因が見えた。

「にゃあ、本当に何かが埋まってるにゃん」

 緑に覆われた丘の中に大きなモノが埋まっている。

 全長一〇〇メートルはある。

「にゃあ、しかもその大きさで全体の半分もないにゃん」

「下半身しかないね」

 リーリにも見えた様だ。

 半分しかないのにまだ死ぬこと無く結界を作ってマナの流出を封じ込めている。なかなか気が利くヤツだ。

「にゃあ、これがドラゴンにゃん?」

「魔獣では無さそうだね」

 更に詳細にサーチする。

「大きさがぜんぜん違うけどオレのドラゴンゴーレムに似てるにゃん」

「つまりドラゴンゴーレムってこと?」

「にゃあ、ゴーレムなら、このまま分解できるはずにゃん」

「そうだね」

「試してみるにゃん、その前に結界を張り直さないとダメにゃんね」

 現在の結界は半分しかない巨大ドラゴンゴーレムが担っている。

 高濃度のマナを封じ込める結界が無くなったらオパルスの市民のうち半分が即死して残りが深刻な状態に陥ると思われる。

 平たく言えばオパルスが壊滅して近い将来、魔獣の森に沈む。

「結界で龍の躯を覆ったにゃん」

「これで安心だね」

「「あんしん!」」

 続けて埋まっていたドラゴンの半身を分解して格納した。


 魔法龍の半身はオレの格納空間の中でもナイアガラの滝みたいに膨大な量のマナを吐き出している。

「にゃあ、どうせだから使いまくるにゃん」

 以前作った魔法蟻にいま追加生産した分を併せて二〇〇〇匹を再生した。

「にゃあ、おまえらは地下を頼むにゃん」

『『『……』』』

 蟻たちは口をカチカチさせながら右前足を上げた。

「オレはホテルの上モノを作るにゃん」

 既に設計図は用意して有る。

「にゃあ、一気に行くにゃんよ」

「やっちゃえ!」

 リーリの声援を受けてまずは気色の悪い木々を根こそぎ切り倒す。

 小高い丘は中身のドラゴンと表面を覆っていた木々を失って一気に崩落した。

「にゃあ!」

 土砂を分解して設計図の通りに再構築する。

 土埃の中にキラキラときらめくそれが姿を現す。

 高さ二〇〇メートル越えの聖魔石を練り込んだ青いガラスのピラミッド。

 土台も含めると二三〇ってところか。

「「おおきい」」

「もうちょっとで高度限界だよ」

「にゃあ、これもオレの中のドラゴンがマナを生み出し続けるせいにゃん、苦情はドラゴンに言って欲しいにゃん」

「猫耳ゴーレムみたいに簡単に直らないの?」

「半分しかないから、それなりに手間が掛かるにゃん」

「それなら仕方ないね」

「にゃあ、ギリギリ領主様の城よりは低いから良しとするにゃん」

 まだ結界の中のマナも高濃度のままだ。

 土台は黒く光沢のある石で固め、その外側に堀を作って水を満たす。

 馬車での出入口は地下に作る。

「オレはホテルの中を作るからビッキーとチャスはここでお留守番にゃん」

 ロッジを再生してふたりを魔法馬から降ろした。

「「マコトさま」」

「にゃあ、マナが落ち着くまでの辛抱にゃん」

「「はい」」

 ふたりは聞き分けよくロッジに入った。



 ○州都オパルス 青いガラスのピラミッド


 オレは魔法馬に乗ったまま青いピラミッドに入る。ガランとしたロビーで馬を消しその代わりにクッションを出してもたれる。

 身体を楽にして内装に取り掛かった。

 内装の既に出来てる設計図のままに魔力を注ぎ続ける。

 大理石に金の装飾をあしらった内装はかなり豪華だ。

 同時にオレの中のドラゴンも時間を巻き戻して修復を行う。

「にゃあ、このでっかいドラゴンゴーレムは七〇〇〇年前に壊れたみたいにゃんね」

「おお、かなり昔だ」

 七〇〇〇年ほどさかのぼったところで巨大ドラゴンゴーレムの上半身が生えて来た。全長二〇〇メートル超えは確実だ。

「戦争で壊れたわけじゃないみたいにゃん」

「違うの?」

「にゃあ、実験中の事故にゃん、出力を制御する刻印が壊れて上半身をふっ飛ばしたみたいにゃんね」

 マナを作る刻印の一部が残っていて今日まで吐き出し続けた。

「にゃあ、この大きさだから出力を上げたくなる気持はわかるにゃん」

「そうだね」

「だからってそのまま大きくしちゃダメにゃん」

「どうするのが正解なの?」

「にゃあ、そういう時はエーテル機関を複数ぶち込んで同期させればいいにゃん、安全に出力が上がるはずにゃん」

「へえ」

 オレが見た中で実際にエーテル機関を魔獣以外に使用した例は今のところ皆無だった。何故、使わなかったのか理由は不明だ。

「プリンキピウムで掘り出したスパコンもどきとも相性が良さそうにゃんね、ついでに入れてみるにゃん」

 巨大ドラゴンゴーレムがビクッとした。造形がオレのドラゴンゴーレムより凝っている。これは魔法龍といった方がしっくりくるかも。

「システムが立ち上がったにゃん」

「生きてるね」

「にゃあ、生きてるにゃん、まずはオレの名前を入れて登録するにゃん」

 おお、魔法龍が目を覚ました!

『我はディオニシス』

 個体名ディオニシス確認完了だ。

「ほとんどまっさらなまま爆発したみたいにゃん。にゃあ、これからディオニシスに知性を与えるにゃん」

 これまた相性のいい図書館情報体の知識を流し込む。

 魔法龍の図書館にゃん。

「にゃあ、オレとも繋がってるから、こっちの演算の速度が上がるにゃん」

 ピラミッドを一気に仕上げて行く。


「にゃあ」

 目を開けると辺りはすっかり暗くなっていた。

 妖精はオレのおなかに張り付いて気持ち良さそうに眠っている。ビッキーとチャスもロッジのソファーで眠っていた。

 ホテルに明かりを灯す。

 ガラスのピラミッドが聖魔法の青い光で州都の夜空にその姿を浮かび上がらせた。

 結界の中の濃厚なマナはすべて使いきったのでもう危険はない。

 オレはビッキーとチャスを起こしてロッジを仕舞った。

「「おおきい」」

 青く光るピラミッドを仰ぎ見る。

「にゃあ、中に入るにゃん」



 ○州都オパルス 青いガラスのピラミッド 最上階


 皆んなを連れて専用のエレベーターに乗って最上階へ。四方の壁がガラスみたいな透明な壁なので見晴らしは最高だ。

 ロッジ並みの設備は既に出来てる。

「まずはお風呂に入るにゃん」

 ウォッシュをしたが今日は頭から土埃を被ったので、ちゃんとシャワーを浴びてから夜景を眺めつつジャグジーに入った。

「「ブクブク」」

「にゃあ、癒されるにゃん」

「そうだね」

 防御結界も張り巡らし、地下の魔法蟻たちを四〇〇〇匹にまで増やした。

『……』

 魔法蟻から念話が来た。

「トンネルを繋げるにゃん?」

 魔法蟻は、プリンキピウムのホテルから伸びてるトンネルと大公国の国境まで来ているトンネルを繋げる許可を求めていた。

「にゃあ、もちろんいいにゃんよ」

『……』

「にゃあ、アポリト州の境界まで了解にゃん、安全第一で頼むにゃん」

 魔法蟻たちはトンネルと同時進行でホテルの地下施設づくりに勤しむ。

 地下の防御陣地の作成も抜かりない。

 ジャグジーから上がった頃には、猫耳ゴーレムたちが稼働を開始した。

『『『ニャア』』』

 業務のほぼすべてを猫耳ゴーレムで賄う予定なのでプリンキピウムのホテルに比べても数がずっと多い。



 ○州都オパルス 青いガラスのピラミッド レストラン


 オレたちは、猫耳ゴーレムに給仕されながら出来たてのレストランで夕食を楽しむ。

「野営で食べるご飯も美味しいけど、ちゃんとテーブルに着いて食べるコース料理も趣があっていいものにゃん」

「大いに賛成するよ」

「「おいしい」」

 まずはスープを楽しむ。

 リーリのスプーンを操る妖精魔法は一段と動きが滑らかになっていた。

 オレには真似のできない繊細な制御だ。

「マナは随分薄くなったみたいだね」

「にゃあ、敷地に月光草を植えたから地中に染み付いたマナも直ぐに消えるにゃん」

 オレの中で撒き散らされた大量のマナもホテルと魔法龍の再生と改造で使い切った。

 ホテルはエーテル機関を大量に投入してあるので今後は半自動的に進化を続ける。

 オレがつきっきりでやることは無くなった。

「にゃあ、そうにゃん、一つ忘れていたにゃん」

「なに?」

「塀で覆った敷地を本来の境界線まで拡げる仕事が残っていたにゃん」

「前の塀は違うの?」

「木製の塀はマナの濃い場所を隔離しただけにゃん」

「じゃあ、本当はもっと広いんだ」

「にゃあ、カズキからもらった資料にある本当の境界線は倍ぐらい有るにゃん」

「へえ」

 リーリはあまり興味がないようだ。

 猫耳ゴーレムがテーブルの脇で肉を焼いてるから当然か。



 ○州都オパルス 青いガラスのピラミッド 頂上


 夕食の後、オレはピラミッドの天辺に立った。

「行くにゃん、にゃあ!」

 円を描いていた塀が本来の敷地の境界線であるほぼ正方形の形まで拡がった。防御結界も塀に合わせて拡充する。

 ついでに正門を作り地下に馬車を入れるスロープも作った。

 ピラミッドのアプローチはすべて地下からだ。

 庭園は緑の迷路を配し、東屋などを置く。

「にゃあ、こんなところにゃんね」



 ○州都オパルス 青いガラスのピラミッド 最上階


 オレは部屋に降りてベッドに飛び込んだ。既にロングTシャツとパンツに早変わり済みだ。ビッキーとチャスも隣のベッドで眠っていた。

 猫耳ゴーレムがおなかにタオルケットを掛けてくれる。

 リーリが胸元からTシャツの中に潜り込んだ。

「お休みにゃん」


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