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王都にゃん

 ○帝国暦 二七三〇年〇八月〇二日


 ○タンピス州 境界門


 オレたちと猫耳ゴーレムたちの馬車隊と騎馬隊は翌日も順調に進み、昼過ぎにはクプレックス州とタンピス州の境界門に到着した。

「どっちも守備隊がいないにゃんね」

「境界門に守備隊がいないのが普通で、いたら何かあった証拠ね」

「事情を聞いて危ないときは無理に入らないことをオススメします」

 キャサリンとエラが境界の普通を教えてくれる。確かに平時の境界門は誰もいなかったか。

 オレたちの馬車隊も騎馬隊も停まることなく境界門を通り抜けた。



 ○タンピス州 クプレックス街道


 門を抜けた先はクプレックス州の麦畑から風景が一変し、まるでオパルスの商業地区に迷い込んだかのような街並みが広がっている。

「まだ州都じゃないのに建物が多いにゃんね」

 当たり前に街道沿いに家や商店が並んでいる。

 都市の風景だ。

「本当に城塞がないにゃんね」

「タンピスは強固な防御結界に守られてる、ここの領主は無駄を何より嫌う家風だ。物流の妨げになるから置かないのだろう」

「城壁を築くより結界のほうが安上がりですし」

 ハリエットの情報にエラが補足してくれた。

 確かに防御結界はかなり厳重だ。これなら盗賊も獣も弾いてくれるだろう。

「この辺りは州都の土地は高くて手が出ない人向けね、それと場所柄、小麦を扱う商店が多いかな」

 キャサリンもそこそこタンピス州について詳しいらしい。

「にゃあ、それっぽい倉庫が見えるにゃんね」

 石造りの倉庫が並んでいる。

「「倉庫?」」

 ビッキーとチャスが身を乗り出して街を眺める。

「にゃあ、小麦の倉庫だそうにゃん」

「小さいね」

「うん、小さい」

「大公国のマコトの倉庫と比べたらどんな倉庫も小さく見えるであろうな」

 アーヴィン様は愉快そうだ。

「にゃあ、街並みの割に交通量が少ないにゃんね」

 対向車はそれなりに混雑しているが王都行きの車線はオレたちの騎馬隊と馬車隊しか走ってない。タンピス州に入った途端、交通量が目に見えて減った。

「タンピスの守備隊が私たちのために通行を規制してるみたいだね」

 探査魔法を使ってるマリオンが教えてくれる。

「にゃあ、気を使ってくれてるにゃんね」

「人を近付けてトラブルを引き起こさないように配慮してるだけです、王族を傷つけたら厄介なことになりますから」

 エラが補足する。

 そういえばタンピス州の領主は守銭奴だった。金にならない上にトラブルの種とあっては歓迎されるわけがないか。

「にゃあ、それでも最優先で通してくれるのはありがたいにゃん」

「マコトの言うとおりだ」

 ハリエットも同意する。

 沿道には等間隔に守備隊の隊員が配置されハリエットに敬礼していた。

「こうやって交通規制までされてると途中で馬車を停めての休憩や野営は難しいにゃんね」

「そうであるな、タンピスから王都に掛けては宿に泊まることが前提なので、宿場町はあるが野営地は少ないのである」

 クプレックス州と違って道の両側が麦畑というわけではないので路肩に停めて野営するのは向いてない。

 荷馬車向けの昔懐かしのドライブインみたいなものもあるが、どれも閉鎖されていた。

 さっさと通り抜けろというタンピス州領主のメッセージか?

「にゃあ、ここは泊まらずに一気にタンピス州を抜けて王都に入るのが良さそうにゃんね」

「私はそれでかまわないぞ」

 ハリエットが即答した。

「吾輩はハリエット様の判断に従うのである」

「つまり夜通し走るのね」

「問題ありません、マリオン様はいかがですか?」

「マコトの馬車ならその辺りの宿屋より快適に過ごせるから良いのではないですか」

 全会一致でノンストップで王都に向かうことになった。


 マリオンは周囲を警戒し、アーヴィン様一行も臨戦態勢をキープしている。

 オレとビッキーとチャスとリーリはオープンデッキでゴロゴロしてる。

 ハリエットもオレの横でクッションにもたれてるが、相変わらず各方面に連絡を取っていた。

「前倒しで始まったのだな?」

 どうやら王国軍の主計局を中心に冒険者ギルドを使った会計監査が始まったらしい。

 仕事が早いにゃんね。

「もう、そんなものが出たのか?」

 早速、裏帳簿が出て来たらしい。

「まさか、これほどとは」

 他の部署も不正がてんこ盛りでハリエットも驚いていたようだ。

 裏帳簿を見せまいと騒ぎ始める人間が少なからずいたが、憲兵隊が黙らせた。

 最初は余裕をかましていたが、隠していた裏帳簿がごっそり見付かって青くなる者が続出らしい。

 冒険者ギルドの精鋭を甘く見てはいけないにゃん。

「逃げ出そうとした人間はすべて憲兵が押さえたのだな? それならいいだろう」

 いまのとこ逮捕者のほとんどが諸侯軍からの転籍組らしい。

 後日各領地に損害の補填と賠償を求める王令が出されるそうだ。

 二年分の横領分に制裁金でかなりの金額が請求される。さらに調べれば宮廷の法衣貴族にも逮捕者が出るだろうと話していた。

 王国軍は本来の資金をぼったくりの利子付きで取り戻せる様だ。

「ああ、マコトからの借り入れで装備もまともになる」

 オレの金を使った整備計画なんか話してる。

「ところでマコトは魔法馬を売る商売もしてるそうだな?」

「にゃ?」

 いきなり話がこっちにきた。

「にゃあ、魔法馬だったらオパルスの馬屋に何度か売ったにゃん」

「王国軍に売ってもらうことは可能か?」

「可能にゃん、どのレベルが欲しいにゃん」

「森の中を走れるタイプがいい」

「それだったら軍からの転売は不可にして貰う必要があるにゃんね、それでもお高いにゃんよ」

「問題ない、一頭あたり幾らになる?」

「特別価格で一頭大金貨一二〇枚にゃん」

「現在の魔法馬工房の納入価格が八〇枚だから、確かに安いといえるか」

「そこは作ってくれないにゃん?」

「残念ながら、一年に二頭がせいぜいだ」

「にゃあ、数がそろうのにかなり掛かるにゃんね」

「そのとおりだ」

「にゃあ、ハリエット様ならお友だち価格で大金貨五〇枚にしてもいいにゃん」

「それは助かる、それで何頭用意できる?」

「何頭、欲しいにゃん?」

「二〇〇頭だ」

「にゃあ、いいにゃんよ」

「いいって、可能なのか?」

「にゃあ、この前一〇〇〇頭ほど作ったから余裕にゃん」

 キパリスの遺跡の濃厚マナで作った魔法馬だ。

「全部回してくれ」

「にゃあ、一〇〇〇頭だと大金貨五万枚にゃんよ、払えるにゃん?」

「分割は可能か?」

「にゃあ、構わないにゃん」

「助かる」

 また、通信の魔導具で話を始める。

 いい笑顔だ。

「マコト、あんドーナツちょーだい」

 リーリが胸元から出て来た。

「にゃあ」

 あんドーナツを格納空間から出して渡した。

「わーい」

 リーリは抱えたあんドーナツを齧りながらまたオレのセーラー服の中に引っ込んだ。

「みゃあ」

 ザリザリとセーラー服の中が砂糖だらけになった。



 ○帝国暦 二七三〇年〇八月〇三日


 ○タンピス州 王都タリス 境界門


 騎馬隊と馬車隊が夜通し走ったおかげで早朝、遂に王都の境界門に到着した。まだ城壁には距離があるが、オルパスの商業地区より賑やかだ。

 城壁の中が本当の王都で人口一〇〇万人。

 城壁の外は実に二〇〇万人が暮らしている。

 これまで見たこちらの都市では最大だ。ここから見えてる王宮は完全に高度限界を越えてる超弩級の大きさだけどいったいどうなってるんだ?

 まさに異世界と言った不思議風景だ。

「申し訳ございません、城壁内には戦闘ゴーレムの入城はできませんので、王都外縁部にお進み下さい」

 王都守備隊から境界門で条件を付けられた。オレが戦闘力の有る猫耳ゴーレムを連れてることもあって城壁の中に入る許可は出なかった。

「わかった、馬車は王国軍の駐屯地に向かわせる」

 ハリエットが代表して答えた。

「ご配慮、感謝いたします」

 守備隊の隊員が敬礼した。

 王都の中をちょっと見物したかっただけに残念だが仕方あるまい。

「マコト、馬車を王国軍の駐屯地に向かってくれ」

「にゃあ」

 軽く探査魔法を打ったので王都外縁の南側にある王国軍の駐屯地の場所はすぐにわかった。

「にゃあ、いよいよハリエット様との旅も終わりにゃんね」

「有り得ないぐらいの速さでの進軍だった」

「にゃあ、グールの騒ぎが無ければもっと早かったにゃん」

「思えば生きてるのが不思議なぐらいの場面に何度も遭遇したのだな、マコトと一緒だとそれも慣れてしまった」

「にゃあ、危険なのはプリンキピウムの森で十分にゃんよ」

「そうだな」



 ○王都タリス 外縁部 北部地区 王国軍駐屯地


 王国軍の駐屯地は、そこはかとなく自衛隊の駐屯地に似ていた。馬車の順番を入れ替えハリエットの乗った六頭立てを先頭にする。

「総司令!?」

 ハリエットが帰還する日時は極秘にされていたので駐屯地の歩哨も驚いていた。

「ご苦労、馬車に乗ってるのは私の客だ」

「かしこまりました」

 門が開かれ馬車を駐屯地の中に進めた。なんだか古臭い平屋の掘っ立て小屋が並ぶ。軍隊なんだからもっと丈夫な建物じゃないとダメなんじゃないのか?

 かといって結界が厳重に張られてるわけでもない。王都の城壁に掛けられた絶対防御結界と落差が半端ない。

 戦車と自転車ぐらい防御力が違う。


 駐屯地司令部の車寄せに馬車を入れるとガタイのいいおっさんが飛び出して来た。

 初対面だが知ってるぞ。

「ハリエット様! 良くぞご無事で戻られました!」

「心配を掛けた、いま戻ったぞ」

 ハリエットが馬車を降りるのを敬礼して迎えるおっさん。

 紹介されるまでもなくアーヴィン様の息子で、プリンキピウムのギルマス、デリックおっちゃんの兄貴に間違いなしの筋肉だ。

 オレもビッキーとチャスを連れて馬車を降りる。

「ドゥーガルド、紹介しよう、私を助けてくれたマコトだ」

「にゃあ、マコト・アマノにゃん」

「俺はドゥーガルド・オルホフ少将だ。ハリエット様の窮地を救ってくれ感謝する!」

「ドゥーガルドは王国軍の副司令だ」

「にゃあ」

 確かにお偉いさんだ。

「しかし親父とデリックの言った通り本当に小さな女の子だったんだな」

「吾輩が嘘をつくわけがあるまい」

 アーヴィン様と守護騎士たちも馬車を降りた。

「親父たちもお疲れ」

「吾輩はハリエット様に同行させていただいただけだ」

「私たちは何もしていませんから」

「単にいただけです」

「にゃあ、アーヴィン様はもちろん、キャサリンとエラもしっかり仕事をしていたにゃんよ」

 そして宮廷魔導師も降りる。

「マコトの魔力は別格でしたから」

「らしいな、ではマリオン殿、ここから頼むぞ」

「お任せ下さい」

 王都での護衛はマリオンが引き継いだ。

「にゃ?」

 いきなり抱き上げられた。

 キャサリンかと思ったが、この後頭部に当たる柔らかさは完全に別人だ。

 しかもこの大きさからすると冒険者ギルドの関係者か!?

「この娘がマコトか、このまま私の娘にするのはどうだろう?」

「「「駄目です!」」」

 四方から声が飛んだ。

「マコトはあたしのモノだから誰にもあげないよ!」

 胸元からリーリが這い出して叫ぶまでがお約束の展開になりつつある。

「にゃあ、それで誰にゃん?」

 オレの頭をおっぱいでホールドしているのは?

「私の叔母、マティルダ・ベッドフォードだ。王都タリスの冒険者ギルドのギルドマスターをなされている。二八歳独身だ」

「ハリエット、最後の情報は要らないんじゃないか?」

「マコトを娘にするとか、本気にしか聞こえないことを仰るからです」

「意地悪なハリエットにはお金を貸さない」

「公私混同しないで下さい!」

「やだ!」

 それ、オレの金だろう。



 ○王都タリス 外縁部 北部地区 王国軍駐屯地 司令部 会議室


 ハリエットの愉快な叔母さんに抱っこされたまま司令部の会議室みたいな部屋に連れて行かれた。ビッキーとチャスは猫耳ゴーレムが抱っこしている。


 オレたちはテーブルに着いた。ビッキーとチャスは壁際に出したソファーに座らせる。それと司令部の中は臭くて蒸し暑いので空調の魔導具を勝手に置いた。

 オレの椅子も低すぎるので不本意ながら幼児用に取り替えてよじ登る。

「もう一度聞くが、本当に魔法馬を一〇〇〇頭も提供してくれるんだな?」

 ドゥーガルド副司令がテーブルの向こう側から身を乗り出した。

 王国軍の実務を取り仕切るのはこの筋肉のようだ。

「にゃあ、ただで提供じゃなくて分割で売るにゃん」

「手数料は五%で冒険者ギルドのネコちゃんの口座に入れること、このうち二%を手数料としてウチがもらうわね」

 面倒な資金の回収は冒険者ギルドのマティルダの所に丸投げだ。

 俺の隣に座るマティルダはハリエットの叔母だけあってよく似ていた。セミロングの巻き毛の金髪が実に貴族っぽい。

「わかった、それで納品にはどれぐらい掛かる?」

「今日中にやるけど置き場所はあるにゃん?」

「今日中!?」

 ドゥーガルド副司令が一オクターブ高い声を出した。

「マコトなら造作もなかろう」

 アーヴィン様が腕を組んで頷く。

「造作も無いよ」

 リーリもオレの頭の上で腕を組んでうなずいた。

「雨ざらしはダメにゃんよ、馬がかわいそうにゃん」

「屋根付きとなると駐屯地に一〇〇〇頭分はないか」

 ハリエットも魔法馬の置き場所は思い付かなかったようだ。

「だったらサービスでオレが作ってやるにゃん、場所はありそうだし直ぐにできるにゃんよ」

「マコト、それだとウチは赤字になっちゃうよ」

 リーリがなんか言ってる。

「にゃあ、損して得取れと言う言葉があるにゃん」

「おお、得してるんだ、やるねマコト!」

「にゃあ」

「マコト、魔獣を倒したあの武器は譲って貰えないだろうか?」

 ハリエットが言ってるのはオタマジャクシミサイルのことか?

「王国軍は戦争でもするにゃん?」

「いや、魔獣を狩る為に使う」

「だったら、武器より魔法使いを集めた方がいいにゃんよ」

「そうなのだが、現実は難しい」

「にゃあ、そこの警備のお兄ちゃん、ちょっとこっちに来るにゃん」

「自分でありますか?」

 入口に立つ兵士の一人を呼ぶ。

「これを構えてみるにゃん」

 ミサイルランチャー付きの小銃を渡す。

 ハリエットが頷いたのを見て壁に向かって銃を構えた。

「引き金に指を掛けるにゃん」

「はい、あっ」

 指を掛けた途端、兵士の身体から力が抜けて膝を着いてしまう。

「にゃあ、ありがとうにゃん、お礼にエーテル器官を綺麗にしてやるにゃん」

 銃を消して治癒魔法でエーテル器官のエラーを修正して魔力を補充した。

 兵士はすぐに立ち上がった。

「ちょっと、ネコちゃん、何なのいまの!?」

 マティルダがオレに覆いかぶさりそうな勢いで詰問する。

「にゃあ、銃に吸われた魔力を補充したついでにエーテル器官を修正しただけにゃん」

「だけって!?」

「叔母上、マコトはそれができるのです、私の病もそれで完治しました」

 ハリエットはマティルダに手を見せる。

「本当に治っていたのね」

 ハリエットの手を取ってじっくり眺めるマティルダ。

「銃もダメなのか?」

 ハリエットが改めて問う。

「銃も魔力をかなり喰うから普通の人間が扱うのは難しいにゃん」

「私にくれた銃は大丈夫だったが」

「にゃあ、あれは魔法馬の魔力を使ってズルしてるにゃん」

 無限に撃てる銃はキャリーとベルとそれにオレに忠誠を誓ってくれた大公国の人だけにしか渡してない。

「そうだったか」

「次は、ネコちゃんの資金の貸出についてね。こちらは金利が七%で冒険者ギルドの手数料が三%でいいかしら?」

 マティルダが会議を進行させる。

「金利も三%でいいにゃん」

「あら、ネコちゃんは欲がないのね」

「にゃあ、この前、聖魔石も手に入れたからお金には困ってないにゃん」

「そうそう聖魔石だったわね、ウチに売ってくれる?」

「いいにゃんよ」

「ありがとう。ふう、これで何とか王都のギルドとしての面目が保てるわ」

「にゃあ、細かいことは王国軍と冒険者ギルドの間で決めて欲しいにゃん」

「わかったわ、任せて、それとお姉さんのエーテル器官もちょっと治してついでにお肌のハリも元に戻して欲しい」

 目が怖いぞ。

「にゃあ、わかったにゃん」

 マティルダのエーテル器官は特に大きなエラーはないので、内向きの魔力を肉体の活性化に向ける。

 魔力がある人間が若々しいのと同じ効果が期待できる。

「これでどうにゃん?」

「うん、すっきりした感じがするし、お肌もいい感じ」


 時に帝国暦二七三〇年〇八月〇三日、王都の片隅で本物の美容魔法が完成した瞬間だ。


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