そのぜろ。 どうにゅう。
完全に個人趣味全開のストーリーでございます。
なので、一部閲覧注意です(^_^;)
式神――ある家庭では先祖代々、ある家庭では突然、ある家庭では本の中から……様々な方法で式は生まれる。
もちろん、生まれない家庭だってある。
むしろ、生まれない方が、普通である。
ん?ちょっと待ってくれ。
なんだい、こんな忙しいときに。
私の出番はまだかって?
それはまた別の機会にな。
忙しいからあとにしてくれ。
……すまない、ちょっとうちの式がな。
で、えっと……そうそう、式の話だったな。
式はいろいろな使われ方がある。
狩り、戦い、仕事の手伝い……心ない野郎だと人殺しとか性の対象にしか見てないやつもいる。
……え?俺か?
ああ、うちは退魔で使っているよ。
俺一人だと力不足でな……
今回のお話?
ああ、俺の話じゃないぞ。
知り合い……というよりクラスメイトの話だな。
さて、話も一段落ついたし彼の話でも……
ってまたお前か。
なんだい?
ああ、彼のことだよ。
……はぁ、そういうことか。
いや、別にいいんだけどさ。
……あんたがいったところで話がややこしくなるだけだろう?
……はいよ、それならいっといで。
さて、話に戻ろうか。
ちょっと彼女には彼の家にお使いも頼んだからね。
どれ、この水晶を使って見てみようかね。
――神崎家。
「父上、母上ただいま帰りました。」
「お帰りー」
「お帰りなさい」
「おかえりー」
「……今声がひとつ多かったような……」
「にゃぁ」
少年は視線を落とす。
父、母の他に見知らぬ少女がいるらしい。
「父上、母上、この子はいったい……」
そのいちに続く。
あとがき?
今回は導入編と言う感じで第1話に繋がる部分だけを書きました。
今回のお話はこの神崎家の少年が中心となって進めていく予定です。
この少女は誰なのか、少年の運命は……
ご期待?ください。
いかがでしたでしょうか?
個人の趣味が全開過ぎて途中で挫折した方もいらっしゃるかな…(^_^;)
まだまだ続ける予定ではありますので、続きをご期待ください