危機と真実(?) 後編
後編です
今日は中指の爪が割れてしまった
凄く打ちづらい
「・・・何だ?コレ」
「キャ!!もうやーだぁ」
「・・・・!!何か嫌な気がする、逃げろ!!」
「えっ・・釘下君は?!」
「・・・・・。」
「わかった!・・・ドアの内側にいる」
「理由は何あれ無理しちゃダメ・・・だよ?」
「あぁ・・・約束だ」
バタンッ!!!
『友情っていいわね・・・・うらやましいわ』
「やっぱり寒薙いるんだな!!」
『そうよ・・・・記憶思い出したのね』
「記億?なんのことだ!!」
『弟のこと・・・私あなたの弟殺したの』
「なっ今なんて言った・・・?」
『・・・あとね全ての死体はココで出来ているの』
「・・・だから血の悪臭なのか」
『いいじゃない血の匂い』
「あんた狂ってる・・・どうして和樹を殺した?!なぜ俺を殺さなかった?」
(アレ?何言ってんだ?俺)
『どうして?決まってるでしょ!!恨んでるの!この病院を!病院のみんなを!!』
「事件があった年、俺は入院していた!でも死んでない!」
『殺すはずだった!!でもオマエはすぐ退院した!だからこうなった!・・・・でも』
「で、でも?」
『今から手術してあげるから安心して・・・・。』
「ふざけえるな!!」
『やりなさい、私の×××たち』
「やっ・・・やめろ!!死なないって約束したのに・・・。」
もう何がなんだか分からなくなった
美剣・・・時也ゴメンな約束したのに
『ぐっぐわぁぁぁぁぁぁーーー!!!!!』
「な、何があったんだ?痛ッ!!」
『なっ・・・なぜココに・・あ、ある・・・ぐはッ』
「えっ・・死んでない?あっコレ」
『触るな!!いったん退却する』
「・・・・ふぅ~命拾いした感じする」
「釘下君!!大丈夫?!・・・血が出てる!コレ使って」
「本当に危なかしい奴」
「とか言ってさっきからずっ~と廊下をウロウr」
「ダァーーーーーー!!!そ、それより寒薙がいたんだろ?よく助かったな」
「それは御札だよ・・さっきの、アレが助けてくれた」
「凄いなぁそれ!他にもあるかも!戻ってみようぜ」
「役立たずでごめんね~!!言い出しっぺなのに」
「バーカ!帰れるようにすればいいだろ?」
「そうそう、終わり良ければすべて良しってあるだろ?」
俺らは誓ったのに・・・神様は許してくれなかった
もう、ココから出ることは不可能に近い
俺たち以外にもココに来ている人が沢山いた
でも餓死したり、お互いに殺したり、首吊り死体・・色々な死骸があったから
「何で・・・何で生存者がいないんだよ」
「俺らもあんな姿になるのか?それだけは嫌だ」
「生きている人がいたら返事して下さーい!!」
きっと何者にもなれない吉田です
生存戦略ー!