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第7話 あなたS級だったの!?

 俺とティナはギルド内のテーブル席に座ってリアンが落ち着くまで待っている。


 するとリアンは落ち着いたのか、俺達の向かい側の席に座ると口を開いた。

 

 「まさかあなたがティナの命を救ってくれていたなんて……本当にごめんなさい」

 

 「いえいえ、あの状況を見たら仕方ないですよ」

 

 どうやら誤解は解けてくれたらしい。

 

 そして俺達は自己紹介をすることになった。


 まず最初に自己紹介したのはティナだ、彼女は姉とは違って、少し大人しい口調で自分の名前と職業を言った。

 

 「私は剣士でC級冒険者です、そしてこちらが私の姉の」

 

 「ええ、私はこの西部を代表するS級冒険者、リアンよ」

 

 リアンは先ほどとは違い、自慢げに椅子から立ち上がると自分の名前と職業を言った。

 

 なんかカッコつけてるな……いや見栄張ってるのだろうか?


 まあどちらにせよ胸を張って言っているあたり、俺にカッコつけてるんだろう。


 そしてリアンは自己紹介を終えると俺の目をじっと見始めた。


 俺はその目線に少しドキッとするがすぐに平静を取り戻し口を開く。

 

 「俺は東部を代表するS級冒険者、アランだ。よろしく」

 

 「ええええ!?」

 

 何か2人揃って驚いているな、そんなに俺が東部出身ってのに驚いたのか?


 それにしてもこの2人、行動がハモるあたり姉妹だなと実感する。

 

 まあ今の俺はソロだが、前までは4人パーティーで東部を代表するS級冒険者として活動していたのだ。


 その頃と比べると少し物寂しいな……。


 あの頃はまだ楽しかったし、仲も良かったのかもしれない。


 まあ過去の事だからな……感傷に浸る必要はないだろう。

 

 「あなたS級だったの!? なぜここに?」

 

 「それは……」

 

 まるで悪事をした疑いのかけられるような表情で俺の顔をまじまじと見るリアン。

 

 だからそんな顔で見られると照れるだろうが。


 まあ追放された俺が悪いんだが、もう少し気を遣ってもいいんではないだろうか?


  まあ隠しても仕方ないと俺は思い話すことにした。


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