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第5話 アランさん、良かったら私の姉と会ってくれませんか?

 俺はオークも倒した事だし、仕事を終わらせれたので帰路につくことにした。


 だが女は俺の隣を歩いており、ニコニコしている。

 

 「なんでティナはあそこにいたんだ?」

 

 正直俺はこのティナという少女に少し興味があった。


 なぜこんな場所に一人でいたのか、どうしてハイオークを討伐しようとしたのか。

 

 「それは……私の姉が冒険者でして! だから妹である私も強くなろうと思いまして」

 

 「なるほどな、てことはティナの姉も剣士なのか?」

 

 ティナの装備を見ていると明らかに剣士だ。


 だがティナは俺の反応を見て笑った。

 

 「姉は剣士ではなく白魔導士です、パーティーで一番重要な役職ですよ!」

 

 「白魔導士だったのか、てっきりティナが剣士だから姉もそうなのかと思ったよ」

 

 俺はティナの姉を想像する。


 白魔導士だし、きっと優しくて良い奴なんだろうな……。

 

 そうして歩いている内に俺達はギルド支部にたどり着いたので、中に入って依頼達成の報告をする事にした。

 

 「オークの討伐終わりましたよ、これ魔石です」

 

 そして俺達はカウンターで受付嬢に魔石を提出する。


 するとティナの討伐依頼の欄を見ていた受付嬢が驚いた表情をして言った。

 

 「ティナ様、ハイオークを討伐したのですか!?」

 

 「い、いや私じゃなくて横にいるアランさんだよ!」

 

 そう言ってティナは俺に指を差す。


 俺はめんどくさかったので目線を逸らした。

 

 すると受付嬢は『そういうことでしたか』と納得するとニコリと微笑み、報酬金を渡してくれる。


 まあ多少のお金があればあとは宿屋とかで生きて行けるしな……。


 俺はそう思って宿屋に行く為に歩き出すとするとティナが俺の腕に抱きついてきた。

 

 なっ!? え? なに!? 胸が当たってるんだけど!? 俺は突然の事で頭が混乱してしまう。


 しかしそんな俺に構わずにティナは上目遣いで俺を見る。

 

 「アランさん、良かったら私の姉と会ってくれませんか?」


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