第11話 冒険者は危険と隣り合わせ
「えっと、他のパーティーは……」
「私とメロディア、そして妹のティナで3人よ」
「ティナもパーティーに入ってたのか」
するとリアンはティナの方を見る。
そしてティナが口を開いた。
どうやらこのパーティーは4人で元々S級まで上り詰めたようだ。
しかし俺は疑問に思う、なぜこのパーティーには2人しかいないのか?
俺はそれを聞いてみると、リアンが口を開く。
「元々私とメロディア、そして2人の冒険者とパーティーを組んでたんだけど、とある事情で冒険者をやめちゃったのよ」
「そうだったんですか、それは残念です」
まあ冒険者は危険と隣り合わせだからな、命を落とすことだってあるし。
それに冒険者をやめたとしても、また新しい道に進むのも悪くないだろう。
「だけどあなたがパーティーに入ってくれたら心強いわ!」
「そうなのです! それにケイナさんは私の命の恩人なのです! だからケイナさんはパーティーに入るべきなのですよ!」
2人はそう言って俺を歓迎してくれる。
俺は2人に頭を下げると、2人は嬉しそうにしていた。
そうして俺とリアンはこれからのことについて話し合うことにした。
まず俺はこのパーティーで何をすれば良いのかをリアンに聞いてみる。
すると彼女は少し考えた後、リアンはこう答える。
俺がこのパーティーでやる事とは、冒険者としての仕事である依頼をこなしながら、まずパーティーの動き方に慣れること。
その後に作戦会議という形で今後の動きを考えようという話になった。
そして俺の実力だが、S級冒険者として活動しているので低ランクの魔物は全然余裕だが、難易度の高い冒険者になってくると俺も少し戦術を変えないといけない。
それもあって俺はこのパーティーで強くなると決意したのであった。
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