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24.スタートアップ!AMAZING!!

 

 ――さぁ始まりました、ゲームウォーリアー外伝・ラストゲーム!

 最終決戦はゲームウォーリアー名物、カードバトル・アメイジング!!


 ……とは言うものの、これはこの小説だけ存在するオリジナルゲーム。当然このシリーズを読んだことの無い人がルールを知ってる訳も御座いません。

 序盤で軽く説明はしましたが、あれだけでは『どうせM◯G・遊◯王・デュ◯マのパクリだろ』と思う方だって居るでしょう。


 そうは問屋が卸しません!! 作者が無い知恵絞って考え抜いたゲームですから、戦いの前にこの場を使って私がルールを説明しましょう!


 ――――――――PLAY GAME――――――――


 ☆ゲームワールド決闘システムゲーム☆

【アメイジング―AMAZING―】

 ・ジャンル:カードゲーム

 ・プレイヤーレベル:1以上


 概要

 50枚以上のカードデッキと、アバターのプレイヤーステータス・プレイヤースキル・PAS等を使って戦う超次元カードバトル。


 ★基本ルール★

 通常のカードゲームと異なり、ターン制ではなく【リアルタイムアクティブ制】。つまり時間進行ノンストップで盤上展開する制度となる。


 ①初期HPは装備無しの場合は1000、プレイヤーステータス等の変動でHPの数値が変化する。手札は5枚でスタート。フィールドは実際の地形半径50メートルまでを舞台とする。

 勝利条件は相手のHPを0にするか、デッキを切らさせた時点で勝利となる。


 ②使うカードの類は主に『ユニット(配下)』『ツール(道具)』『アクション(技)』の3種類。

 時間と共に蓄積する【EG(エネルギーゲージ)】を消費させてカードを発動させる。


 ※『ユニット』『ツール』は相手がカードを使う時には割り込んで発動させる事が出来ない。

 ただし『アクション』は【カウンター・レスポンス】という割り込み処理を使って何時でも使うことが出来る。



 ★カードドロー★

 それぞれのプレイヤーは30秒毎にデッキから1枚ドローする権利を与えられる。

 ※これは強制ではなく、タイミングを計らってドロー出来るカードの枚数を貯めて、一気にドローする事も可能。



 ★重要テクニック★

【カウンターレスポンス】

 カードの発動処理中、ブレスでその発動にストップを掛けて別のカードを割り込むカウンターテクニック。主に『アクションカード』が手札にある場合やフィールド上にあるカードの起動型効果等によって発動出来る。


 ・後だしじゃんけんの要領で発動を畳み掛ける事が出来る為、EGの消費とカード発動が許す限り何度でも重ねられる。

 ・カードの応酬が終わった時点で解決となり、最新に発動したカードの順から発動処理がされる。


 ★補足★

 ・アバターの『プレイヤーステータス』の数値によって、カードにおける能力の上下や行動、回避能力等が反映される。


 ・『プレイヤースキル』は3個まで、『PAS』は1回だけ登録してゲームに使用可能。

 ・『PAS』はゲームに応じて能力が臨機応変に変わるのが特徴、真の切り札として活用しよう。

 ――――――――――――――――――――


 ……とまぁこんな感じです。イメージで例えるとですね、『デュエリストってさカード出してモンスターにパシって立ってるだけじゃねーか、てめーも戦え!!』というコンセプトでカードを操るプレイヤーも武器持って戦う感じにしてみました。


 それでも分からない人は、【取り敢えずノリで読んでください】と言うしか御座いません。大丈夫でしょうけども。


 それらを踏まえまして、白熱のカードバトルをお楽しみ下さいませませ〜♪



「…………正念場の前でルール説明されてもさ、この時点で字数1500字いってんだよね」

「最近誤魔化すように手を抜くようになったよな作者」



『いーから早よ始めろ!! お前らがグズってるとこちとら新作書けねぇんだよ!!! by作者。』


 ▶▶▶ NEXT▽


 何やら作者直々の愚痴も飛び交うシュールな展開。いい加減本題戻せと理性に呼び掛けた所でようやく閑話休題。


「「アメイジングバトル! READY(レディ)!!」」



『――――START UP(スタート・アップ)!!!!!』


 〔桐山剣 HP1500〕

 〔マンドラ HP1500〕


「こんな事なら前回のチャンバラでも良かった気がするけどな……、いやそれも野暮か! 行くぜ!!」

「あれ一時間弱で書けたってさ、だがゲームに乗り出せば作者も乗り気になる。ここが勝負だ!!」


 ……あんたら、メタい事言うの大概にしたら?


 既にアメイジングは開始、スタートと同時にゲームの時は刻まれている。それは即ち、カードを召喚する為に必要な『EG(エネルギーゲージ)』の蓄積に反映される。


 互いに持てる武器は無し。持つのはカード5枚、それらはカードスキャンブレス、魔力によって己の周囲に浮遊されている。

 一体初手のカードはいつ発動されるのか、誰もが待ち侘びていた時戦場は動いた。桐山剣――!


『ユニットカード、【太陽の騎士】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 〈ユニットカード〉

【太陽の騎士】EG:④

 AP:250 DP:200 AS:15

 属性:赤 ユニット/ナイト


 ・能力:[ファーストアタック][セーフガード:黒]

 ◎――――――――――――――――――◎


 更に同時にマンドラも動く。


「ユニットカード、【月影の騎士】」


 ◎――――――――――――――――――◎

 〈ユニットカード〉

【月影の騎士】EG:④

 AP:250 DP:200 AS:15

 属性:黒 ユニット/ナイト


 ・能力:[ファーストアタック][セーフガード:赤]

 ◎――――――――――――――――――◎


 太陽は仮想空間さながらの召喚エフェクト、月影はファンタジーバリバリの魔法陣からの招来。

 混沌の墓場に漂うデジャヴ、数刻前にマンドラと初対峙した際に繰り広げたアメイジングでも初手から騎士の相対が描かれていた。そして今も。騎士のゲーム戦士同士だからこそ為せる相対性理論か。


「さっきとおんなじやな。やっぱり騎士には騎士ってか?」

「いや、同じではない」


 とここでマンドラ、ブーストし蓄積した分のEGも掛け合わせて消費、2枚目のカードを詠唱!


「ユニットカード、【神秘の鍛冶屋】!!」


 ◎――――――――――――――――――◎

 〈ユニットカード〉

【神秘の鍛冶屋】EG:②

 AP:50 DP:100 AS:5

 属性:黒 ユニット/工匠


 ・能力:①このカードが場に出た時、

 自分のデッキから『カスタム・ツールカード』を

 1枚手札に加え、その後シャッフルする。


 ②:EG②:自分は手札にある『カスタム・ツールカード』を1枚召喚条件無視で場に出しても良い。

 ◎――――――――――――――――――◎


 何と続けて召喚されるは不思議な魔力と錬金術を駆使し至高の武器を生成する女鍛冶屋。しかしそのカードはマンドラのデッキのサイクルを回すキーカードとなっていた。


「このカードは召喚される事によって、デッキの中に眠る『カスタム・ツールカード』、即ち武器のカードを手札に加える事が出来る。サーチするのは……、こいつからだ」


 鍛冶屋の効果でサーチされたカードが桐山剣の前で公開される。

 そのカードの名は、【長久の聖刀剣―DLランダル―】。


「聖刀剣……!!? まさかそれ、GXキャリバーと同等の剣なのか!?」


「お前等の世界では知らなかっただけの話だ。オリジンゲームワールドには、GXキャリバーと同等の聖剣が1()1()()存在する事を」


 これには剣も驚いた。仮想空間としてのゲームワールドでは大いなる遺産として崇められている【G-パーツ】、その一つが剣が使っていた【大いなる伝説の聖剣―GXキャリバー―】なのだが。

 本家本元ではそれと同等の聖剣が11本あるという、ファンタジーに足突っ込んだ状態に桐山剣は頭に整理が付かない、作者も付いていない! 駄目だこりゃ。



「覚悟しておけ桐山剣。俺はこのデッキに眠る幾多の聖剣を駆使してお前に勝利する。その時は身体のみならず心にも、生半可な痛みでは済まないと思え!!」


 マンドラの猛威に迫る暗雲、阻止できるか桐山剣! ――本日のゲーム、これまでッッ!!



 ▶▶▶ TO BE CONTINUED...▽


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