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臆病者

来やがったクソ

どうする俺!

来るな来るな来るな!


「これでも喰らえや!」

砂をハルト団長に撒き散らす

「卑怯だね君は」

「卑怯もクソもあるかっての」

なんとか怯んでいるうちに体制を整えた。

でも、どうする?

でも、じゃない行くしか行くしかない行くしか・・・・ないっ


「うあああああああああああああああああああああああっ」

俺は走り出す。絶叫しながら。かなう相手じゃないってのはわかってる。

クロムの動きに全く付いて行けてないのもわかってる。

分かりすぎてダサすぎる。

「はああああっ」

「ふんっ」

剣が弾き飛ばされる

次は、ハルト団長の首を絞めようと手を首元に手を伸ばす

「グアアあああああああああああ」


「君は弱い」

体が宙に浮かぶ

死んだ

血飛沫が舞う

崩れ落ちる

ドクドクと流れる血



うん?ハルト団長の足?

からの血?

なんで

自分で自分の足を刺していた。

よくよく俺自身の体を触ってみる

擦り傷が至る所にあるが

致命傷はない


「ミ、、ミツル君やられたフリをしてくれ」

「はあ?」

「訳は後で話す。僕は君の味方だ」

訳が分からない、訳が分からないが

もう、俺に戦う体力もない。

「わかった、従う」


暫くやられたフリをしていると

もういいっとハルト団長に言われる。

「聞いてくれ、アカツキ総団長の命令でミツル君とユキさんを殺害せよと任務を受けていたんだ」

「俺とユキさんどういう事だ?」

「ティアを倒した事で総団長がミツル君達を良く思って無くて。ほら、見てみて」

ハルト団長が兵舎の屋上に視線を向けるその方向を見てみると

赤い布を被った数人が望遠鏡を覗いて見ていた。

「なんだあれ」

「アカツキ特別偵察隊。偵察隊の中でも文字通り特別要注意人物のみに派遣される部隊でアカツキ総団長に即報告される、犬みたいなものだ」

ハルト団長がその偵察隊にミツルを殺害したと合図を送ると部隊は姿を消した。

「次はユキさんの所に向かったと思う」

「ユキさんに指一本触れてみろ、許さねからなっ!はあ、はあ」

「大丈夫だアイツらは直接手を下さない。だから僕に任務が来たんだ、けれど僕は上手くやるよ。安心してもらっていい」

「・・・わかりました」

「さあ、立てるか?」

「はい」

「今から食糧を馬車に積むように指示を出しておく、それで今日中にここから出るんだ」

「分かりました、ハルト団長、実はティアの事を聞きたかったんです」

「わかった、ミツル君場所を変えよう」


読んで頂きありがとうございました♪


また、近日投稿します^^

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