神様っているんだ
小鳥モドキを成敗し
行く当てのない俺はそのままティアについて行くことにした。
「どこから来たの?」
ティアは先を歩きながらそのままで聞いてくる。
「・・・隣の〜村〜から」
「そう」
「お、、う」
なんとかやり過ごしたかな
軽く設定考えておかないと
「で、なんで付いてくるの?」
「その〜道に迷っちゃってーははは」
「そう」
つか、助けたのに礼くらい言えよな
ブツブツ思いながら
森を歩き進めて行くとやがて村が見えた。
「ここは?」
「私が住んでる村」
ボロいなこの村
地面にはフンが転がってるし
村人はやせ細っているし
衛生的に良いとは言えない
なんだここ
「私はこれでさようなら」
「ちょ」
ティアは一礼するとスッといなくなった。
そして俺は1人に・・・って
ちょい
厳しいすぎんだろこの状態
持ってるの剣しかないし
金ないし
もう、泣きそう・・・帰りたい
(無理です)
「ほえ?」
鼻すすりながらなんとなく空を見上げた。
(私は、神です)
「おー神様、どうか俺を夢から目覚めさせて下さい」
(今は無理です)
「じゃ、俺はどうしたらいいのですか教えて下さい」
(まずはこの村を貧困から救って下さい)
「冗談キツイですよー、神様もうちょいイージーなやつで」
(無理です。出来ないのならこのままここで暮らして下さい、さようなら)
「待って!もう、さようならは嫌だ・・・分かりましたやります」
(お願いしますね)
・・・はぁ
読んで頂きありがとうございます♪
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