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俺の能力?

「オラっカスキモいんだよ死ねよ」


「・・・シネ」


「生きる価値なし即刻死ぬべき!ハハハハハっ」


俺は、佐藤ミツル16才。男。高校生。彼女なし。

こんな感じで自己紹介は簡単に済ます。

今、河川敷でこの同じ事しか言わないアホに3人に

ボコられている。

理由?ないよ。無いよそんなもん。コイツらの視界に入っただけなのに


「コイツしょうもなっ!」

ぺっ

顔面にツバがふっかかる。


「・・・キモ」


「シャハハハハ喰らえや!」


ドッ

腹に蹴りを入れられる。

グッ

体がくの字に曲がる。

顔面に向けて吐かれたツバが目に入り

涙と共に流れた。


「そろそろ帰るかー」


「・・・オウ」


「ゲーセン寄って行かね?」

奇声似た笑い声と共に去っていく



いつかコイツら殺してやる



「ただいま」

って誰もいないか

両親もいない、兄弟もいない、親戚からの援助で生活している

でも、俺はこの状況を楽しんでいる・・・はぁ

泥だらけの姿が鏡に映る「汚ね」

「あっ、ヤバイ眠い」

このまま死んじまうかも

まあいいか

ソファに座りこむとものすごい眠気がやって来て

そのままブラックアウトした。



チュン、チュン、チュン、チュン、チュン


うるせーな小鳥


うるさい小鳥の声と緑の匂いそして、頭の後ろに柔らかい感触

な、なんだ?

恐る恐る目を開け視線を上げると

そこには

銀髪ボブヘヤーで青い瞳の同じ年くらいの美少女が膝枕をしている光景⁈

そして俺を心配そうにして見つめてるだと⁈

「わぁっ、ゴメンっ」

俺は飛んで離れた。


「・・・よかった」

少女は安堵している。

「あ、ありがとう、ここってどこ?」

「ケイデンの森」

はっ?どこだ外国か?・・・・って事は

夢だこれ間違いないね

だって、あり得ない家で寝てたのに急すぎんだろ

空も飛べる、魔法も使える、無敵な俺!

思いのままじゃないかだって夢だもんヨッシャ

ってどうやって使えるんだ?

手を突き出してテキトーに詠唱してみたり

踏ん張って空を飛ぼうとしてみたが飛べない

「それじゃ私はこれで・・・さようなら」

俺の謎の行動でおかしなやつと判断されたのか

美少女は軽蔑した表情でその場を立ち去る。

ヤバイ、君と別れる訳にはいかない

「君のにゃを」

おっと噛んだー

美少女は振り返ると

「・・・ティア」

「あっ、ゴホンえー俺はミツルよろしく」

握手のために手を出す

「ゴメン触りたくない」

心にダメージを受けた。


目覚めたらどうしようもない日常だし

テキトーに楽しもう。。。


チュン、チュン、チュン、チュン


にしても小鳥相変わらずうるせーな

小鳥の声がだんだんと俺の背後で大きくなりドスンと地響き

「な、なんだ?」

「鳥」

「マジでか⁉︎」

振り返ると小鳥とうにはあまりに大きくて

目はギョロギョロしていて

キモかった。

「逃げよう!」

「・・・」

俺はティアと逃げたがその鳥は俺達を追ってくる

白骨化した兵士が木に持たれかかっていて懐に剣が刺さっていた。

「良いところに剣が!よしやってやんよコイや‼︎」

俺は構える。

鳥は急降下して襲いかかってくる。

「チューーーーーン」

「オンドリャーーーーー死ねい!」

ザシュ‼︎

鳥に一閃かましてやった!

真っ二つになった鳥はそのまま息絶えた。


2人「・・・・・・」

「だ、大丈夫かティア?」

「うん、ありがとう」


マジで驚いた〜気持ちいいくらい

真っ二つに切れたし

しかも体が勝手に動いた。


もしや俺はこういう能力があるということか!


おおお、楽しめるぞこれは!






















読んで頂きありがとうございます♪


また、よろしくお願いします^^

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