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 私には霊感がある。


 それは置いておいて、新しいブラを買った。Bカップだろうが寄せてあげればそこそこの大きさにはなる。

「まあこんなものかな」

 ランジェリーショップの店員のお姉さんほど上手くはできないが及第点だろう。さて服を着ようか、と思ったときに胸の上に何か落ちてきた。

 手のひらサイズくらいの見知らぬ妖精さんだった。私の胸を大地として、うつぶせになっている。生きているのだろうか死んでいるのだろうか、と思ったときに少し動いた。

 さすさすさす

 もみもみもみ

 デコピンで思い切り弾いてやった。

『ヒャア!?』

 吹っ飛ばされた先で思い切り驚いた顔をしている妖精さんに、刃が出たカッターを向ける。

「私にはね、霊感があるの。あなたが視えるの」

『わあ! ごめんなさいネ!』

 そう言って、一目散に逃げていった。


「おはよっす、三島」

 翌朝、不動くんが挨拶をした。いつも通りの挨拶だが、その瞬間に普段よりサイズアップしたように見える胸をチラ見したのを見逃す私ではない。

「……スケベ」

「あっはっは悪い悪い」

 全く悪びれる様子はない。まあチラ見程度でそう怒るものでもないが。

「エロ。スケベ」

「そうだぞ」

 ……男の子って、なんでみんなこうなんだろうか。

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