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使命の槍と宿命の刀  作者: 里見レイ
開戦
4/153

進軍中の方針決定会

出来上がったら、同じ日でなければ即アップします。

不定期ですが、ストック作れるように頑張ります。およよ。

・前回までのあらすじ

主人公井田秀介は浅井長政、後輩その1中山優姫は磯野員昌、後輩その2黒木三郎は遠藤直経として戦国に召喚された。これより、信長を浅井軍が奇襲した「金ヶ崎の逃き口」が始まる。

「まったく、長政として召喚されてそのまま信長と金ヶ崎で戦闘とは、戦国研究会会長で良かったと思う瞬間だな。他にそういうの味わう機会無かったし」


 秀介、不器用ながらも馬に乗って夜道を駆ける。


「作戦あんですか、先輩?」


 横から尋ねてくるのは磯野員昌として召喚された女子の後輩である中山優姫。

 秀介と違い馬を見事に操っている。


「ない、別に何もしなくても歴史は史実通り動くわけだし」


「先輩らしいのんびりぶりですねえ」


「浅井は負け組だということを変えるつもりはないな。後々面倒なことになりそうだし。ていうか、お前馬に乗れたんだな」


「怪力と一緒に私に付与されたみたいです。ただのタイムリープではないようですね」


「ふーん、色々怪しいもんだな。ま、どうせ俺はすぐに滅びるわけだし、なくていいがな」


「でも僕死にたくないです!」


その横で喚き声を上げる遠藤直経として召喚された男子の後輩、黒木三郎。


「別に、死にたいって言ってるわけではないぞ。そんくらい、死んだことにしてお山で隠遁してりゃあいいんだよ。史実でも信長の首は見つかってない訳だし、この時代なら見つかることもないだろうしな」


「歴史を変えずに生き延びることは可能であると言っているのですね。先輩はやっぱりのんびりしたチャッカリ者ですねえ」


「黒木、ほめてないだろ」


「私はどうしましょう、浅井滅亡後も生きてるんですよね」


 優姫のコメント。


「知らん。誰かに役を引き継いでもらえば?」


「先輩、今日はやけに冷たいですね」


「わざわざ本気で負けるふりをするのも憂鬱だと思ってな」


 呆れ顔の秀介。


「手加減とかを嫌いですもんね。じゃあ、本気で戦います?」


 からかい気味に聞いてくる優姫。


「後の天下人に勝てるはずないだろう」


 金ヶ崎での織田軍の殿しんがりは木下藤吉郎、すなわち豊臣秀吉である。彼の活躍で、織田はピンチを脱出したといわれている。


「死なないようにがんばりましょお!」


 と三郎。呆れる二人。


「いきなり死亡フラグ立てんな! アホサブロー!!」


 三郎の耳を引っ張る優姫。


「こういう光景は戦国に来ても変わらないなあ」


 しみじみする秀介。


 と、その時数発の銃声が秀介たちの耳を貫いた。

すみません、まだ戦い始まりませんでした。

先に秀介たちの会話でキャラ付けしたかったもので。

すぐに続き書きます。明日出せるよう頑張ります。アベシッ!

お手数でなければ、ブックマークと評価の程宜しくお願いします。

里見レイ


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