#5 武器反転祭り
本日2本目。
降り立った場所は、小さな町だった。村ではなく、町だ。
なぜなら、僕が住んでいた村とは明らかに規模が違うからだ。大きな建物があり、活気であふれている。
町の名前はブウル町というらしい。
その前に僕は、とある疑問をカリスにぶつけてみた。
「ねえ、カリス」
『ん? なんじゃ?』
「武器のステータスの下に武器ランクとかあるけどどういう順番なの?」
『そんなことか。武器のランクはこのようになっている』
弱
↑ K
J
I
H
G
F
E
D
C
B
A
S
SS
SSS
↓ EX
強 X
『と、このような順になっておる。覚えとくのだぞ』
「はい! カリス先生!」
『あ、あともう1つランクがあってのお、それはXRというのだが、、、もしそのような武器に出会ったら真っ先に、逃げるのじゃ、XRランクには碌な奴がおらんからのう』
「うん、分かったよ」
そんな会話をしているうちに宿に着いた。看板には「女神亭」と書かれている。
なんでも女神がここに泊まったという言い伝えはあるのだとかないのだとか。
この宿は3階建ての白い建物だ。この宿の食事なども楽しみだ。
「さ、速く入りましょう!」
ヲルもこの宿が楽しみなのか、はしゃいでいる様子だ。
「うん、入ろう」
中に入るとそこはとてもきれいなところだった。入ってすぐに目に入ったのは応接室にのようなきれいなロビーだ。その奥に、カウンターがいくつかおかれている。僕たちはそのままカウンターに進んでいく。
「いらっしゃい。1泊かい?」
「はい。2部屋あいてますか?」
「空いてるよ。205号室と206号室だよ。1泊で1000ゴルドだよ」
こんなに豪華なのに以外にも安くてびっくりする。
僕はポケットから銀貨2枚を取り出して受付の方に渡す。
「え?!ラルム、いいよ!自分で払うよ!」
「大丈夫だよ。この前僕を励ましてくれたお礼だよ。ありがとう、ヲル」
「そんなことどうだっていいのよ!、、、、、、ありがとう。ラルム」
そう言ってヲルは顔を俯かせてしまった。僕何か、悪いことしたかなぁ。
「はい、これがカギだよ。夕食はあと2時間くらいしたら降りておいで。桶とお湯が必要だったら行ってね」
「分かりました。ありがとうございます」
そして、僕たちは部屋に向かった。
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『ラルムよ、このあまり時間は、どうするのだ?』
「うん。ちょっと、装備を「反転」しようかなって思うよ」
『分かった。仲間が増えるのは我も興奮するからのぉいっぱい頼むぞい」
「うん、任せて」
じゃあまずは、手始めに。
ぼろの帽子
武器レベル 1
見るも無残なぼろぼろの帽子
防御力はほぼない。
防御 3
武器ランク F
↓↓
遊戯神の帽子
武器レベル1
遊戯神が自分の運気を上昇させるために作った帽子。
全ての物事をいい結果に導く。
防御 5000
武器ランクSSS
ぼろの爪
武器レベル 1
見るも無残なぼろぼろの爪
攻撃力はほぼない。
攻撃 3
武器ランク F
↓↓
武神龍爪アルス・マギド
武器レベル1
武神が自ら龍を倒したときに、自分を称えるために作った爪
武芸がうまくなる。
攻撃 5000
武器ランクSSS
ぼろの槍
武器レベル 1
見るも無残なぼろぼろの槍
攻撃力はほぼない。
攻撃 3
武器ランク F
↓↓
雷聖槍アルキメデス・サンダー
武器レベル 1
雷神が人間に天罰を落とす際に用いた槍。
全てを焦がす能力がある。
攻撃 5000
武器ランクSSS
炎の魔剣(最下位)
武器レベル 1
底辺の職人が偶然打った魔剣。
魔剣としての効果を発揮しない。
ほんのり温かい
攻撃 10
武器ランク E
↓↓
炎神魔剣レーバテイン・エクス
武器レベル1
かつてこの世のすべてを焼き払ったとされる伝説の魔剣
一振りで街を滅ぼす力を持つ。
攻撃 5000
武器ランクSSS
一通り終わったところで食事ができたようだ。さあ、食べに行こう。ここの料理はどんなものかな?
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