#4 しゃべる武器
本日1本目
後書きにて質問があります。
僕は、がたがたと動く馬車の中で考え事をしていた。
「反転」武器たちの使い道だ。
この武器たちは1つ1つだけで、今の僕でも世界を滅ぼしかねない危険性がある。
今僕が持っている「反転」武器は、
覇竜短剣ドルクスモア
神衣アークスカイブス
神靴スカイフロール
覇王神聖剣ドルクスアーデ
次元神杖クロノス・ギルス
世界神のマント
あと、暫定的な武器の中に、
太陽神剣アポロン・ブレイド
が入っている。この武器たちを使うかはかなり迷うが、今の僕ではこの武器の力がないと戦えない。
だから僕は、
神靴スカイフロール
神衣アークスカイブス
を装備、武器は
太陽神剣アポロン・ブレイド
をメイン武器として装備して、
覇竜短剣ドルクスモア
を、サブ武器として装備した。ほかの武器たちもあるが、この武器たちは、将来の仲間に渡すことにしよう。
そして、僕はもう1つ武器を作ろうと思っている。理由は先代の英雄は2刀流だったから、それにあこがれて二刀流をたくさん練習したからだ。
ちなみに、今回「反転」する、武器はこれだ。
片手剣だった物
武器レベル 0
片手剣の破片。
持っていても意味がない。
武器ランク K
これに、「反転」を「付与」する。
すると
神威根源剣カリス・ブレイド
武器レベル1
この剣を持つだけでも神威を出すことが出来る。
この剣は壊れない
武器ランク X
来た!!!これは先代英雄が使っていた2本目の剣だ。
アポロン・ブレイドと同じく先代英雄が使っていた武器を持ち、歓喜していると頭の中に声が響いてきた。
『我を起こしたのはそなたか?』
僕の頭に直接声は響いた。
「え?! この声は何? まさか、君なの?」
僕は頭で話したいことを念じる。
『いかにも。我は神威根源剣カリス・ブレイド、そのものじゃ! よろしくな! 新しきわが主よ!』
よかった。ちゃんと届いたようだ。
「う、うん。よろしくね。ところで君はしゃべったのになんでアポロン・ブレイドはしゃべらないの?」
『うむ。それはな。我は「反転」されてきたから、おぬしを相応の主とみなし、話しかけておるのじゃ! おぬしが頑張れば、アポロン・ブレイドも話しかけてくるじゃろう』
「分かったよ。じゃあ、アポロン・ブレイドにも、認められるように頑張るよ! これからは君のことはカリスって呼ぶね! よろしく! カリス!」
『うむ。よろしくなのじゃ』
ここでのちの相棒となるカリスの出会いがあった。
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『ところでおぬし、今のステータスは、どうなってるのじゃ?』
「ああ、最近見てなかったからな、じゃあ行くよ、「ステータス」」
ラルム レベル21
人族
HP 240
MP 540
物攻 180
魔攻 560
物防 200
魔防 350
【スキル】
「反転」
「付与」
「水魔法」
【称号】
「反転」を継ぐもの
英雄候補
「え?! なんでこんなに強くなってるの?! しかも「反転」を継ぐものって何?!」
『それは、称号については今は何も言えんが、おぬしがこんなに強くっなった訳はな、おぬしの武器たちだ。言葉こそはしゃべれんがおぬしのことを認めて、皆力を貸している。もっと、絆が深まれば、スキルも手に入るだろう。ラルム、これは誇っていいことだぞ』
「すごい! ならなおさらもっと頑張らなくちゃね!」
そうこうしていると次の町が見えてきた。王都の前にここで一服だ。
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「スル、ここのところ珍しいスキルを授かった者はおるか?」
「はい、陛下。なんと、英雄を継ぐ者が現れました」
「む、それは誠か! ということは、「反転」が使えるのか?」
「はい、左様でございます」
「では楽しみだな。次の英雄候補が送る英雄譚が」
「そうですね。では、我々はその少年を見守るとしますか」
とある王室に、こんな声が響いていた。
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