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取材

投稿遅れて申し訳ございません。

「……ん?」


  真っ暗の部屋で目覚めた俺。いつの間にか寝てしまったみたいだ。


『此処は冒険者ギルドの医務室……らしいです。御主人様(マスター)の意識が無くなった際にここまで運ばれて傷の手当てを施されました』


  意識が無くなったって……ただ力尽きた(寝ちゃった)だけでしょ? 等と考えていたのだが……。

  ……意識の消えた理由に心当たりがあるので、あまりその辺りは考えないようにしておく。


  【神察眼】を発動して部屋を見渡すと、俺の他にも寝ている人(怪我人)がいた。

  腹に巻かれた包帯から血が滲んでたる人がいたり脚がグッチャグチャの人が……、止めておこう。


『8分ほど前にこの部屋へ運ばれたパーティーです。魔法で止血しておきましたので、命に別状は無いでしょう』


  ルシアが彼等に回復魔法を掛けたらしい。『彼等からは便利な技能(スキル)習得(コピー)させて頂きましたからね』とか言っているので、まぁ対価として回復させたのだろう。

  その辺ちゃっかりしている剣なのである。


「それで、今回は何を習得(コピー)したの?」


『お身体に、何か変化がありませんか?』


  体に変化って、別に何も……あ。

  そこで俺の身体から、痛みがあまり無い事に気付く。怪我自体は治ってないみたいだが、少し前のまともに動けないレベルの痛みではなく、少し気になるかな~程度の痛覚となっているのだ。


『【痛覚鈍化】という、身体に走る痛みを和らげる技能(スキル)です。これで御主人様(マスター)も行動が楽になるでしょう』


  ありがとう、マジ感謝です。と心の中で言った後、ベッドから下りて部屋を出た。






  夜中だし、どうせ他の人は帰ったんだろうな~なんて思いながら、軽く散歩するつもりで受付酒場まで(ルシアのナビで)来た俺。


「……ファルか」


  ザキさんとカトラさんが酒を飲んでいた。

  ……大ジョッキをイッキ飲みして素面(しらふ)とかいう、彼等の酒の強さが分かった瞬間だった。


  俺を視界に収めたカトラさんが、どういう訳か俺から目を逸らす。


「背中の怪我……処置は施したが、もう動いても大丈夫なのか? ありゃあ結構酷かったぞ」


「うん。【痛覚鈍化】っていう技能(スキル)のお陰で動けてる感じかな。散歩がてらこっちまで来たんだけど、こんな夜中まで飲んでて大丈夫?」


  カトラさんはともかくザキさんは教官とかいう仕事に就いている。細かい仕事とかは不明だが、俺がこの受付酒場で給仕をやってた時は昼と夜以外は基本的に来なかったから、かなり忙しい部類に入る筈だ。


(おれ)ゃあ別にこのギルドに住んでる様なもんだし、酔わなけりゃあ問題ないのさ」


「ふぅん」


  グビッと酒を呑みながら言っているので、平気なのだろう。まぁ俺が心配した所で何とかなるって訳でも無いが。


  取り敢えず俺も空いてる席に座った。


「ファル……」


「ん?」


「その……すまなかった」


  ついさっきまで口を閉ざしていたカトラさんが、申し訳無さそうに謝った。


「アタシがもう少し慎重に行動していれば、宝箱の罠に気付けたかもしれないのに……アンタが転移罠で飛ばされて、間接的にだとしても怪我を負わせる事になっちまった」


  先程まで顔を伏せてたのは、そういう事だったのか。


「俺は別に気にしてない……というかこの怪我は俺のせいだし、カトラさんに非なんて無いよ」


「ほらなカトラ。お前が思ってるほど坊主は気にしちゃいねぇよ」


  からからと笑うザキさんを見て「……そうなのかな」と呟くカトラさん。義理堅いというかなんというか……。

  思い詰めてしまうタイプなんだな。


「……一つ、アタシ等の秘密で、許してくれないかい?」


「ん? 俺はとばっちりか?」


  受付酒場内に俺達以外誰もいない事を確認すると、カトラさんがそう切り出した。

  別にいいって言ってるんだけどなぁ。ていうか秘密ってあれでしょ?


鬼族(オーガ)ってやつ?」


「なんだ、知ってん……ってええっ!?」


  ……凄く驚かれたので、合っているのだろう。

  【解析鑑定】使ったら一発でバレるのに、よく今まで隠し通せたな。


「な、何で……アタシは言った覚えなんて無いのに……ザキぃ?」


「俺な訳あるか。あの魔族の娘じゃないのか? 正体がどうのって言ってたしよ」


  二人があーだこーだと話し合っているが、カトラさんなんだよなぁ原因。


「カトラさん、ちょっと前に【解析鑑定】を使ってきたでしょ?」


「え? あぁそういえば……」


「その時に俺(というかルシア)が【解析鑑定】をし返したんだ。その時に、ね」


「だ、だけどあの時、『測定不能』って出たのはなんでさ」


  とても狼狽えた様子のカトラさん……うん、新鮮だ。ザキさんもカトラさんを見て腹を抱えてるし、やはり珍しいのだろう。


「理由は分からないけど、俺がカトラさんの【解析鑑定】を感知したからじゃない?」


  俺じゃなくてルシアが、だけど。


「そうだったのか……」


「くくっ……お前の狼狽える顔ときたら」


「笑うな!」


「俺も、面白いものを見せて貰ったし、本当に何も気にしてないから」


「ぐっ、そうはいうけど……」


「ほら、もういいだろ。これ以上引き摺ると、流石に迷惑ってもんだぜ」


「……分かった」


「それはそうと坊主、お前俺達が鬼族(オーガ)だって聞いてもそんなにビビらねぇな。大人でも苦いもの食った様な顔になるのに」


「俺だって人じゃないもん」


  『変化(チェンジ)』を解除してそう言うと、二人共納得した表情で頷いた。


「ま、普通の人間に……ましては坊主みたいな子供(ガキ)に、あそこまでの強さは出せねぇもんな」


「だよなぁ、ファルが龍人(ドラゴニュート)……何だって!?」


  本日二度目になるカトラさんの叫びが、夜のデイペッシュに木霊(こだま)した。








  翌日


「という事は、実際に闇呪龍と対峙したんですか……。ほぇ~」


  夜遅くにハンナさんの家に行くのもどうかと思い、ギルドの医務室で一夜を明かした俺。

  太陽が昇るのと殆ど同時刻……普段と変わらない時間に起きた俺だったのだが、ベッドの隣でシャロンが椅子に座って寝息を立てていた。……取材の為に早朝から訪れたのだが、俺が寝ていたので待っていたら力尽きた……らしい。


「うん。まぁお陰で死にかけたけど……。ていうかその玉、何なの?」


  俺に質問する時も、その質問に俺が答えている時も離さずに持っている緑色の球体を指差して聞く。


「これは『録映玉』という魔導具(マジックアイテム)です。この部分から出る光に当たった映像を保存する事ができる優れもので、この『視映玉』を使って保存した映像を映し出すんですよ。便利ですよねぇ。見てみますか?」


  赤紫色の球体――視映玉だろう――を取り出して魔力を籠めるシャロン。すると光が一直線に……録映玉と繋がり、壁に映像が映し出される。


「ってあれ? おかしいですね……」


  シャロンが、流れる映像に違和感を感じたらしく首を傾げた。

  スクリーンで見てるみたいだし、特に変な所なんて無いが。


「ほら、見てください。ファルさんの姿が映っていません」


「あ、本当だ」


  よく見ると映し出された映像の中には俺がいない。シャロンだけが映っている状態だ。

  今更なんだけど、俺は自分の姿(転生してから)をまだ見たことが無いので、自分がどんな見た目をしてるのか等が分からないのだ。

  ……ちょっと残念である。




「これじゃあ私が一人で喋ってるみたいじゃないですか!」


  何度試しても俺『だけ』が映らない視映玉を手にいきり立つシャロン。

  ……何故だろう。むきぃ~! と叫んでいるシャロンを見て、即座にルーガを思い出した自分がいる。

  あ、そう言えばこの人、転移前にソウガとか言ってたっけ。


「ねぇ、初めて会った時にホウガさんに『ソウガ』って名前を出したけどさ、それって白狼族の「知ってるんですか!?」え、あぁうん」


  俺が知ってるソウガで合ってるみたいだ。という事はこの間、ソウガがあれ(・・)と言っていたホウガという人物は、俺が出会ったのと同一人物か。


「もしかして、オーガさんもご存知な感じだったりして?」


「(多分)拾われたんだ。まぁその後かくかくしかじかで……」


  物凄く興味津々といった様子のシャロンは、録映玉を放り出して話に聞き入っている。

  取材とやらは良いのだろうか? 俺は別にどうだって良いのだが。





「……成る程っ。七星龍に挑んだと聞いた時には話半分でしたが、今の話を聞いて嘘では無かったという事を確信しましたよ」


「あ、信じて無かったんだ」


  まぁお伽噺レベルの龍に子供が挑むとか、信じるなんて無理な話だよな。

  でもそんな話を関係の有無だけで信じてさせる辺り、


「オーガって……凄いんだなぁ」


「彼は、お世辞や喩えではなく世界最強ですから」


「えっ」


  確かにとてつもなく強い……前世だったら間違いなく生物最強だろうが、この世界に転生したての俺でも分かる。最強っていうのは言い過ぎなのではないのだろうか?

  俺の言おうとしている事を察してか、シャロンは少し浮かせていた腰を再び椅子に降ろして言う。


「60年以上前の話ですが、レイテクスでとある宗教団体が、封印していた邪の神を復活させたんです」


  ろく……いつの話だよ。(前世の)俺の親より長生きじゃん。


「……60歳以上なんだ」


「見た目で年齢を判断できるのは、獣人と人族だけですよ」


  私なんてこの見た目で二千歳弱ですし、というシャロンの言葉を聞いて更に驚いた。

  魔族は長命で数百年は生きると聞いていたが、二千なんて長生き過ぎはしないだろうか?

  西暦より長そうだぞ、それ。


「『あり得ない』って顔してますねぇ、まぁ当然といえば当然なんでしょうが。私の種族に理由があるんですよね」


  ルシアが使った【解析鑑定】は無効化されたので、シャロンの詳しい素性は分からない。種族に理由があるという事は、亜人族の長耳族(エルフ)みたいに『魔族』の中でも長命という事だろうか?


「魔族というのは限りなく人の形をしていますが、人間の血は一切流れていません。……多少は流れている魔族もいますがね。魔族は『眼』と『耳』の特徴で見分ける事が出来ますが、魔族は魔物や魔獣のハーフもいますから、角が生えていたり身体の一部がスライムだったり……言ってしまえばベースが人間か魔族かの違いですね」


  さて、と話を区切るシャロン。


「この国は人族国家という、人間には珍しい亜人禁制の国です。それはつまり純粋な『人間』が住んでいるという事です。純粋な種族の存在は私みたいな『魔族』も例外ではなく、純粋な1種族の事を我々は『純血』と呼んでいます。そして、純血の魔族は基本的に力を持っていたり長命だったりします」


  成る程。つまりシャロンは純血で、力を持っていて寿命が長い。

  俺が苦労(怪我)して入手した転移用の魔力を使わずに、単独で大陸を転移したシャロンの魔力量は凄まじい。それは分かるが、やはり寿命がおかしい気がするのだ。


「それでも、二千年も生きてるってのはちょっと……」


「言ったじゃないですか。『種族に理由がある』って」


  驚かせる気満々といった表情が表に出まくっている。やはりどうしてかその表情からルーガの顔が浮かんでくる。

  っと、まずはシャロンの話を聞かなきゃね。


「私はリャ・フラウという種族の純血で、不老の存在です。殺されなければ死にません」


  胸を張ってそう宣言したシャロン。不老というのは物凄いと思うが、俺はそんな名前の種族を知らないので、ただただ首を傾げるばかりである。


「え、何で知らないんですか!」


「知らないものは知らないんだもん」


  もっとこう、吸血鬼~とか悪魔~みたいなオーソドックスな種族だったら驚いたりもするよ? 「えっ!? 全然そう見えない、凄い以外!」って。


『私も初めて聞いた種族ですが、名から推測するに『リャナンシー』と『ヴィルテフラウ』の混種……でしょうか』


  ……ごめん、どっちも分かんない。


『どちらも妖精の類いです』



「……リャナンシーとヴィルテフラウとかいうのが混ざってたりするの? それって」


「混ざ……それは間違ってますよ」


  シャロンが俺の言葉を訂正すべく説明を始めた。




「元々、その二種族は同じ一つの種族だったんです。それが別の魔族と番になって……色々分かれて、その二つの種族になったという訳です。因みに、それぞれの名前に入っている『ナンシー』と『ヴィルテ』というのは、交わった魔族の名前らしいですよ」


  ……なんか重要な所を『色々』で済まされた気がするが、少し辻褄が合わない所があるんじゃない? それ。


『……『一つが二つの種族に分かれる、というのは優性劣勢の関係で無理がある。そもそもそれで分かれてしまったら、その二種族は純血ではなくなるのではないか?』という事でしょうか?』


  うん。俺も詳しくは理解してないけど。



  生物の持つ特徴を、別の生物と交配させて混種を作る。これは前世でも犬や猫、野菜で行われている。まぁ流石に分かるだろうが、念のためだ。


  俺が疑問に思ったのは、全く別の種族だと思っていた二つの種族が、元は一つの種族という事だ。

  優性遺伝子と劣勢遺伝子というのを学校で習った人なら分かると思うが、少し考えてほしい。何故『片方が持つ特徴をもう片方が受け継いでいない』のか?


『簡単です』


  さも当然とばかりにルシアが俺の疑問に答えた。


『それらの種族は妖精ですので、生殖能力がありません。リャ・フラウという種族の魂が名も無き妖精と交わって、それぞれの特徴を受け継いだ……と考えるべきでしょう』


  ……難しく考えた俺が馬鹿だった。

  子供の頃の知識を引っ張り出して必死で考えていたのに……うぅ、穴があったら入りたい。そしてそのまま、一生を穴の中で過ごしたい……。


(ていうか! 俺が考えてた時に『優性劣勢の関係で無理がある』とかルシアも言ってただろ!)


『先程のは冗談です。まさか引っ掛かるとは思いませんでしたが……』


  キッパリと言い切るルシア。

  最早清々しいな。……今日は手入れしてやんねぇ。




「っとコホン。話が逸れまくってしまいましたね。じゃあ戻りましょうか」


「寿命がどうのって話だっけ?」


「違いますよ。オーガさんの最強たる所以です」


  っとそうだった。60年生きてたり二千年生きてたりとかの話で忘れていた。


「レイテクスの変な宗教団体が邪神の封印を解いた、という所まで説明しましたね」


「うん」


「私はその頃から、オーガさんに対して取材相手という関係を持っていたんですが、丁度その時でしたね」



  国が一つ消滅したんです。とシャロンの口から出た瞬間、少し周囲の雰囲気が変わった。

  シャロン自身は特に変わらないが、空気? が少し重くなった(物理的に)気がする。


「その邪神に、馬鹿共(宗教団体)は国に住む人々を生贄にしたんでしょう。実際に世界を破壊しかねない力を邪神は手に入れたんです。魔力だけでも私の20……30倍はあったと思います」


「うわぁ……」


  大陸を往復で転移して疲れを見せない程の魔力量を誇るシャロンの2、30倍とか……勝てる勝てない以前の問題だよね?


「……とまぁ少し雰囲気(ムード)を出してみましたが、そんな邪神をオーガさんが倒したんですよ。『単独で』」


  息を飲んだ俺を見てしてやったりな表情になったシャロンは、興奮気味に語りだした。


「仮にも神ですよ? まず滅する事なんて不可能の筈なのに……大昔の誰かがやっとこさ封印に成功した化け物をですよ!? オーガさんは前々から鬼狼(オーガ)と言われていたりしてたんですが、その頃から『王牙 (オウガ)』や『神殺し』なんて呼ばれる様になったんですよ! 神殺し! 格好いいと思いませんか?」


  鼻息が荒い、そして近い。


「いやぁ~もうあの頃から取材相手兼ファンとして、今も良い関係を保っているんですよ」


  今回、彼女が俺の存在を知ったのも、この国近辺でオーガを探していた時に偶然冒険者が俺の事を話していたのがきっかけらしい。


「オーガさんって、行くとこ来るとこ全てで何かしらの問題を起こすんですよ。なのでいつ会っても取材のネタが尽きなくて、その辺りでも重宝されてます」


「ちなみに起こした問題っていうのはどんなの?」


  そうですねぇ、と考えるシャロン。


「流れで出てしまった武術大会にお忍びで出場した魔王を一撃でノックアウトしたり、村を襲っていた竜族(ドラゴン)を倒したけど、村長の家の真上に竜族(ドラゴン)が落ちて大惨事になったり……数えるとキリがありませんね」


  ……もうなんか、シャロンが最強って言ってた意味が分かった気がする。色々と。


「おっともうこんな時間。では、今日はこれでおいとまさせて頂きますね」


  太陽の位置を確認したシャロンが、突然そう話を切り上げ、おもむろに椅子から立ち上がった。


「まだ聞きたい事もありますが、録映玉の不備を何とかしますので、それが済んだら伺わせてもらいます」


  では、と俺が返事をする間もなく去っていったシャロン。



  その後、放り出した録映玉を持ち帰り忘れて再び戻ってくるのは、また別の話。

オマケ……というか補足


リャ・フラウ



アイルランドとドイツに伝わる妖精の名前を無理矢理くっ付けました。



優性劣勢の関係



黒髪の人と金髪の人の子供は確実に黒髪、その子供は三対一の確率で金髪になる、というやつです。




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