0話 二ール
はじめまして
処女作で表現も下手なので、それでもokな人はどうぞ
2007年地球ではあるニュースが世界中を駆け巡っていた。
アメリカ木星調査団リーガルの持ち帰った鉱石、通称二ール。鉱石の中に膨大なエネルギーがあり、地球全土のエネルギー問題を解決した。
しかし、二ールは生活だけではなく、戦争、テロ、新型弾頭、あらゆる戦闘にも用いられた。
今まで戦闘機一機動かすのに必要な燃料は二ール数十ゲラムでまかなわれ。エネルギーは破壊力となり新しい兵器ともなった。
2009年二ールを求めた戦争「第三次世界大戦」が勃発した。
アメリカ、日本帝国、ロシア、中国、などの二ール保有国に対して二ールの保有数が少ない国あるいは所持すらしていない国があつまり連合国軍として宣戦布告した。当初、数が勝る連合国軍に対して二ール保有国は各方面に軍を割かないといけないということで苦戦を強いられていた。
しかし、アメリカ・日本帝国が共同で開発していた「戦術殻」の投入で戦況は一気にひるがえした。
戦術殻は二ールを動力源とし、高機動戦闘を可能とした。今までにない二ールを組み込んだ強化装甲により多くの二ールを使用することに成功した。これは戦車、軍事ヘリ、戦闘機、あらゆる兵器を無力化し世界にその力を見せしめたのである。
そのため、第三次世界大戦は終結したのである。
その後、日本帝国、アメリカは国際連合を廃止。二ール保有国を主席とする新しい国際組織
世界統合組織、GIO(Global Integration Organization)を発足させた。
GIOは国家の存続を図るため、戦術殻保有条約を世界と締結、二ール保有権もすべての国に認めた。
第三次世界大戦終結後、たびたび二ール保有数をめぐった紛争や戦争がおこったがGIOの介入により鎮圧されたことはいうまでもない。
世界は平和への道をたどっていたかにように見えたが・・・。
「緊急事態、緊急事態、二ール採掘中に・・・、あ、ああっっっっ」
一本のボイスレコーダーがホワイトハウスに届いた。
同日、木星アメリカ領採掘基地フェミニナからの通信も途絶えた。
どうでしたか?
これからもがんばってゆくので
お願いします