三十日目ー迫り来る、終焉丸ツー
新約聖書・ヨハネの黙示録
第十二章ー第八節
この巨大な龍、すなわち、悪魔とかサタンとかよばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落とされ、その使いたも、もろもとに投げ落とされた。
私は地獄の館でサンタ・カロリーナ・レセルバ・デ・ファミリアなるお酒を飲みながら新訳聖書の黙示録を読んで居た。
このまま行けば私は天との戦争に敗れて天に居れなくなり、
私の使い魔みたいなのとかと共々地に投げ落とされる事になるだろう。
それでもって最後の最後には滅ぼされるのだ、
好い加減ハッピーエンドプリーズ。
それはともかく…
「お前達!こんな事をして居てはすがしくないのか!今すぐ此処からだせ!」
ガチャンガチャンと檻が鳴る音が聴こえる、
よし、うるさい。
「煩い!少しは静かにしよまいか!」
もう、我慢の現界だ、
確かにこいつらが此処に居るのは私の原因だけど私が迷惑を被る謂れわ無いのだ。
「な、なに!お前達がこんな所に閉じ込めておいて私達に静かにしろだと!そんな理不尽が在ってたまるか!」
うむ、私は李 婦人だが?
いや、婦人じゃ無いのかな?
そんな時に、
驚くべく事に予言と伝達の天使、ガブリエルがびっくりな事を言い出した。
「サタン…!私と決闘しなさい!」
「よし、断る!」
何を寝ぼけた事を、
悪魔の私がお前達天使と決闘して勝てるわけが無いじゃ無いか!
馬鹿は休み休み言う事だな。
「な…!貴様にはプライドと言う物が無いのか!」
プライド?何それ美味しいの?
あぁ、うんごめんなさい。
いや、在るには在るよ?流石に、
でもだからと言ってね…
「プライドが在ろうが無かろうが決闘を断る事には変わりが無いに?そんな事よりもコレでも飲んで居なさい」
私はさっき飲んで居たあの舌を噛みそうな酒の封をもいっこ開ける、
なんかもったいない。
「く…地獄の穢れた物など誰が…」
☆☆☆
あぁ…
ベロンベロンに酔っぱらってる、
きっとこいつら天使はバカなのに違いないね。
天使がこんなんだと思うと頭が痛くなってき…
だがそんな時…
今まで眠って居た筈の影かぬそりと起き上がった。
「リリス…」
当然後ろから抱きすくめられ耳たぶに舌を入れる様に囁いてくる。
思わず背筋がぞわって成ったね。
「み、ミカエル…!」
しかもそれがあのヘタレのミカエルだとは…
誰が予想出来様物か。
「ゴメン…今まで、ゴメン…」
あぁ、
うん、何がゴメンなのかさっぱりわかりませんが?
「乾くんだ…どうしてもリリスが居ないと…渇いてしまうんだ…」
そう言って私の身体を無理矢理自分の方へ向けてくるミカエル、
私は脱出を試み身をよじるも其処には筋力の圧倒的な
差が有った。
ミカエルのずいと引き寄せられた端正な顔はまさに紅顔の美少年のもので、
琥珀色の瞳が真っ直ぐ私をみつめて来るのが妙にくすぐったい。
「ゴメン…本当にゴメン…」
酔っ払ったままトロンとした眼のままだけども其処にはしたたかな男の欲望が映って居た。
硬く引き結ばれた唇が解かれたかと思うと、
彼の顔は私へと向かってきて居た…
いやいやいや、
まてまてまて
何やってる、ミカエル!Σ(゜д゜lll)




