二十五日目ーロゴスとの対話
タイトル…久しぶりに同じ日が四回続きました。
新約聖書…
新約聖書・ルカによる福音書
大四章ー色々…
私は今まさにその場面に直面する事となったそれものぞんじゃないことだ。
だれか、私をこのユダヤ人 (と言われている)
から開放してくれ、
そうしたら60円まででアイスをおごってあげよう。
「また聞きます、貴方は何者か?」
ヒゲが近づいて来る、
おかしい、聖書の言葉をうのみにするのならばこいつは少なくとも40日間は断食をして居たはずだ。
この荒れ野でだぞ、しかも。
つまり、風呂には入って居ないと思う、
と言うか入らないだろ、普通。
じゃあ、40日間も風呂に入らなかった男からは普通どんな臭いがする物なんだろうね。
少なくとも嗅いだ事が無いから知らんとしか言いようが無い事を進言しておこう、
切実に。
ようするにだ、
本来で有るならこの神の子からは常軌を逸するで在ろうおぞましい臭気がだだよう事になるのは簡単に予想できるけれど、
こいつからはそんな物がしない。
寧ろ、この荒れ野にバラの香りが充満しているのはこいつの仕業だと思う事にする。
「あ~、わたし?」
きっと盛大に目は泳いでいる事だろうがとりあえずそこは無視の方向で。
「貴方と私の他にココに誰か居ようか?それを知るのは神のみである」
うぜぇ~~~!
なんて周りくどいと言うか、
面倒くさいと言うか…
そんな喋り方出来るよね?
なんかエデンの園のアダムを思いだしたぞ?
それに、まだあいつの方が口数は多かったな、
嫌いだったけど。
あと、
もしかしなくても私ってこいつに返事しなきゃダメだったりするかね?
「わたしは…」
うん、バカだね、私。
せめてなんていうかぐらいは決めておくべきだったね、
もはやイエスの目にはケイカイシンしか残って居ないけど?
「わたしは…なんですか?」
すっ…と細められるイエスの瞳…
その目はいつか見た初恋のヒトーーパパーーを思い出させる目だった。
要するにこの雰囲気、
嘘をつせるほど私の精神は出来上がって居ない。
そう、
何もかも、どんな嘘さえ着く事が許されない。
「解らない…」
私の声帯を震わせて出てきた言葉は自分でもびっくりする様な殊勝な響きを纏って居た。
「わからない?どういうことですか?」
イエスも、これには虚をつかれたのだろう、
その言葉からは狼狽が見て取れる。
「そのまんま…私は、私自身がよくわからない、もう、自分を取り戻した筈なのにね?」
最後に語尾が上がったのは誰に対する質問だろうね?
「貴女は…誰でもありませんよ」
イエスが私を諭す様に、その双方に慈悲と優しさを湛えて口を開く。
40日間も断食をして居ただなんて信じられ無い程の活力と瑞々しさがそこには有った。
「貴女は、貴女以外の自分自身を知って置いでですか?」
うん?
知らないけど?
ごく普通に私は私しか知らない。
「それですよ…貴女が自分の存在に何て悩む必要は無いのです、何せ貴女はただ1人の貴女ナノだから」
ふっ…
と笑ってイエスは腰を曲げ、
私に視線を合わせてきた。
「他に…貴女は悩みは無いのですか?私に出来るのはただ、聞くことのみです、貴女の道は誰でも無い貴女の物です」
はぁ…
それが後世、世界最大の宗教の教祖の言葉だとは思えないよ。
だが、
私の身体は、
イエスに全ての言葉をぶちまけようと開き掛けて居た…
次回…!
主人公は全ての秘密をイエスに話すのでしょうか⁈
作者もまだまったく決めて居ません!




