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十六日目ーかくれんぼ丸ツー
旧約聖書…
僕ら二人はその予言書の解読を試みた親友、
翡翠を探して居た時…
李理素に出会った。
「ん~男同士の友情かー、かっこいいね!」
そう言って右に顔を向け問いかける様に首を傾げる李理素。
その視線の先には…
「ひ、翡翠!」
僕らの探して居た幼馴染の姿が有った。
「はい、リリス様、お褒めいただき光栄の極みです」
それも、
かしずにき、うやうやしく頭を地に伏したかっこうで。
いつもの翡翠は理系気取りで、
李理素の事など信じては居なかった。
なのに…
「李理素!てめぇ翡翠に何をした!」
琥珀が声を大にいて叫ぶ、
正直僕も同じ気持ちだ、
李理素が何かしたとしか思え無い。
「えぇ!これ私のせい⁈絶対違うから!」
白々しい…
そう思って居るのに、
心の何処かでその言葉を無条件的に信用して居る自分も居た。
「ーーっ信じられるか!」
琥珀も同じ様に感じたらしい、
…これが李理素の魔力…
全、李躪、李凛夢の母にして、支配者。
もしも翡翠がその魔力に当てられていたら…
力尽くでも…
「やめなさい瑪瑙」
しかし、
そんな僕を止めたのは意外にも翡翠本人だった。
…その理由こそが…
「我等が母、リリス様を害する事は如何に幼馴染たる貴方達と言えど赦しはしません!」
そう言って全身に魔力を漲らせる翡翠、
リリス…
一体何をした!




