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いきなり五日目丸スリー

登場する名前などで誤りが有った場合、教えてくれると助かります。


旧約聖書…


ユダヤ教

イスラム教

そしてキリスト教


其の聖典。


もしも、

旧約聖書と新約聖書、

これらの違いを完結に述べよ。


と言う問題が有ったとする、


貴方は何と答える?


旧約聖書はユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖典だが、

新約聖書はキリスト教のみの聖典、

と答えるだろうか?


また、

別のヒトは旧約聖書は神による定められた事が記されて居る。


新約聖書はそれらを護り、行った為祝福為れたと答えるだろうか?


確かにどちらも間違っちゃ無いだろう。


しかし私に言わせるならば…


「名前だけだよねぇ…」


ごめんなさい、

長々として置いてオチがそれかよ!

って目で見ないで!


っと、

ともかく、

よく違いがわかんないのだ。


てか、

なんで私がこんな事して居るかと言うと…


「迷子の迷子の小蛇ちゃん、貴方のおうちはどこですか?」


はい、

絶賛迷子中です。


いやぁ、

後に悪魔と呼ばれ恐れられる弟or妹を見に行こうと思って飛びたしたは良いんだけどねぇ


いくらエデンの園が自然豊つうのも限度がある。


周りには青々とした木々が生い茂る。


とうとう、と其の清流が音をたてる。


この川が何川かわかれば…

エデンの園…

其の天地創造のさいにこんな言葉がある


旧約聖書・創世記

第二章ー第十節


また、一つの川がエデンから流れでて園を潤し、

そこから別れて四つの川となった。

其の第一の名はピソンといい、

金のあるハビラの全地をめぐるもので、その地の金は良く、

またそこはブドラクとシマメノウとを産した


第二の川はギホンといい、

クシの全地をめぐるもの。


第三の川はヒゲテルといいアッスリアの東をめぐるもの。


第四の川はユフラテである。



つまり!

このバカでかい川がそのうちのなんチャラ川かわかれば此処がどこだかわかるような、そんな気がする!多分だ!


と言うか、

この川を下流に向かえば園の外にでられるんじや…

そのうちのに…


さぁて、

先ずはこの川は何川かな?

川によって全然違うところに出ちゃうからなぁ。


その時、


ザゥアパーーン‼


川から舐めとんのかい⁈

と言いたくなるほどのでかさの蛇っぽい何やらが現れた!


こらぁ、

蛇は私だぞ!

肖像権侵害だ!訴えてやる。


『これは…姉君お初オメモジ叶う日がこようとは…は⁈ワタクシとした事が、幾ら姉君に会えて嬉しいからと自己紹介を怠るとは…

一生の不覚』


あー

しなくてイイよー


『ワタクシはリヴァイアサン、姉君の弟です


やっぱりか!

何かいやな予感がしてたよ⁈

でも信じたく無いじゃん!

もう少し言い方とか無いの?


「あー…宜しく、私は…」


私の名前なんだっけ?

…気にしない、気にしない


「私は蛇よ、それ以上でもそれ以下でも無いの、唯の蛇よ」


まぁ、

暫くは蛇でイイでしょ、

特に困らなさそうだし?


『唯のなどと仰ら無いでください、私は貴方に申す、貴方は世界最高の姉君だ、名前を忘れた時の不安そうな顔だったり、ワタクシが現れた時にびっくりする、それ以上でもそれ以下でもある、最高の姉君だ!」


かっこが変わった⁈

そんな究極的にどうでもいい事を頭にかすめた時だった。


抱きしめられた、

は?

誰に?


顔をあげる、

確かな男の香りが私の鼻をつく、

私の目に映ったのは…


「どうか為れたか?姉君?」


不思議そうにその形の良い眉を気用に下げて

柔らかそうな唇が私に尋ねてくる。


そこには私より頭一つ分大きな少年?青年?の中間の様な男の子がいた。


「あー…リヴァイアサン?どうしたの?その姿は?」


まるっきりヒトの形では無いか⁈

ヒトは旧約聖書・創世記第二章ー第七節に登場するように神が神の姿に似せて造り上げた特別な生き物と為れて居る、

なのになんで君がとって居るの?


「これは…」


顔を真っ赤にしてしまいどえらく言いにくそうに為れてしまった…

この時ばかりはまるでリヴァイアサンが純真な少年に見えない事は無かった。


「いつか…お話します」


あー、

そんな今話せないのがさも情けないそうに言わないでくれるかな?


「うん…じゃあリヴァイアサンが話したくなった時に聞くね?」


こちとらお姉さんナノだ、

大人の態度だ。


「はい…申し訳…ありません」


泣かれた⁈

ちょっと!

なんで泣いてるの?

私が泣かした見たいじゃん!


「う、ぐ…ひっく…え?」


頭を撫でる…

そして抱きすくめる、

頭を胸に持って行く形だ、

確かこうすると赤ん坊も落ち着くと言う。


「あね…ぎみ?」


「イイよ…怖く無いよ…」


なんで泣いたのか知らないけど。



☆☆☆


あれから三十分程


…解せん、

なぜこうなった。


多分今のこの私の姿を第三者がみたら…


『少年を膝枕する少女の図』


だろう、

つまり、

脚がしびれる⁈


叩き起こしてもいいのだが…


「すぅーすぅー」


こんな幸せそうな顔為れたら起こせんだろうに、

狙ってやってるんじゃ無いのか?

そりゃあ無いか…

ぺきかん寝てるし。


「はぁ」


リヴァイアサンの額に汗で張り付いた髪をすいてやる。


こう、無防備になられると…

イタズラしたくなってしまう、

く、此処にマジックペンが有ったら…


そう言えばこんなところミカエルに見られたら…


「やっと見つけ…た」


ばっちし目が合ってしまった。

第二章ー第七節はおそらくそのうちにだします、

かなり重要なものになりますので。

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