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謎の言葉
阿部祐一は
「もしかして、われは まるはち はなわやすみや やみたいわいないって十和田湖周辺の地名だったんだ」
長老は阿部祐一の言葉に驚きと関心を示しながら頷いた。
「そうじゃ。まるはちのしるしが示す場所が、十和田湖周辺の地名と関係しておることは、われらも以前から感じておった。しかしその意味を解き明かす者はおらんかったんじゃ。」
阿部祐一は、長老の言葉を聞きながら、自分の調査が新たな展開を迎えたことを実感した。彼は、さらに詳しくこの地域の古代の伝説や地名について調べる決意を固めた。
「長老、そのまるはちのしるしが刻まれている洞窟の場所を教えていただけませんか?私はどうしてもその場所を確認したいのです。」
長老はしばらく考え込んだ後、静かに頷いた。
「わかった。わしが案内しよう。だが、その場所は危険も伴う。覚悟はしておるか?」
阿部祐一は力強く頷き、長老と共に洞窟へ向かう準備を始めた。彼の心は新たな発見への期待と、未知への恐れで満ちていたが、それでも彼は前進する決意を固めていた。




