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ARVRL  作者: ラス
24/34

ARVRL24

ラド「次の質問はー…"撮影時の衣装"について…」


アズ「えーっとねー…僕らは寮なのでまず第1に私服をあまり持っていない。それで動画のほとんどを制服で撮っているんだよね。」


ラド「私服も持ってはいるんだけど…私服と言うよりも正装用の平服なんだよね笑。ほら、僕らの学校は催しが多いから。」


アズ「ああ、そうだね笑。僕も10着は平服を所持しているよ。ラドの家は金持ちだから100着は持っているよね?」


ラド「んーその10倍は持っているかも。別にARVRLの動画も平服で撮っていいんだけど、この学校の制服かっこいいからつい着ちゃうんだよね笑。」


アズ「かっこいいよね!実は去年生徒会が新しく作ったんだよね。だからこの制服はリーシャのデザインなんだよ。」


ラド「えっまじ?すごいね。しかもこれ、学科ごとに違うんだよね?」


アズ「あ、ああ。全部で12種類あるよ。空学部A学科B学科、宙学部1学科2学科、天学科、暗学科の6つに男女別の制服がそれぞれあるからね。」


ラド「学科全部ソラだから分かりにくいよね笑。ちなみに僕は天学科だよ。」


アズ「僕は空学部A学科。リーシャがB学科でヴァンが宙学部1学科、ラズが2学科。だいたい生徒会は学科に1人づつ選ぶのが伝統で、稀に同じ学科から選ばれることもあるんだよね。」


ラド「それはもう時の運だよね笑。ラズは首席入学だったから宙学部2学科は入学式から絶望してたね、もう生徒会入りは無理だって笑。」


アズ「僕が2学科に入ってたとしてもそう思うよ笑。ラズと同世代なだけで絶望的なのに。」


ラド「俺でも()だよ。天学科に選ばれたとき人生が救われたと思ったほどだ、2学科は本当に運がなかったと思うしかない。まあラズと同じ学科なだけで誇らしいことでもあるんだけどね。」


アズ「そうだね笑。少し話がずれてしまったね。そうそう、だからARVRLの服は全員違うデザインなんだよ。」


ラド「じゃあ次、今日の気まぐれ1問は「座右の銘」。」


アズ「うーん、難しいのを選んだね笑。僕は「力は報われずして(おのれ)に宿る」かな。これは父上が言ったんだけど、その時の自分は今よりも全然自信がなくて笑、というか全然努力が実らなかったんだよね。この学校に入る前、たくさん模試を受けたんだけど安全圏に入れなくて。落ち込んでいるときに言ってもらえたんだ。」


ラド「アズの努力は誰もが認める力になったよね。」


アズ「僕もここまでこれるなんて驚いたよ。努力するのが楽しくなったんだ。」


ラド「僕は「Bet Destiny(うんめいをかけよ)」。運命に抗い砕く。元々運命なんて信じないタイプだったんだけど、もし運命が決まっているとしたらそれを壊すことほど快感はないと思ってね。選択に賭けるギャンブラーこそが人間の本質だと僕は考えるんだ。」


アズ「ラドっぽくていいね 。僕は慎重な人間だから確信を持たないと行動できないんだよね。」


ラド「アズはその確信をもつ速度が異常なほど早いけどね笑。」


アズ「笑。じゃあ今日はこれくらいかな?ちょっと喋りすぎたかも。」


ラド「そうだね笑。んじゃこんぐらいで!see you again〜」

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