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ARVRL  作者: ラス
23/34

ARVRL23

ラズとラドというだけあって、今回の期待はかなり大きいものだった。恋愛のことを聞きたいと思ったのは世界中の誰もがそうであったようだ。だがアンサーは誰もいないどころか恋愛禁止だなんて…!こんなにも嬉しいことはない。これでディーラーは好き放題推しを愛することができる…!ARVRLは一般の芸能人やアイドルと違って、どこにいるか誰も突き止めていないため、報道陣がスキャンダルを報道することができない。その分、特に恋愛面はトップシークレットとなっていたが、この回でやっとそのベールが破けたんだ。

さて、いよいよ全員が2回目となる第5回となった。今回はEVEINGで話題となったこの2人、アズとラドだ。ラズとのAPPでは甘い言葉で誘うような仕草で世の女性ディーラーのハートと奪ったラドは、アズとのAPPになるとどう変わるのか期待がまた上がっていく。まあどれだけ上がっても結局越えていってしまうから心配ないんだけど…。


アズ「さあさあさあ!APPするよ!APP!」


ラド「笑笑。テンション高いね笑。」


アズ「ちょっと久しぶりで狂ったかも笑。気を取り直して一発目!"やったことのある習い事"から。」


ラド「そうだな…。僕はヴァイオリンと剣術を習っているんだけど、それ以外は何もしてこなかったな…。ヴァイオリンもリーシャより全然できないし笑。習い事って程でもないけど射撃と乗馬ならできるよ。」


アズ「ラドのヴァイオリンはかなり上手い方だよ。リーシャがおかしいだけなんだよね…笑。ラドの剣術はヴァンといい勝負だよね。」


ラド「元々剣術の家に生まれたからね笑。」


アズ「僕は英才教育をした経験があるよ。他にも音楽から武道、スポーツ全般習っていたな…。この学校に入るときに全てやめてしまったんだけど…。」


ラド「アズは本当に努力家だったよね。アズの才能の全てが自力で手に入れたものだよね。本当にすごいことだよ。」


アズ「そうでもないよ笑。勉学は特に悲惨で、受験期は寝ずに死ぬ気で勉強していたし、結局首席はラズだったし…ラズのお兄さんには全く歯が立たなかったからね。」


ラド「アズは謙虚すぎるよ笑。結局今はラズを越したじゃないか。あの奇才に勝てるのは君しかいないんだから胸張れよ!笑。」


アズ「笑笑。ありがとう。話が脱線してしまったね。ARVRLのほかのメンバーの習い事を触れておくと、リーシャは淑女講義を受けていたと思う。ヴァンはラドと同じく剣術を習っているよ。ラズは特に何もやっていなかったと思う。」


ラド「あの奇才は独学で研究していたみたいだけどね。」


アズ「ラズは本当に雲の上の存在だからね笑。今でも普通に話していることが不思議に思ってしまうよ。」


ラド「だよね笑。神かその類な気がする。」

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