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ARVRL  作者: ラス
17/34

ARVRL17

1日目のAPPを終え、ディーラーからは大きな反響があった。

「ARVRLがまさか生徒会メンバーの集まりだったなんて!」

「トランプがモチーフだったんだ。確かに言われてみればそうかも…ラドなんかジョーカーにぴったり」

「リーシャとヴァンの喧嘩気になる…!w」

「ラズとラドは飛び抜けて天才なんだね。みんなが天才なのは変わらないけれど。」

「ラズとラドは学校でも人気なんだね。同じ学校に通ってみたい。高校かな?」

「ARVRLがいつもいる場所は学校の寮なのかな。それじゃあ、道端で会うことはなさそう。」

「ディーラーだって!流石アズ!かっこいいね。名乗りたくなる。ディーラー」


こんな感じでたくさんの賛成の意見が集まった。そして投票サイトは新しく、"ディーラーリスト"というサイトに変わり、ますます利用者が増えた。


2日目の今日はリーシャとヴァンだ。一回目の動画から注目が集まっている2人だ。


リーシャ「お正月を楽しんでいますか?APPのお時間です。2回目!張り切ってやっていきますよ!」


ヴァン「うわ〜!待ってました!俺はこの企画を始動していた最初の段階でやってみたいとずっと思っていたんだ。緊張するな…」


リーシャ「確かにARVRLの動画はいつも5人で出演しているから新鮮だよね。でもきっと慣れるよ。」


ヴァン「そうだね笑。じゃあさっそく答えていこう。今日1番多かった質問は…"ARVRLの好きなもの"だったよね。」


リーシャ「うん。好きなものかぁ…、私は演奏することが好きだからピアノとか?ヴァイオリンも好きだなぁ。」


ヴァン「リーシャはすごく演奏することが得意だもんね。本当に聞き惚れてしまうからあまりやって欲しくないんだけど笑。」


リーシャ「そんなに?笑。でもたくさん練習したから自信を持って弾くことができるようになったの。」


ヴァン「うーん、俺はバスケットボールかな。サッカーボールでもバレーボールでもいいんだけど…。俺は体を動かすことが好きだから一日中スポーツをしているんだ。その中でもバスケットボールは特に好きだから答えにしたんだ。」


リーシャ「確かに!ヴァンといえばスポーツといってもいいくらいね。運動神経抜群すぎるせいで全てのスポーツをプロのようにできてしまうから本当に尊敬するわ。」


ヴァン「そんなことないよ笑。テニスなら多分アズの方が上だと思うし…。」


リーシャ「アズのテニスは努力の結晶よね。本当に上手。」


ヴァン「うん、俺もそう思う。」

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