なろう小説ランキングでうまくいくにはどうすればいいか。(読者目線のアプローチ)
調子に乗って第2弾。
今回はどうすればランキングでいい成績を残せるか、読者側の観点からアプローチしていきたいと思います。
当たり前ですが絶対に人気が出る手法はありません。もしあったとしても発表してしまえば全員同じ土俵の上に上がることになりそこからは実力勝負になるからあまり意味がないです。
また最近は面白いから人気が出るのではなく人気があるから人気が出るという状況になっています。おそらくランキング上位を狙うにはまずランキングに載ることが前提になり卵が先か鶏が先かのような感じになるでしょう。
なので当たり前にやっておいた方がいいこと、やらない方がいいことを書きました。
まずなろう小説の立ち位置を考えてみます。
私が思うに気軽に読めること、共感しやすいこと、暇潰しに丁度いいことが挙げられます。
マンガでいえば週刊誌などの雑誌のような感じといえば分かりやすいのではないでしょうか?
このことから投稿はなるべく定期的、文字も定量にするのが理想です。
毎日一回、千~三千文字とか、隔日、三日に一回、三千~七千文字とか、一週間に一回、五千~一万など決めた量を自分の無理のないペースで投稿していくといいです。
ここで大事なのは沢山回数投稿してもいけないし、大量な文字を書けばいいという訳ではないということです。そして更新は早くても遅くてもいけない適度な感じを目指しましょう。
まず大事なのは読むことを習慣化すること、前回書きましたがなろう小説の読者はよりライトな人が多くいます。沢山読むことが苦痛に感じる人が結構いるのではないかと思います。
書き終わったらすぐ更新、出来るだけ早く読者に読んでもらうというのはいいことではありますが、作者側に余裕がないのは良くないですし、何より不定期な更新は読者が離れるきっかけになります。
面白い時はドキドキワクワクしながら更新を待っていられますが要求する品質に達しなくなった時、あまりにも更新が空いた時、読者のブクマ外しが容赦なくやってきます。
そういった事態を回避するためにも出来るだけ更新頻度、品質維持はがんばりましょう。どうしてもスランプや時間の確保が難しい時は素直に休むことを伝え、期待を裏切らないようした方が無難です。
次にランキングに載るにはどうすればいいか。
一番簡単なのはより人気のないジャンルに挑戦することでしょう。
分かりやすくいえば、人気のある大学に受かるために倍率の低い学部に出願するようなものですね。
日間300位は無理でもジャンル別100位は狙えるかもしれません。
あとは読者の選ぶ傾向を知ることです。
私の場合、主にランキング順位やジャンル、タグの検索で読みたい作品を絞り、タイトル、あらすじ、話数、更新頻度で読むものを決めます。
ここで重要になってくるのはタイトル、あらすじ、ジャンル、タグの四つです。前2つは看板、後2つは保証と考えてもらえばいいでしょう。
タイトルは例えば重要な単語、名前、武器、称号など、それらの複合(○○の○○)、あるいは三文字から四文字の略し、あとは状況の長文説明あたりが主流です。とにかくインパクト重視なものが多い。
あらすじは端的に分かりやすく、なるべく長すぎないよう気を付けてください。長すぎると文章もまとめられないやつと思われ、冗長なのは読む気も失せます。
ジャンルやタグは読者の好む傾向です。タグは沢山やれば検索に引っ掛かる可能性は上がりますが、私はあえて主要なものだけ登録することをオススメします。なんというか好みやフェチは結構複雑で期待値に達してない場合これじゃない感で読んでもらえないかもしれません。
最後に書きたい作品ではなく、読みたい作品を書いてください。
この2つは限りなく同じですが決定的な違いがあります。
それは流れが決まっているかどうかです。書きたい方はじぶんのしたいことをなんでもかんでも詰め込んでストーリーがめちゃくちゃになりやすい。一方読みたい方は理想がある程度テーマが決まっていて芯が通りやすいからです。
面白い作品がこれからも出てくることを期待しています。
懲りもせずまた書きました。やっぱり私に文章を書く才能がありません。