表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/22

別の顔

 大麻の取引。


 列島政府加盟国のほとんどは嗜好品としての大麻を、違法薬物として育成から所持、取引の全てを規制していた。

 しかし、この欲望の島ゴッドアにおいては少々事情が異なる。

 観光客など対外イメージを気にして、主要区では他国同様に規制がしかれていたが、そういう区画を除けば、この島において大麻は合法的な嗜好品として認められていたのだ。

 観光客の中には大麻を目当てに島を訪れる者もいるぐらいで、主要区の規制もほとんど意味を成しておらず、よほど大っぴらに吸いでもしてない限り捕まるような事はまずない。


 そして主要地域の商業区と違い大麻規制を受けないこの十七区には、その手の店がより多く集まっていた。

 アップルボーイ食料品店もそのうちの一つである。


 わざわざ食料品店を装うのは、大麻の規制地区での取引もスムーズに行う為でもあり、いくらこの国では合法と言えど体面を気にする顧客の為でもあった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ