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色々と大変な事になってきたんだが!?

 俺と宝条は担任の教師に職員室に呼ばれて職員室に来ていた。そして、職員室はどこか慌ただしくなっていた。そんな中で担任は俺たちにある記事を見せてきた。

 

「宝条と神島、お前この記事は見たか?」

 

 教師が見せたのは、例の仮面アイドルのカスミさんと俺が写っている記事だった。

 

「あのなぁ、今めんどくさい事に、色々とイタズラ電話とか色んな電話が絶えなくてな。一応聞いとくがこの記事が本当か、もし本当だったら事情を聞かせてくれないか」

 

「あー、この記事に書かれてあるのは事実でぇー」

 

 俺がそう言うと、隣に座っている宝条の眼光が怖い。なんと表現するべきか、まるで獲物を狙う猛獣のような目をしている。

 

「そうか……それじゃあ詳しく事情を聞かせてくれないか」

 

「は、はい」

 

 そして、俺は隣にいる猛獣に見守られながら、仮面アイドルのカスミさんとどういう関係なのか、撮影された当時どのような状況だったのかを話した。

 

「そうか、大体お前の言い分はわかった。あと宝条、お前を呼び出したのはこれからのことを見越して、お前のアイドルの仕事について少しだけ教えてくれないか?」

 

「え、先生は宝条がアイドルしてる、て知ってるんですか?」

 

「そりゃあ当たり前だろ、親御さんから色々と情報を共有して宝条をサポートしたりしなきゃいけないからな」

 

「な、なるほど……」

 

「神島、お前はもう教室に戻ってていいぞ、授業に遅れるなよ」

 

「りょ、了解しました」

 

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