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推しアイドルと幼なじみと一緒に水着を買いに来たんだが、いったいどうすれば良いんだ!?

俺の名前は神島翠星かみしま すいせい、なんて自己紹介してる場合じゃないか……そう俺は今、幼馴染の穂状と、俺の推しアイドルである宝条と一緒に水着を買いに来ていた。

 

「それじゃあ、私と穂状さんは一緒に水着を買ってるので、翠星すいせいは一人で大丈夫だよね?」

 

「お、おう……」

 

 ※

 

「ねぇスミミ、今気づいたんだけど。なんでスミミは神島を下の名前で呼ぶようになったの?」

 

 穂状さんは不思議に思った顔で、私にそう聞いてきた。今更何を言ってるの? 彼は、

 

「だって私のモノだから」

 

 私が彼女に向けて言うと、穂状さんはキョトンとした顔をして、その数秒後、笑った表情でこう言った。

 

「スミミも神島の事が好きなんだね、でもわたしも負けないから!」

 

 予想にもしない事を言った穂状さんに正直驚いた。そして、彼女は何も無かったかのように、私の手を引いて水着売り場の方へ向かった。

 

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