表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/117

最悪な出来事に直面したのだが、どうすれば良いんだ!?

 俺の名前は神島翠星かみしま すいせい、今穂状と俺の姉が仲良く買い物している光景を遠目で眺めている者だ。どうしてこうなった……。

 

 こうなる数十分前のこと。俺と穂状は足並みを揃えながら帰っていた。

 

「ねぇ神島、この後暇?」

 

「暇じゃない、家に帰ったら推しアイドルの情報とか狩りゲーの新作発表とかあるかチェックしないといけない」

 

「それって暇だよね?」

 

 俺の毎日のルーティンに対し、穂状は冷たい目線でそう言った。

 

「じゃ、じゃあさ、このあと一緒にショッピングモールに行かない? 私欲しいものがあってさ」

 

「それなら尚更俺行かない方が良くないか? 俺がいると邪魔だろ?」

 

「なにそれ、全然邪魔じゃないよ。私は神島と一緒に行きたいの」

 

 穂状は真剣な眼差しでそう言った。俺は彼女のその真剣さに思わず「お、おう」と言ってしまった。

 

 ※

 

 というわけで来てしまった近場のショッピングモール……来たのはいいものの何をすれば……まぁここは無難に穂状の行きたいところに行ってやり過ごそうか。

 

 俺がそう考えていた時だった、いつも神は俺を見放してくれる。

 

「お! スイちゃんじゃーん。ん? あれ!? 瑠衣ちゃんじゃん!」

 

「ウゲッ」

 

「え! 神島のお姉さん!?」

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ