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幼馴染が体育祭のめんどくさい種目に出るのだが、どうすれば良いんだ!?

体育祭それは陽キャにとって最高の学校行であり、逆に友達の少ないボッチにはなんの楽しみもないクソイベである。

 

「んじゃ、この中の種目で出たい奴は自分の名札を黒板に貼りに来てくれ」

 

 黒板に書かれている種目はどれも無難だ。ただ一つだけ無難じゃないのがある、それは借り物競争だ。なんと! うちの学校の借り物競争には! 札に『大事な人』とか『好きな人』なんてものが書かれている札がある。

 

 まぁある意味この種目に出る人間は好きな人に告白するやつだ。あと公開処刑にもなりうるのであまりこの種目には出たがらない人間は多い。

 

 だから俺はここはボッチの代名詞である玉入れにしよう。

 

 そう決めた俺が自分の名札を取り、黒板に書かれている玉入れに名札を貼りに行こうとした時だった。

 

「神島はどの種目に入れるか決めた?」

 

 そう言って俺に話しかけてきたのは、穂状だった。

 

「玉入れだが」

 

「なんか神島ぽいね、玉入れ似合ってるよ!」

 

「なんかあまり良く聞こえないな、それより、穂状は何にするんだ?」

 

「私? 私はね、借り物競争だよ!」

 

「マジかよ」

 

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