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アカネさんの恋愛バトルが勃発しそうなんだが、どうすれば良いんだ!?

「冗談なわけないじゃん、私前にも言ったけど結構神島くんのこと気に入ってるんだよ」

 

「あれてっきり冗談なのかと」

 

「そんなわけないよ。さ、ここももう飽きたし、そろそろアイドルレッスンもあるからそこに行こっか」

 

 彼女はレーシングゲームの座席を降りると、こちらを手招きながら俺を誘う。俺を落とすか……ゲームで俺の恋愛耐性の数値を表すなら俺の恋愛耐性は999、カンストしている俺を落とすのは不可能に近い……なんて思ったけど、実際何度も落ちそうになったから999もないかもしれんな!

 

 俺はそう思いながら、手招いている彼女の元へ歩み寄った。すると、アカネさんは当たり前のように俺の手を握る。なんというか温かいな……——危なッ! 危うく落ちるとこだった。

 

「なに緊張してるの? 私の彼氏ならこんな事で緊張しないしない」

 

「なんで勝手に彼氏認定してるんですか」

 

「えー、別にいいじゃん! いつかは私の彼氏くんになるんだしさ」

 

 

 

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