お月さまが僕の願いを聞いてくれたよ!
僕は暑い暑い、砂漠の国に住んでいる。
この国には、夜になると不思議な事が起きるんだよ。
夜になるとね、、、?
お月さまが、この砂漠の国にゆっくり時間かけて降りてくれるんだ!
体を休めに来てくれてるんだよ!
優しいお月さまは、子供である僕たちが触っても怒らないんだ。
それどころか、、、。
【もっと触っていいよ!】って僕にはそう感じた!
▼
でもある時、、、。
いつものように、お月さまが砂漠でゆっくり体を休めていると、、、?
そこに! お星さまがやって来たんだ!
しかも、、、!?
三つ子なのかな、、、?
【キラン キラン】と黄金色の光を放っている。
お月さまに何かを言いに来たみたいだった。
そうするとね、、、?
何時もは帰らない時間に、三つ子のお星さまを連れて空高く夜空に帰って
行ってしまった...。
*
あれから1週間が経った、、、。
お月さまは、この砂漠に来ていない。
『やっぱり、お月さまに何かあったのかな、、、?』
僕がそう心配していると、、、?
その日の夜。
お月さまは、1週間ぶりに砂漠に降りて来てくれた。
僕は心配でお月さまに駆け寄り、お月さまにこう言った。
『お月さま! 大丈夫だったの? なにがあったの? ずっと心配して
いたんだよ! もう来なくなったら僕は、僕は、、、。』
僕はそう言うと、、、?
泣き出してしまった...。
そんな僕を見てお月さまは、初めて僕に話しかけてくれた。
『君は何にも心配しなくてもいいよ! 何時もワタシは君たちを夜空から
ちゃんと見ているから~!』
『ううん! ありがとうお月さま。』
お月さまの声は、心に響き優しい音色のような声でした。
▽
僕は思い切ってお月さまに願い事をしました。
【1日だけ! 僕とお月さまが一緒にいれる時間が欲しい!】
夜、お月さまはゆっくりと砂漠に降りて来てくれた。
そして、お月さまは僕に言った。
『君の願いを叶えよう! ワタシに摑まりなさい!』
僕はお月さまのデコボコしたところに両腕を広げて摑まった!
そうすると、、、?
お月さまがゆっくり上昇していった。
『わーあ! どんどん下が小さく見えるよ! 凄いな~』
みるみるうちに、空高く上がって行きました。
そこには三つ子のお星さまが無邪気に追いかっこをしていました。
お月さまは、どっしりと腰を据えて何時ものお月さまの定位置に着きました。
そしてお月さまは僕にこう言います。
『君の名前は、、、?』
『僕の名前は【ジョイル】だよ!』
『ワタシの名前は、、、。』
『えぇ!? お月さまにも名前があるの、、、!?』
『おや? ビックリしたかい? ちゃんと名前があるんだよ!』
『ワタシの名前は【クリーキング・ダムタスカス・リビット・ムーン】だよ!』
『わーあ! 凄い名前が長いんだね、、、?』
『だから、みんなはムーンと呼んでいるんだ!』
『そうなんだ~!』
無邪気な三つ子のお星さまが【キラン キラン】と言っている。
『お月さま! お星さまが何か言っているよ!』
『わかった! わかった! そうしよう!』
『お月さま! お星さまは何て言っているの、、、?』
『ワタシともっと遊んで欲しいと言っているんだよ! 君とばかり仲良くして
ヤキモチを焼いてるみたいだね!』
『三つ子のお星さま~ 僕もお星さまたちと仲良くなってお友達になりたいよ!
良かったら、僕とお友達になってくれませんか?』
僕がそう言うと、、、?
三つ子のお星さまたちが僕に寄って来て、嬉しいそうにはしゃいでいる。
『どうやら、星たちはジョイルと友達になりたいみたいだな~!』
『僕も嬉しい!!!』
三つ子のお星さまたちは、【キラン キラン】と光を放ちながら喜んでいます!
『ずっと、お月さまと三つ子のお星さまたちと一緒に僕もここに居たいよ!』
『...ジョイル! それはダメだよ! 君にも家族がいるだろう? 家族を悲しい
思いにさせる事は出来ない!』
『ううん、そうだよね! ごめんね、お月さま! ワガママ言って!』
『でも、ジョイルの気持ちはちゃんと受け止めたよ! ありがとうジョイル!』
『ううん!』
▼
そして、、、お月さまと三つ子のお星さまたちと分かれる時間が来ました。
『ジョイル! 今日は楽しかったよ! ありがとう!』
『僕こそ! お月さま、三つ子のお星さまたちありがとう! 凄く楽しかったよ』
『じゃ~時間が来たようだ! 君を家族の元へ帰さなくてはいけない!』
『ううん、』
『さあ! 目を瞑って! たった3秒間だよ!』
お月さまが 数を数えます。
僕は目を閉じました。
【いち、にっ、さん!】
薄っすら聞こえたお月様の声が最後でした。
『目を開けて~』
僕は目を開けると、、、?
自分の部屋のベットの中でした。
そして、お母さんの声が聞こえました。
『ジョイル! 早く起きなさい~朝よ~!』
『ううん、』
夢だったのかなと、僕が思っていると、、、?
左手に、小さな石を握っていました。
石には小さく【moon】と書かれていました。
あれは! 夢じゃななかったんだ!
『ありがとう! お月さま。』
最後までお読みいただきありがとうございます。




