第1話ベットに倒れこんだら異世界に!?
初めての投稿1話目です。どうぞ楽しんでくれましたら
ステータスに関しては今回は、何回か出す予定ですが、次回からは最後に表示するようにしますm(__)m
「えーと、ご飯も食べたしさっさと受験勉強しないと」
俺は、【桜木奏斗】(さくらぎかなと)ごく平凡な学生だ。趣味は、ゲームや漫画、あと体を動かすこと。絵に描いたような平凡な学生、今も受験勉強の真っ最中
「今回は数学の24ページからだな、よし!とその前に、軽く体をほぐしとこ、ずっと座ってるとしんどいからな。」
部屋の真ん中に立ってストレッチ、習慣だから欠かせない。
そんなこんなで、いつも道理の生活をしている
「そろそろ11時か、寝ないと明日ヤバいな」
勉強本を閉じて学校の準備をして電気を消してベットに倒れこんだ。だが、俺を待ってたのな柔らかい枕ではなく、硬い地面だった!ゴツンッ!って音が響き俺は、その場でゴロゴロあたまを押さえて転がっていた
「痛ってぇぇぇぇぇぇ!!?なんだ!?俺、ベットに倒れこんだはずなんだが!?何で痛いの!?」
周りを見てみるがベットは何処にもない、あるのは草や木などだった
「何処だここ?俺、自分の部屋に居たはずなんだが」
周りをキョロキョロ見回すがそこは森のような場所だった
「何で俺こんなとこに居るんだ?」
すると突然、頭のなかに声が聞こえた
《スキル、マップlevel1を獲得しました》
「えーと、なんだ?今の、マップ?スキル?」
そんな事を考えていると目の前にまるで3Dウィンドウのような
画面が出てきた。それを俺は驚いて「うわ!?何か出た!」と叫んだ。見てみるとステータスとあった
ステータス
桜木奏斗 level《1》
歳《18》
HP《150》
MP《0》
力《32》
防《20》
魔力《5》
素早さ《15》
運《40》
《パッシブスキル》
努力神の加護、限界無し、成長力上昇(努力の量で変わる)
《戦闘スキル》
マップlevel,1 器用level,1 剣術level,1
「ゲームみたいだな、何でステータスがあるんだよ」
俺は、その場で座り込み頭を捻らせていた。すると近くの草むらが、ガサガサと揺れていた。俺はその方向に視線を向けると
「グゥルルル!」
そこには、人間の体なのに首は長く顔はドラゴンと言う漫画やゲームでよく居るリザードマンがいた
「何かの冗談だよな!?あれりえねぇ!?」
俺は、とっさに立ち上がり走り出した、走りながら後ろを向くと
リザードマンが追いかけてきて剣を振りかざしていた
「グゥルルあぁ!!」
「くそったれ!」
俺は、すぐに横に飛び回避したがリザードマンはすぐに剣を振りかざして斬りかかってきた。俺は、木を盾にしてリザードマンは木に剣を振りかぶる、剣が木に刺さっているのをみて俺は、とっさにリザードマンにタックルした。
「うらぁぁぁぁ!!」
「グゥルルルあぁ!!?」
タックルしたリザードマンは軽く吹き飛び、俺のタックルでリザードマンが持っていた剣が木から抜けていたのを拾い、構えた
「じいちゃんに習ってた剣術が今役に立つな」
俺は、起き上がろうとするリザードマンに向かって剣を振りかざして走り剣を振り下ろした
「グゥルるルあぁ!!!!?」
「くうっ!浅い!」
リザードマンはとっさに後ろに飛び、剣は当たったが浅くなってしまった
「だけど!これでどうだ!?」
一歩踏み出し思いっきりしたから切り上げた
「グゥルぁぁぁ!!」
バタンッ!
リザードマンは悲鳴をあげて倒れた、動かなくなったリザードマンをみて俺はその場に座り込んだ
「なんとか、なった・・・・・・・・・良かった~」
そんな事を思っていると頭のなかにまた声が聞こえた。
《レベルアップしました、スキルを獲得しました》
声と共に俺の目の前にステータスが表示された
《桜木奏斗》level《3》
歳《18》
HP《200》
MP《10》
力《50》
防《36》
魔力《10》
素早さ《31》
運《52》
《パッシブスキル》
努力神の加護、限界無し、成長力上昇(努力の量で変わる)
《NEW》ドラゴンスレイヤー
《戦闘スキル》
マップlevel,2 器用level,2 剣術level,2
《NEW》瞬刀level,1 《NEW》身体強化level,1
「レベル上がってる、本当、何なんだよここは」
俺はため息を吐きながら愚痴を呟いていると、ヒヒーン!と馬の声が聞こえた。その馬の声の方向に目を向けると、馬に乗った女の人がこちらに向かってきた、俺の目の前にくると馬は止まった
「このリザードマン、貴方が倒したのですか?」
馬から降りてきた女の人が訪ねてきた
「ええ、まあ、何とか倒しました」
俺は質問されたので素直に返事を返した
「そうですか、実はこの辺りにはリザードマンの集落があって今から討伐隊を引き連れて行こうと思っていたとき貴方が居たので」
どうやらこの人は、化け物退治をしようとしているらしい
「あの俺、桜木奏斗って言います、情報ありがとうございます」
「珍しい名前ですね、もしかして日本人ですか?」
女の人からとんでもないの言葉が出てきた
「えーと、そうですけど、ここ日本ですよね?」
「違いますよ?ここは日本ではありません」
日本じゃあない?なら何故日本のことを知っているんだ?
「では、ここは一体」
「ここは、貴方が居た世界ではありません。ここはメトルカルデと言う世界です」
メトルカルデ?つまりここは異世界?・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
この日俺は、人生で一番大きい声を出した
「すみません大声出しちゃって」
「いえ、仕方ないですよ。いきなりこっちに来るなんて流石に混乱しますよね」
俺は、女の人に連れられ馬に乗せてもらっている。何でも討伐隊のところになら安全と言っていたのでお言葉に甘えさせて貰っているのだ
「自己紹介まだでしたよね?私はリフェルナ・ミルフェルと言いますよろしくお願いします。リフェルナとお呼びください」
女の人・・リフェルナさんが名前を教えてくれた
「改めて、桜木奏斗です。よろしくお願いしますリフェルナさん」
「リフェルナで構いませんよ?私も奏斗さんと呼ばせていただきます。あと敬語もいりません、それにしても災難でしたね」
「わかった、まあ、災難だね、勉強して寝ようとしたらいきなりここに居てビックリしたよ」
苦笑いをしながら答えた、するとリフェルナが指を指して
「あ、見えてきました。あそこが討伐隊の休憩所です」
リフェルナが指を指した方に向けるとそこにはテントがいくつもあったざっと数えるだけで10個はある
着いたあと兵士の格好をした人達が来てお辞儀をした
「姫様、おかえりなさいませ」
姫様?この兵士達はリフェルナの事を姫様と呼んだ
「リフェルナ!お姫様だったの!?」
「言ってませんでしたっけ?」
聞いてないよ!?うわー俺お姫様を呼び捨てにしてるよヤバい
絶対ヤバい
「姫様、その者は?」
偉い女兵士みたいな人リフェルナに向かって俺の事を聞いてきた
「この人は日本人よ、リザードマンを倒してたところに出くわして連れてきたんです。」
リフェルナが俺の事を兵士さんに説明すると、なるほどと呟いて俺の方に向かってきた
「私はミラチェナ・エルサと言うリザードマンを倒したと聞いたが本当なのか?」
ミラチェナさんは俺に聞いてきた、リザードマンの事が気になるようだ
「あ、俺は桜木奏斗と言います。リザードマンは何とか倒しました。姫様に拾って頂いてそれでここに連れてきてもらいました」
俺は自己紹介をしつつ質問に答えた
「そうか、後でリザードマンの情報をもっと聞きたい、すまないが後で話を聞かせてくれるか?」
「わかりました、お話します」
「ありがとう、その前にいきなりこの世界に来て疲れているだろ?食事を用意させるから食べてから話を頼む」
食事を用意してくれるらしい、ありがたいここにきて何も食べてないからなリザードマンと戦って小腹が空いてたところだ
「奏斗さんさっき私の事を姫様って呼びましたよね?さっきも言いましたがリフェルナで言いと」
「え?だってお姫様でしょ?流石に呼び捨てに出来ませんよ」
「諦めろ姫様は堅苦しいのが苦手なんだ」
そうなんだ、リフェルナって堅苦しいのが嫌いなのか
「そう言うミラチェナも姫様はやめてよ幼なじみなんだから」
「これは騎士としての」
二人とも仲いいんだなと俺は思い空を見上げた
「本当、何で俺この世界に来たんだろ」
呟いた言葉が空に溶けていった
俺は知らない、これからいろいろな事件にあい、笑ったり、泣いたりする人生が幕を開けるのを
どうでしたか?まだ1話なのでつまらないとは思いますがこれから面白くしていけるように頑張ります!