三。二次世界
やっと投稿出来ました!
いよいよです!
全く見たことの無い景色に驚いていると、全く聞いたことの無い声が聞こえてきた。
「ようこそ!この世界へ!!」
「だ、誰!?」
「落ち着いて、ボクは神だ」
「は?」
神といってもじいさん声じゃなくて、イケボ。ムカつくけど、イケボ。
「どこにいるの?見えないんだけど…」
「そりゃボクは神だから、ね。でも、社の中にいるよ」
うん、こいつ神じゃないな。悪魔かなんかだろう。だって怪しいもん。
「自称神サマ、ここのこと教えて!」
「自称じゃない!神サマだ!」
「だって怪しいもん!」
「な…
まあいいか。この世界は君たちのいた世界とは別の世界なんだ。
この世界には魔法がある。もう君たちも使えるハズさ!ま、使い方が分かんないと使えないけどね。
あとこの世界には"技"と言われる必殺技みたいな能力があるんだけど、それは最初からあるわけじゃないから、自力で習得するんだな。基本"自分の楽しいこと"に関係することが多いから焦んなくてもいいぜ!」
…ウゼェ。正直そう思う。ホントに魔法なんてあるのかね。
「とりあえず、やってみるのが一番だよね!
つー訳で敵を用意してみました!パチパチ」
いや、頼んでねーよ!
その時、悪魔みたいな生物が襲ってきた。1人一匹、計3匹。どこまですりゃ気がすむんだよ。
「まず頭の中に魔法をイメージするんだ。そしたら得意魔法が分かるハズだ。それをイメージしたら魔法発動さ」
「…うん、やってみる」
「OK、いっちょやったるか!」
「う、うん…」
二人はやる気満々。すると、
「移動・収束?何ですか、これ…」
「状態変化…?」
二人ともよくわかってないらしい。ま、人のこと言えないけどね…何だよ超人・速度って!
「分かった!こういうこと?」
すると、悪魔みたいな生物(以下魔物)が一匹どろどろになった。
「なにしたのアヤメ?」
「状態変化でしょ?だから、あいつの状態を液体にしてみた♪」
「一瞬で体液を気化すればあいつを爆発できたね」
「成る程…サンキュ、自称神サマ!」
「君まで自称と…」
「イーじゃんイーじゃん!気にしない気にしない!」
「うぅ…」
弱っ!!でも言う通りではある。性格に似ていて少し殺傷能力が高い気もするけど…
「これなら…」
「風利、どうしたの?」
すると突然、一匹に向かって氷の弾丸が突っ込んで行き、
「やっ、た」
貫通した。魔物はそのまま消え去って…すごっ!
「凄いね。黒髪の娘。もうこつを掴んでる」
「そんなこと…」
これであとは私だけになった、というかなってしまったぁぁぁぁぁぁぁ!
その時、ふと社の反対、道の端の崖の方が気になって、見てみた。するとそこには、丘の上に、大きな桜の木があった。
はやく次を投稿したいと思います!
だいたい2ヶ月で三話位だと思います。