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エンド・オブ・ワールド  作者: 高崎司
22/26

第22話 漆黒のドラゴン

 もう十二月も中旬に差し掛かる頃。俺達は第五フィールドの浮遊大陸をくまなく探索していた。

 円柱を逆さまにしたようなこの大陸は、その端っこから下を覗くと切り立った岩肌を見ることができる。

 もし足を滑らせて落下しようものなら、一発で死亡確定だろう。

 そんな馬鹿なことをする奴はいないと俺は信じたいが。


 そして探索ついでにレベル上げも同時に行ったおかげか、俺達のレベルはかなりの速度で上昇していた。

 現在俺のレベルは40。ユイが38、ハロルドが43だ。


 この第五フィールドはいくつかの島に分かれて構成されており、全部で三つの島が存在している。

 島から島へ行く手段としては、俺達が地上から天空へと上がってくるのに使った飛行船を使用するみたいだ。

 そして三つ目の島。つまり最後の島に到達し、そこのボスを倒せば晴れてこの<EOW>をクリアしたことになる。

 それが終わればやっとユイのお姉さんを解放することができる。

 昨日も考えていたことだが、ユイのお姉さんを解放すれば、俺とユイの関係も終わるわけだ。

 俺はその結末を考えただけで胸の奥底が異様な痛みを訴えるのを感じる。

 なぜそんな風に痛むのか理由は分からないが、それでも一つだけ確かなことがある。


 それは、俺がこのゲームを始めてから初めて人としての感情を持ったことである。

 今まで学校にいるときもそうでないときも、俺はあまり感情を表に出すことがなかった。

 昔からあまり感情的になったりするタイプでもなかったのだ。

 そんな俺が今では人並の感情を持ち、あまつさえゲームの世界を本当の現実のように感じている。

 これは全てユイに出会ってから抱き始めた感情だと言ってもいい。

 俺はユイに感謝していた。俺が感情を持つことができたのも、成長できたのも彼女のおかげだ。

 だからこそ彼女との関係が終わるのが寂しいのかもしれない。

 俺は一人雲一つない空を見上げながらそんな事を思っていた。


 それから時は過ぎ、現在十二月も終わりを迎える頃。

 俺達はこの第五フィールドクリアのため、未だにレベル上げを続けていた。

 俺のレベルは45まで上がり、ユイは43まで上がっている。ハロルドは48になっていた。

 そんな俺達は現在第五フィールドの町【ウルド】の宿屋にいた。

 この町は空にあるにもかかわらず数多くの人で賑わっている。

 どういうわけか、プレイヤーもいるにはいるのだが、圧倒的にNPCの人口の方が上だった。


 たぶん最初に設計された時に、これだけの人数を用意したのだろう。

 なぜこんなに人数を用意したのかはわからないが、活気に溢れているのは嫌いじゃない。

 必要最低限のお店が軒を連ね、中には娯楽施設まであった。

 その中でも一際異彩を放っているのが、ゴテゴテのネオンに彩られ、毎夜毎夜多くのプレイヤーを悩ませているカジノだ。

 今までそのような設備はなく、カジノを見つけたプレイヤー達はこぞって連日通い詰めている。

 中には全財産をすって悲しみに暮れる者。はたまた一攫千金を成し得て、喜びに打ち震える者。

 そこにはいろんなドラマが生まれていた。

 未成年の俺は興味もないし行ったこともないが、ハロルドはたまに出向いては小銭稼ぎに成功しているらしい。

 相変わらず器用な奴だと思った。


 そんな【ウルド】の宿屋で過ごす昼下がり、俺達は今クエストをやるかやらないかで揉めていた。


「レンよお。このクエストは絶対やった方がいいって。このクエスト報酬見ただろ?」

「確かに報酬は欲しい。でもあえて危険を冒してまでやることか?」

「わかってねえなお前は。普通ゲームって言ったら強い武器とか欲しくなるもんだろ? お前にはロマンてものがないのかねえ」


 今ハロルドが言ったように俺達の受けようとしているクエストの報酬がこの議題の問題だった。

 何とクエストの報酬というのが、<レジェンダリーウェポン>級の武器なのだ。

 俺は内緒にしているが、<レジェンダリーウェポン>級の武器を所持している。

 だからハロルドの気持ちが分からないでもなかった。

 そもそもこのゲームを始めてからの目的だって、<レジェンダリーウェポン>が欲しくてゲームをやっていたようなものだ。

 だから強くは言えないのだが、ただクエストの内容も問題だった。


 曰く、この第五フィールドのどこかに生息している太古より存在しているドラゴンを狩れ。

 つまりはそういうクエストだった。

 どう考えても隠しクエストだし、俺達のレベルでは到底クリアできる自信もなかった。

 それに今はユイのお姉さんを助け出すのが先決なのだ。

 そんな油を売っている間に、もし他の誰かがこのゲームを最初にクリアしてしまったら、それだけで俺達の今までの努力が水の泡とかしてしまう。


「気持ちはわかるぞ。でもユイのお姉さんを助けるのが先だろう?」

「そ、それはそうだけどよ。でも、よお……」


 ハロルドは名残おしそうにこちらを見つめてくる。

 どうしたものかと頭を悩ませていると、ユイが横合いから言った。


「別にいいんじゃないでしょうか? 今は皆レベル上げとかしてますし、まだ余裕はあると思いますよ?」

「ユイがいいなら良いんだけど、本当にいいのか?」

「はい! 私も<レジェンダリーウェポン>は気になりますし、やってみましょうよ!」


 最終的にユイの後押しもあり、そのクエストを受けることに決定した。

 それからその日は解散となり、クエストを本格的にやるのは翌日以降ということになった。


 ◆


 昨日の話し合いから一夜明けた翌日。

 俺達は【ウルド】の宿屋に集合し、それから三人揃ってクエストへと挑むことにした。


「そういえば今回受けるクエストの名前とかってあるんですか?」

「『古の邪龍を討伐せよ』なんていうシンプルなクエスト名だよ」

「そうなんですか。思いっきりそのままの名前ですね」


 ユイは可笑しそうにひとしきり笑うと最後には真剣な表情になった。

 俺はそのユイの横顔を見ながら、ユイも成長したんだなと感慨深い思いを感じていた。

 まだ初めて出会った頃は危なっかしくて、ゲームのことも全然分からない素人だった。

 それが今じゃ戦いに赴く戦士の顔つきになっている。

 俺はそんなユイを頼もしく思いながらも、絶対にユイだけは死なせたくないと思うのだった。


 俺達は町を出てから進路を北へととり、ひたすら進んで行く。

 途中何回か戦闘しつつゆっくりと道を進んでいた。

 そして時刻も夕方に差し掛かる頃。ついに俺達はその古の邪龍が生息する山に到着した。


「ついに来たな。ここからでも異様な気配をビンビン感じるぜ」

「ああ。気を付けよう」


 俺達は山の入り口。麓で口を開けている洞窟への入り口を潜るのだった。

 中に入ってみると思いの外広く、壁に備え付けられた松明の明かりが煌々と内部を照らしている。

 その光を頼りに進んで行くと、緩やかな上り坂が見えてきた。

 その坂を上り新たな道を進む。

 すると途中で扉が道を塞いでいるのが見えてきた。

 俺が扉を押そうとしてもビクともせず、どうやら開けるためには鍵が必要みたいだった。


「一旦近くに鍵らしきものがないか見て回ろう」


 俺達はモンスターを警戒しつつまだ確認していない道をくまなく探す。

 すると奥まった一角に宝箱が置いてあるのが見える。

 しかしその宝箱の前には、巨大な斧を持ったモンスターが立ちふさがっていた。


「見るからに怪しいな。あいつを倒して中身を確認するぞ」

「了解」

「私も頑張ります」


 二人の返事を確認すると、俺は武器を手に持ち突進を仕掛ける。

 走りながら剣を後ろに引き、いつもの<イニシエーション・スパイク>を放つ。

 敵へと向かって一直線に駆ける中、敵が俺の存在に気付き、その手に持つ巨大な斧を振り被ろうとモーションをとっていた。

 俺は敵の斧が迫る中、一心に剣を前へ前へと伸ばし、敵より先にヒットさせようとした。


「うおおおおお!」


 気合の迸る雄叫びを上げながら俺の剣が先に敵の腹部へと到達する。

 剣が敵に接触した瞬間。派手なダメージエフェクトが弾け、しばし目も開けられない状態になる。

 光が収まると同時。俺は敵に追撃するべく、次のスキル発動状態に移行する。

 剣が紫色に輝くと、その剣が六芒星の軌跡を描く。

 更なる攻撃をその身に受けた敵は、苦悶の表情を浮かべ大きく後ろに仰け反った。


「今だ! 一気に叩き込め!」

「はいよ!」

「了解です!」


 すかさず俺の背後から飛び出たハロルドが、戦斧を上段に目一杯持ち上げる。

 すると戦斧がスキルエフェクトを纏い輝き始める。


「吹き飛べ。<バーニングロック>」


 燃え盛る斧が敵を一刀両断する。

 更に苦痛に表情を歪ませる敵に、更なる追い打ちが畳み掛けられる。


「次は私の番です。<シャイニングアロー>」


 ユイが虚空へ向けて矢を放つと、それらの矢は無数に数を増やし、雨あられと敵に降り注ぐ。

 敵は成すすべなくその矢を受けると、HPを一気に霧散しその身を塵と化して消えた。


 後には静寂だけが残る。

 三人はふっと呼気を発し、武器をしまうと宝箱に歩み寄る。

 俺が宝箱を開けると、中には金色に輝く鍵が入っていた。


「間違いなくこれが鍵だな。さて、さっきの扉に戻ろう」


 俺達は踵を返すと元きた道を引き返す。

 そして先程通れなかった扉に鍵を挿し、扉を潜り抜けると、その先には上へと続く坂が続いていた。

 そこから漏れ出る光は眩しく、この坂が頂上に繋がっているとわかった。


「皆覚悟はいいか?」

「おうよ。いつでも戦えるぜ」

「私も大丈夫です」


 俺は皆の顔を見回すと声を張って言う。


「絶対死なずに勝利をものにしよう。無理そうなら逃げる。いいか?」

「わかってるよ。でも負けるつもりもないけどな」

「この三人なら勝てますよきっと!」


 俺は頼もしい仲間を誇りに思いつつ、その坂を登る。

 頂上に着いた俺達が目にしたのは、漆黒に染まったドラゴンだった。


 身の丈十メートルはあろうかという巨大な体躯。

 万物を捻り潰せるであろう太い腕に鋭い鉤爪。

 四肢は逞しくその顔には獲物を待ち受けるかのように輝く鋭い牙が生えている。


 漆黒のドラゴンは唸り声をあげると一息に空高く舞う。

 遥か上空から俺達を睥睨すると、全身をしならせ急降下してきた。


 俺達は急いで後ろへと退避する。

 するとすんでの所で俺達の居た場所にドラゴンが猛煙をあげて着地した。

 何か重い物体同士が衝突した時のような衝撃を生み、俺達は立っているのも間々ならない状態だった。

 何とか姿勢を保ちドラゴンに視線を向けると、こちらを見つめながら値踏みするかのように静止していた。


 するとドラゴンがその巨大な口を開き、唐突に喋り始める。


「なぜここに来たのだ。儂を古のドラゴンと知っての狼藉か?」

「あのドラゴンさん喋りましたよ!?」


 ユイは素っ頓狂な声をあげて困惑したようにオロオロしている。

 俺もドラゴンが喋るなどとは思っておらず、少なからず動揺していた。


「何を驚くことがあろうか小娘よ。儂は千年の時を生きておる。悠久の時を生きている内に人間の話す言葉を理解していても、何ら不思議なことではあるまいて」

「そうなんですか? それはすごいですね」


 なぜか感心しているユイを引っ張り、後ろに避難させると俺はドラゴンに向かって言った。


「俺達はあんたを倒して報酬を受け取りたいんだ。そのためにあんたと戦いにきた」

「無謀なことよ。儂を倒す? 千年の時を生きているこの儂をか?」

「そうだ。そのためにここまで来たんだ。こっちも引く気はない」

「そうかそうか。ならせめて苦しまずに殺してやろう」


 そう言うとドラゴンは再び空高く舞い上がりその巨大な口を開け、燃え盛る紅蓮の炎を吐き出した。

 地上へと向かって唸りをあげて迫る真紅の炎。

 俺は<神速の踊り手>を発動させると、右手に持つ片手剣を<ナイツオブナイツ>に変更する。

 何倍にも強化され神速となった俺の体。そして右手には<レジェンダリーウェポン>級の武器。

 そして迫り来る炎へ向かって右手に持つ剣を一閃させる。


 すると真紅の炎は真ん中から真っ二つに両断され、分断されて俺達の遥か後方へと吹き飛んで行った。

 それを見たドラゴンは驚嘆に口を開くと、その口に残忍な笑みを浮かべた。


「ほう。まさか儂のドラゴンブレスを防ぐとはのう。まこと予想外じゃ。しかしそれで勝った気になってはおらなんだな?」

「今のはほんの小手調べさ。今の攻撃、本気じゃなかったな?」

「その通りよ。何じゃ気付いておったのか。それなら次はちと本気で行くぞい」


 ドラゴンは両翼を力強くはためかせると、自分を中心に凄まじい風を生み出していく。

 それはもうハリケーンの領域に達しており、むしろそれ以上へと成長していた。

 その生み出した風を地上の俺達めがけ打ち放つ。


 さすがに風は斬れないので俺達は一旦洞窟内部へと避難した。

 洞窟の外をとてつもない風が舞い、全ての物を飲み込んで去って行く。

 風が収まるのを待ってから外へ飛び出すと、ドラゴンは既に地上へと降りてきていた。


「どうしたのじゃ人間よ。逃げてばかりでは儂には勝てないぞ」


 挑発するような笑みをたたえ俺を見つめてくるドラゴン。

 俺は<神速の踊り手>の残り時間を考えて単騎特攻することにした。


 ジグザグに走りながら攻撃の的を絞らせないように走る。

 しかしドラゴンは微動だにせず、俺を小馬鹿にするかのように棒立ちのままだった。


「舐められたもんだ。行くぞ!」


 俺は足に目一杯の力を込めると、その力を一気に解放して弾丸のように駆ける。

 一瞬で彼我の距離をゼロにした俺は、ドラゴンの体躯に一閃を浴びせた。

 しかし剣が硬い鱗に阻まれ、キーンと甲高い音を発するだけだった。

 全くダメージは与えておらず、それどころか攻撃などされていないかのように、呑気に欠伸などしていた。


「うん? 今儂に何かしたのか?」


 恍けた顔をしてそう言うと、重たい体をこちらへと向け挑発するように笑う。

 俺は剣を正眼に構えなおすと言った。


「戦いはこれからさ。皆、行くぞ!」


 俺の合図と共に一斉に全員で突撃する。

 俺が今まで同様先陣を切って斬り込み、その後ろからハロルドが二撃目を打ち込む。

 そして最後にユイが矢の雨を降らせて勝利。

 これが俺達のいつものパターンだった。

 それが今何の意味もなくなっていた。

 ドラゴンは一歩も動かず、その身に全ての攻撃を受けて尚ピンピンしていた。


「あんなのどうやって倒せってんだよ」


 ハロルドはそう愚痴ると呼吸を整え次の攻撃の準備に入る。

 ユイは後方支援なので疲労はしていないが、その顔からは笑みは消えていた。

 俺はというと、この難敵に対して何の対策も思いつかず、八方塞の状態だった。


 そんな俺達をあざ笑うかのように、ドラゴンが大口を開けてその口から極大のドラゴンブレスを放ってきた。

 もう<神速の踊り手>の効果も切れており、俺達にそれを防ぐすべは何もなかった。

 俺達はその身を灼熱の業火に焼かれHPを一気に霧散させる。


 意識が朦朧とする中、最後にドラゴンの言葉を聞いた気がした。


「なかなか楽しい時間だったぞ。もし機会があれば再び来るがよい」


 しわがれた年季の入った声でそう言われた気がした。


 ◆


 そして気が付くと俺達は【ウルガス】の宿屋に寝ていた。

 少し疲れた体を起こして現状把握に努める。

 どうやら全員死んで宿屋に戻ってきたみたいだ。

 ハロルドが声に疲労の色を滲ませて言った。


「あんなの倒す方法あんのかよ。もう諦めようぜ」


 その言葉に俺とユイも賛成する他なかった。

 俺としても<レジェンダリーウェポン>級の武器に興味はあったが、あんな化け物相手に勝てる気がしなかった。

 今日の所はこれで解散して、また後日会おうということで、別れの言葉を口にしてからそれぞれログアウトする。


 最後ログアウト間際にユイが俺の近くに寄ってくるとこんなことを口にした。


「今日は残念でしたけど、また次から頑張りましょうね! それではレンさん。またねです」


 ユイは手を振りながら白い霧となって消えて行った。

 残った俺は自分の拳を握りしめると、その行き場を失くした怒りの矛先を自分の体に向けた。

 ゴッと鈍い音が響くと、俺は腹部を押さえしゃがみ込む。


「くっ。次は、次こそはクリアしてやる」


 俺は誰もいない場所で一人呟いた。

 それから数分後。ログアウトした俺は、肩を落としたまま腹部に感じる痛みを心に刻み、家路を辿るのだった。

今回は倒せない敵に立ち向かうお話でした。

たまには理不尽なぐらいに強い敵と戦うのもいいかなと思い、この話を書かせて頂きました。これから終盤に向けて執筆頑張りますので、引き続き読者の方は読んで頂けると嬉しいです。感想などお待ちしていますので、何かありましたらお気軽に言って下さると嬉しいです。

それでは長文失礼しました。

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