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第七話:決戦!DeadGame前編

烏「それでは、この俺様の偉大な活躍をご覧ください。データコード認証、アクセス!」


前の一件から直ぐに烏間から連絡があり、決戦も明日に決まった。



拓「いや展開早くね?」


幸「仕方ないでしょ?カイザーが早く終わらせて次の作品書きたがってるんだから。」



烏「よく来たな第五学園の戦士達よ、決戦の地は既にアイリスの方に出来てあるが、逃げるなら今の内だぞ?」


雪「私は逃げません!貴方の様な悪は私が倒してみせます!」


烏「ふっ、威勢のいい女だな、では先に行ってるぞ。」


そう言って烏間はパソコンからアイリスに入って行った。



〜アイリス〜


拓「よいしょ、ってなんじゃこりゃぁ!?」


黒乃達が見た物は巨大な平らなステージだった


烏「来たか・・・・全員いるって事は、全員やるって事でいいんだな?」


黒「あぁ、準備は出来ている。」


烏「宜しい、では今ここにDeadGameの開幕を告げる!最初に闘うのは誰だ?」


雪「私が行きます!」



烏「ならこちらからは、鷹原たかばら行けるな?」


鷹「いつでも」


烏「よし、決まりだな。」


最初の試合は雪鳴と鷹原になった。


雪「北大路家六代目当主、北大路雪鳴参ります。」


鷹「鷹原隼人たかばら・はやとだ。女だからって手は抜かねぇぞ。」


雪「冠夷!」


冠「御意」


先に動いたのは雪鳴だった

雪「はぁっ!」


鷹「千華ちか頼むぞ。」


千「はい、隼人」


鷹原の手に槍が現れ、雪鳴の攻撃を受け止めた


雪「水鳥!」


雪鳴は前の闘いでも使っていた水鳥を放った


鷹「亜路沙射あじさい!」


対する鷹原は槍を持ったまま、突っ込んで来た。


鷹「うおぉぉぉぉぉぉりゃあぁぁぁぁぁぁ!」


鷹原に向けて放たれていた水鳥も貫かれてしまった。

雪「早い!ならもう一度みず・・「遅い!」はっ!」


すんでの所で鷹原の攻撃はかわせた様だしかし


雪(さっきのは、一体?スピードが急に上がった?)


鷹「あれは、千華の能力なんだよ。」


雪「!?なんですって。」

鷹「千華の能力は、一時的に身体力を上げるんだ、こんな風にな、忠律府チューリップ


今度は、物凄い勢いで飛び跳ねた。


雪「成る程確かに厄介ですね。ですが、空中に飛んだのが間違えでしたね!鬼縛の札!」


鷹「お札だと!?まさか最初からこれを狙ってたのか!?俺が空中に飛ぶと予測していて」


雪「冠夷!2ndモード!」

冠「御意。」


冠夷が日本刀から釘バットへと姿を変え、それを見た鷹原は顔を青くしていった。


鷹「ま、まさかお前それで殴る気か?」


雪「いいえ、殴るんじゃなくて、ぶっ飛ばします!」

鷹「くそっ縄が解けないし空中にいるせいで上手く動けない。」


雪「北大路流奥義:城凱崩霧乱(場外ホームラン)!」





鷹「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


鷹原は何処かに飛ばされてしまったようだ。


拓「大丈夫なのか?あれ」


黒「大丈夫だろ、死んではいないのだから」


烏「では、次の試合といこうか?」


悠「なら、次は俺だな」


烏「ならば、こちらは絹鷲きぬわしお前だ」


絹「はっはい!」



悠「相沢悠莉だ、よろしくな。」


絹「えっ、えっと絹鷲太一きぬわし・たいちですどうぞよろしく。」


悠「芹空、速攻でけりをつけるぞ。」


絹「李離香りりかくるよ準備して」


悠莉は空高く舞い上がり、剣を上に向けた。


悠「全てを照らす浄化の光よ、その輝き永遠に放ち続けろ!サテライト・シャイン!」


悠莉の剣先に沢山の真っ白な光が集まり一気に太一に向かって放たれた


絹「リフレクト・ミラー!」



けど、サテライト・シャインはいとも簡単に跳ね返された。


悠「なっ!」


自分の放った光を浴びてしまった悠莉はボロボロだった。




幸「三番目は、私よ。」


草「では、ここは私くしがまいりましょう。草壁梟くさかべ・ふくろうと申します。よろしくお願いします、お嬢さん。」


幸「あら、礼儀だけはわきまえてるようね?」



草「恐縮です、では参ります。忌羽きば!」


草壁はトンファーを手に取った瞬間物凄い勢いで向かって来た。


幸「蒼き魔弾ネーブル



槍から出た蒼い弾が草壁に向かって放たれたが、草壁は目にも見えない早さで弾き飛ばしていた。


草「その程度の初級魔法では、私は倒せませんよ?」


幸「えぇ知ってるわ、けど、これでいいの」


そこで草壁は気が付いた、自分の周りが水浸しな事を


幸「くらいなさい、プラズマ・シュート!」


草「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


トンファーも水浸しになってるせいで電気が通ってしまった。


幸「ふふふふ・・!?」



草「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ今のは中々効きましたよ。」


幸「嘘、普通の人間ならショック死してもおかしくないのに。」


草「生憎、頑丈が取り柄なんです。」


幸「ちっ、なら今度はこれよ!紅い流星クリムゾン・メテオ!」


今度は上から大量の紅い流星が降ってきた。


草「ほう、これは凄いですね。ならこちらも、そろそろ見せましょうか。」


トンファーを構え、少し怖い顔をし始めた草壁


幸「一体何を?」




草「大地の声よ、鳴り響け!ストーンウォール!」


草壁が地面に拳を叩きつけると地面から巨大な岩の壁が現れ、流星を防いだ。


幸「そんな・・・・」


草「おっとよそ見してる暇なんかあるんですか?」


幸「しまっ」


草「月刀連牙げっとうれんが!」


トンファーを回転させながら、幸音の懐に拳を二回当てた。


幸「かはっ、ゴホッゲホッオッオェッ!」


幸音は余りの痛さに吐いてしまった。


草「どうですか?リタイアする事ならできますよ?」


幸「なんですって?」


草「ですから、これ以上惨めな思いをしたくなかったらリタイアしても構いませんよ?」


幸「誰がリタイアなんてするもんですか。」


草「ほう?では勝負を続けると?」


幸「当たり前でしょ、私を誰だと思ってるの?藤堂グループの次期当主、藤堂幸音よ!」


草「素晴らしい精神力です。しかし、私の能力は自然の力を借りる事です。ですから、貴方の魔法のほとんどが意味をなさないのですよ。」


幸「奈勿」


奈「あ?」


幸「あれ、いける?」


奈「・・・・どうせ無理って言ったってやるつもりなんだろ?」


幸「ふふっ、わかってるじゃない流石は私のパートナーね。」




草「お話は終わりましたか?」



幸「えぇ、いくわよ。」


草「どうぞ。」


幸「空間そらより出でし、太古の力、我が力となりて刻みこめ!ザンジック・エニックス!」


空間から十数本の巨大な剣が現れた


草「これは、まさか禁忌魔法の一つの!?何故貴方がこの魔法を!?」


幸「さぁ?何ででしょう?ほら、自然の力で消してみなさいよ、消してしまったら一生出れない異空間にいっちゃうけどね。」


草「くそっ、くそっ、くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

カイザー「いや〜話長くなりそうだから、前編と後編に分けちゃった。」


烏「・・・・・・・」


カイザー「どうしたの?烏間」


烏「俺様が活躍してない。」



カイザー「あ〜、ごめんね後編ではちゃんと活躍するからさ。」


烏「約束だぞ。」


カイザー「はいはい、それじゃまたね〜」

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