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アンダーカバー / Undercover  作者: iliilii
第二章 縁
31/80

31 ザァナ族

 ざしゅざしゅ……、ざしゅざしゅ……。

 聞き慣れたリズムと音が延々と繰り返される。


 行程は、夜明けとともに出発し、日が高くなったところでテントの屋根だけを広げて長めの休憩、日が傾く前に再び出立し、日が暮れる前にテントを立てる。その繰り返しだ。

 今回はオアシスには寄らず、真っ直ぐボナさんの一族がいるであろう地点を目指す。あらかじめブルグレネットワークで現在地を確認済みだ。ブルグレネットワークがなかった場合、「この時期はだいたいこのあたりにいる」というボナさんのわりといい加減な予測と、時折すれ違う隊商や私たちのような旅人たちから得る噂程度の情報を頼りに、おおよその見当をつけて進んでいくという、ギャンブラーな行程になるらしい。


 うちのガバたちは日々私が癒やしているので元気いっぱいだ。歩くよりも速く、駆けるよりも遅い速度で進んでいく。護衛の二人が言うには信じられないスピードらしい。


「もうさ、ビュンビュン丸でびゅーっと行っちゃえばいいと思うの」

「まあな」

「ボナさんがいるんだから受け入れるとか入れないとかないと思うし」

「まあな」

「もう景色が変わらないの飽きたし」

「まあな」

「また鼻がマヒってるし」

「まあな」

「シリウスがまあなしか言わないし」

「まあな」


 ボナさんの一族はこの時期Ω型大陸の端っこ、七時辺りの内海沿いにいるらしい。海水から塩を作り、それを資金源にしているそうだ。

 大陸の南端にはかなり険しい山脈が連なり、前人未踏の地になっている。おまけに砂岩地帯との間にはぱっくり裂けた深い渓谷があり、目の前に緑の山脈があるというのに、その雪解け水すら得られない。単純に飛行船があれば谷底まで降りて水を得られるものの、飛行船を買うお金があれば水と食料を買う、とボナさんにきっぱり言われてしまった。土木工事などもってのほか。

「すんごく長いロープで汲めないの?」そんな私の浅知恵は、「汲めると思うか? 汲めたとして引き上げる途中でほとんど零れる」という呆れたシリウスの回答からもわかるように、不要中の不要だった。


「ゾルネラとボナを飛行船に乗せたとして、水や荷物は全部ノワの背だぞ」

「そうだけど」

「ノワの存在を明かすわけにいかないだろう? この二人は誤魔化せないぞ」

「そうだけど」

「しかも、ボナがしこたま水も食料も買ったせいで当初より荷物が増えてるんだ」

「そうだけど」

「ガバどうするんだよ」

「そうだけど」

「サヤだってそうだけどしか言ってない」

「そうだけど」


 不毛だ。不毛な会話しか続かないからここは不毛の地なんじゃなかろうか。

 少し前にブルグレネットワークから、無事にファルネラさんの家族が家に戻った、との連絡がきた。それをファルネラさんに伝えたら、驚きながらもほっとした笑顔を見せていた。

 ちなみに、ファルネラさんもボナさんも、聖女は精霊を使役できると勘違いしている。


「そういえばさ、シリウスが連合国の偉い人だって話したの?」

「いや」

「なんで?」

「話せば安易に食いつくだろう?」

「ダメなの?」

「ダメなの」


 ふーん、と鼻で返事をしながら、もう一度「やっぱりさ、ビュンビュン丸でびゅーっと……」と不毛な会話をループさせる。




 実に二十日もかけ、もう鼻がマヒったとか言っている場合じゃないほど小汚い大人四人が、ようやくボナさんの一族と合流できたまさにそのとき、彼の妻はお産の真っ只中だった。


 はっきり言って最悪だった。

 清潔さに程遠い環境での出産は、少し考えただけでぞっとするほど最悪の事態を想像できる。何より、到着した瞬間から聞こえていた苦しげな悲鳴が徐々に小さくなっている。


 出産のために集落から少し離れた場所に張られたテントの回りには、たくさんの人が集まり、中の様子を窺っていた。

 ボナさんがシリウスに何かを訴えている。聞かなくてもわかる。シリウスに訴えながらも、ボナさんの目は私を捉えて放さなかった。


「無理なの! 私には無理なの!」


 わからず屋の子供みたいに叫んでいた。


「サヤ? 何を言っている? 治癒できないってことか?」

「治癒じゃないの!」


 何を言っているのかと、シリウスが戸惑っている。そして、次の瞬間には思考を読んだのか、目が見開かれていった。


 私の力はもしかしたら治癒ではないかもしれない。元に戻しているだけかもしれない。はっきりとわかっているわけじゃない。朧気に理解しているだけだ。厳密には違うかもしれない。それでも危険は冒せない。私は自分の力を理解していない。

 どう考えても、妊婦に力を使うなんて無謀だ。生まれたばかりの子供にも力は使えない。怪我を治すのとは違う。力を使えばどうなるかがわからない。


「ノワ、お願い。霊果……」

「無理よ。霊果はあの場所でか、代償がなければ渡せない。私は彼女から何も得ていない。何もしてもらってない」


 どうすればいい? どうすればいい? 考えろ! 考えろ!

 焦る中にも、聞こえてくる苦痛の声がか細くなっていく。ボナさんが崩れ落ち、頭を抱えた。


「加護は? サヤ、加護は与えられるか?」

「たぶん」

「ボナ、案内しろ!」


 手首をつかまれた。シリウスの手が熱かった。

 シリウスがボナさんを急き立て、人を掻き分け、テントの中に入る。むっとした熱気と異臭に眩く。

 お腹の大きな女の人がテントの支柱を支えに太ももまで足を出し、膝立ちで呻いていた。膝の下には申し訳程度の布が敷かれ、そこに赤ちゃんを産み落とそうとしているらしい。彼女の周りには、体液が溜まり、小さな布からはみ出したそれらが、糞尿を埋めている土と混ざり合っていた。


「サヤ、体力の低下とこれ以上血を失わないよう彼女を守れ」


 彼女を取り囲む女性を掻き分け、言われた通りに呪文を唱える。


「感染症からも守って!」


 叫びながら呪文を唱える。効いているのかがわからない。

 こんな劣悪な環境で、こんな体勢で産むものなのか。清潔な病院で医者や看護師に囲まれて出産する場面しか知らない。何をどう見ても無事に産まれるとは思えない。どうしていいかわからずパニックになって、泣いている場合じゃないのに涙が滲む。


 ふと閃いた。


 シリウスの腰に下がるナイフを素早く抜き取る。それを指先に突き立てた。

 小さな血の珠が浮かぶ指先を、汗と涙でぐちゃぐちゃに汚れ、生気のなくなりかけた妊婦の口元に寄せた。

 大丈夫、きっと大丈夫。


「舐めて! 早く舐めて!」


 シリウスが叫ぶ。ボナさんが叫ぶ。

 食い縛った歯の間をボナさんがこじ開け、そこに無理矢理血の珠が浮いた指を押し入れる。指が噛まれた。痛みに叫ぶ。シリウスが口を開けさせようとする。ボナさんが叫んでいる。食い縛る力が緩んだ瞬間、指を引き抜いた。指先に血の珠はなかった。


 みるみるうちに彼女の顔に赤みが差していく。次の瞬間、周りにいた女の人たちが何かを叫び、ボナさんが奥さんの足の間に両手を出した。驚くほど力強い絶叫と同時に、ボナさんの手の中には小さな小さな男の子が産み落とされた。




「聖女の血は、命そのものか」

「よくわかんないけど、たぶん」


 そうか、と言ったままシリウスは黙り込んだ。

 私の血がどれほどの価値を生むのか。考えるまでもないだろう。


 手のひらにあるホラーな血の珠を使うと元に戻る。時を戻すことに似ている。正確には違うのかもしれない。ノワですら私の力を理解できないでいる。

 ファルネラさんの長男の足を治したとき、よかった、と思うと同時に、元に戻った、と感じた。大人ではなく子供だったから、半年分の違和感を漠然と感じ、無意識にそう思ったのだと今ならわかる。

 違うかもしれないし、そうかもしれない。

 妊婦という存在を目の前に置いたとき、突如それがはっきりとした輪郭を持って浮かび上がり、私を混乱させた。


 かすかに揺れるハンモックの上、寝袋の中でシリウスに抱きしめられたまま途方に暮れる。

 正直、私の血が命そのものだとして、だからどうしたとしか思えない。思えないけれど、これまで血を与えてきた人たちにどんな影響が出ているかを考えると、どうすればいいのかがわからなくなる。命を救うためとはいえ、直接口に含ませたボナさんの奥さんへの影響が一番怖い。


「サヤ、俺のものになるか?」

「私は初めからシリウスのものだよ」


 ボナさんがガバで運んできた水は、ファルネラさんの機転で大地の上で温められ、奥さんと赤ちゃんのために使われた。ボナさんは周りの制止を振り切り、思う存分二人に水を与えた。

 ボナさんが用意した水だ。ボナさんの好きに使えばいい。そう思うのに、周りからは驚くほど反感を買った。それを鎮めるために、彼が買ってきた食料はボナさん一家を除くみんなに分配された。本当は自分の家族に、大仕事を終えたばかりの自分の妻にお腹いっぱい食べさせてあげたかっただろうに、ボナさんは歯を食い縛って耐えていた。


 私たちは一族から少し離れた場所にテントを張った。彼らの前で食事をする気にならなかった。ボナさんには、私たちの食料をこっそり分けた。


「仕方ないのかもしれないけどさ、ボナさんが亡命しようとしたのわかる気がする」


 一族が平等であろうとするのは正しいのかもしれない。けれど、さっき見た限りではボナさんから搾取しているとしか思えなかった。


 ノワとブルグレは彼らの気配を嫌って上空のビュンビュン丸で休んでいる。いつもなら到着後、血の珠に触れに来る羽リスたちもいくら呼んでも降りて来ない。


「そうだな。いっそ連れ出すか」

「その方がいいかもしれないよね。今回のことでしこりが残りそうだし」

「ゾルネラは自分のところに雇い入れようと考えている」

「あ、それいいかも。でもさ、ファルネラさんのとこも正直人を雇い入れられるほどじゃないよね」

「だが、外で稼げる男手が二倍になれば、稼ぎも二倍になる。族長が存命のうちに男二人が稼げるだけ稼ぎ、ゾルネラが族長になったとしても、ボナが外で稼ぐこともできる。その頃にはゾルネラの長男が独り立ちしているだろうから、ボナの下で稼ぎ方を学ぶこともできる」


 なるほどね。そうすると今より余裕が出るのか。


「ボナは一族から追い出されるよう立ち回るつもりだ」


 それがいいのかもしれない。自分たちから出て行くよりも、追い出された方が後で文句も言われないだろう。違うか。どちらにしても文句は出るか。追い出された方が追っ手がない分マシなだけか。


「ボナはこうなることを見越して、今回の護衛の支払いは全額後払いにしてくれと言っている」

「今に始まったことじゃないって事だね」

「彼の父親も同じ目に遭っている。ボナの妹が生まれるとき、母親は産まれたばかりの妹共々命を落としたらしい」


 そうだろうと思う。あんな環境で出産していれば、無事に産まれる方が奇跡だと思う。


「どうして出産時くらいオアシスにいないの?」

「単純に金がない」

「でもボナさんの稼ぎ……」


 まさか、それすらも平等に分けられるのか。もしかして、持ち物を全てチェックされるのだろうか。だから、自分では持たず、シリウスに預けたままになる後払いにしたのか。

 考えれば考えるほど、私には信じられなかった。

 総勢百人くらいだろう。半分以上はお年寄りだった。子供の数はずっと少ない。外に出稼ぎに出ているのか働き盛りの男の人は少なく、年頃の娘は見当たらなかった。シリウスに絡みつこうとしていた女の人たちを思い出す。貞操観念のしっかりした禁欲的な世界だ、私が知る売春とは違うのかもしれない。それでも、家族のためならまだしも、一族のために見知らぬ男に身を任せるなんて絶対に嫌だ。


「砦に戻ったら、婚姻の届けを出そう」

「後悔しない?」


 返事の代わりに抱きしめられる。ハンモックが少し揺れた。

 聖女と結婚なんて正気の沙汰じゃない。それでも、それに安堵する私は浅ましい。


 今日はファルネラさんが外で寝ずの番をしてくれることになっている。一応、加護があることは伝えてあるものの、万が一を考えて見張りに立っている。


「水浴びしたいね」

「非難囂々だろうな」

「あーあ、到着したら絶対に水浴びしようと思ってたのに」


 途中で水浴びしたのはもう十日も前だ。臭いどころの話じゃない。身体は毎朝拭いているものの、爽快感がまるでない。もうシリウスの匂いすらわからない。




 翌朝、どうにも我慢できなくなって水浴びを断固として要求した。

 髪は油でかたまりかけ、肌はねちょねちょしている。鼻はマヒっていても、触感はマヒらない。こんな小汚い私ではこれ以上シリウスに抱きつきたくない。


 シリウスは仕方ないな、と言いながらファルネラさんに声をかけ、ビュンビュン丸から六つ分の水袋を降ろした。ファルネラさんが手際よく大地に並べていく。いつもより水の量が多いのは、一度洗ったくらいではきれいにならないとわかっているからだ。


 遠くから突き刺さるような視線を感じる。知らん顔を貫く。私たちはザァナ族じゃない。分け与える義理はない。冷たいようだけれど割り切らないと骨の髄までしゃぶられそうな視線だった。


 おそらくノワが見ておいた方がいいと言ったのは助けるためじゃない。


 程よく大地に温められた水が支柱に吊され、すっかり手慣れた手順で水浴びを行う。案の定、一度洗いではきれいにならず、そもそも石鹸が泡立たなかった。洗っては軽く流すこと三回、ようやく本来の自分の髪と肌に再会した。

 本当は途中でもう一度水浴びする予定だったのを、ボナさんが水を節約したいと言い出し、それもそうかと我慢したのだ。出産には大量のお湯が必要なことくらい私だって知っている。何に使うのかは知らない。たぶん産湯だ。


 シリウスが水浴びし、ファルネラさんも水浴びする。シリウスの匂いが復活した。しばらく抱きついて堪能する。

 できれば洗濯もしたい。帰りに近くのオアシスに寄ってもらおう。


「ボナさんの奥さん、大丈夫かな。赤ちゃんもすっごく小さかったし」


 もし血の摂取になんの影響もないのであれば、あの赤ちゃんにも血を与えた方がいい気がする。本当に頼りないくらい小さかった。奥さんがしっかり食べられれば、赤ちゃんもしっかり母乳が与えられることになる。だとしたら、何よりも奥さんを健康にするべきだ。ほっそい人だった。それなのにお腹だけがぽこんと飛び出ていて、妊婦とはいえ少し異様に思えた。

 あとで姿を隠してこっそり様子を見に行こう。


 テントの位置をずらし終わった頃、急にシリウスとファルさんの気配が変わった。

 ザァナ族のテント群から何人かがこっちに向かって来ているのが巻き上がる砂埃の先に見えた。


「ネラ、適正価格以外では売らないように」


 それにファルネラさんが険しい顔で応えている。


「俺たちはボナの仲間であってザァナ族の仲間ではない。安くする必要はない」


 どうやら彼らは、私たちがボナさんの仲間なのだから安く譲ってくれるだろうと高をくくっているらしい。

 ボナさんの思惑を考えれば、ここは突っぱねるべきなのだろう。


 で、突っぱねたところ、強引に奪おうと襲ってきた。相手は五人。こっちは二人と役立たずが一人。

 ええぇ……と思っている間に相手側の一人がマンガのように吹っ飛んだ。

 ファルネラさんがめちゃくちゃ楽しそうに反撃している。というか、ものすごく強い。繰り出す拳が見えない。あっという間に三人を地に沈め、二人を相手取っているシリウスに加勢した。シリウスも弱くはないはずなのに、ファルネラさんが規格外に強くて、シリウスの動きが雑に見える。ナイフも銃も使わず、拳だけであっという間に終了した。アクション映画より呆気なかった。


 誰かが駆け寄ってくる。面倒なことになるかと思えば、ボナさんのお父さんらしい。どうやら様子を見に来たようで、ファルネラさんから事情を聞いて、平謝りしている。

 くたばった男たちを蹴り上げ、彼らを追い払ってくれた。


 ファルネラさんがボナさんたちの様子を聞くと、案の定、昨日無駄に水を使った罰として、今日は一日水が与えられないと言うではないか。生まれたばかりの子供がいるのに、あまりにも理不尽だ。


「なんで? あれはボナさんが稼いだお金で買ったボナさんの水なのに!」


 いくらこの一族のルールとはいえ、頭にきた。シリウスに頼んで水袋をひとつもらい、私たちとボナさん一家以外見えなくなるよう呪文を唱える。ついでに滋養があると聞いた木の実やドライフルーツを用意する。ファルネラさんは産後に飲むべき薬草を用意していた。どうやら奥さんに持たされたらしい。


 ボナさんのお父さんはシリウスの説明を目を白黒させながら聞き、後でお金を持ってくると言い置いて、水袋を担ぎ、用意されたそれぞれを懐に隠し、急いで戻って行った。


 テントの外でファルネラさんとシリウスがあれこれ話し合っている間、そういえばと、荷物の中から以前砦で治癒のお礼にと貰った瓶詰めの飴玉を取り出した。

 小指の先ほどの透明な丸い飴は、貰った当初、日に透けてきらきらしていたのに、暑さで表面が溶けて透明度が落ちている。おまけに全部がひと塊にくっついて瓶から取り出せなくなっていた。

 何度瓶を振ってもバラけない。両手で思いっきり振ってもうんともすんとも言わない。段々苛ついてきて、つい「なんなのもう! 割っちゃうよ!」と声に出して叫んだ途端、瓶から飴玉が動く音が聞こえた。

 見れば貰ったときと同じく透明になっていた。飴玉を脅した気分になって、地味に落ち込む。


 おまけに、シリウスとファルネラさんに見られていた。ふんっ、ふんっ、と荒い鼻息が聞こえ、何事かとテントの中を覗いたら、ちょうど私が声を荒げて飴玉を脅しているところだったらしい。


「飴舐める?」


 誤魔化すように瓶を差し出した。






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