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『群雲』

作者: 詩織

 

 


毎朝、空を見上げる


ひとときとして同じ雲はなく


ただ流れてゆく雲は


ひょうひょうとしている。








ひかり射す


明けがたの空


長いながい闇の中


やっと待ち望んだ光。




『明けない夜はないよ、』





「でも、、、闇は続くわ。」




苦し紛れに放った言葉は


いつの間にか自分を縛る鎖になった。


外せないカセに縛られ続ける


背中合わせの未来は


必要以上に明るく目眩めまいがする。




等身大に思えない未来が


わたしを迎えにくる


まだ、


まだ、


まだ。








それでも立ち止まる事は出来ない。





真っ黒い雲が笑う。



大丈夫だよと笑う。











挿絵(By みてみん)






層積雲そうせきうん


うね雲、くもり雲、まだら雲、むら雲


曇り天気の代表の雲です。


ふわふわの綿雲が、


たくさん集まって


空が雲でいっぱいになって


雨が降らない時の雲です。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 雲は表情豊かだよね。 表情それぞれに名前が付いているというのも、すごい事だなと思う。 雲は、元の形に戻ることがないから、いつも新しい。
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