『群雲』
毎朝、空を見上げる
ひとときとして同じ雲はなく
ただ流れてゆく雲は
ひょうひょうとしている。
ひかり射す
明けがたの空
長いながい闇の中
やっと待ち望んだ光。
『明けない夜はないよ、』
「でも、、、闇は続くわ。」
苦し紛れに放った言葉は
いつの間にか自分を縛る鎖になった。
外せない枷に縛られ続ける
背中合わせの未来は
必要以上に明るく目眩がする。
等身大に思えない未来が
わたしを迎えにくる
まだ、
まだ、
まだ。
それでも立ち止まる事は出来ない。
真っ黒い雲が笑う。
大丈夫だよと笑う。
層積雲
うね雲、くもり雲、まだら雲、むら雲
曇り天気の代表の雲です。
ふわふわの綿雲が、
たくさん集まって
空が雲でいっぱいになって
雨が降らない時の雲です。