田舎の暮らしは刺激的!
金魚のつぶやき②
夫の転勤で引っ越したのは、新幹線の駅から在来線に乗って2つ目の駅で降りたところにありました。新居を決めるのも本当にバタバタしていて、下見を兼ねて一度行ったほうが良いとのことで車で片道5時間かけていきました。しかも日帰りだったので滞在時間は4
時間くらいだったと思います。その間に夫の会社の人がピックアップしてくれていた物件を5件くらい見て回りましたが、とにかく初めていった場所なので物件の近くに何があるかわからないので、最後は間取りと日当たりと「野生のカン」で決めました。
でも、この決断は正解でその後の暮らしはとても快適で(結局約15年くらい住んでいたので)この物件を選んで良かったとその後何回も思いました。
「え!これが一日分の時刻表?」
引っ越してからは家の片付けもありましたが、何しろ買い物一つ行くにも道がわかりません。とにかく歩いたほうが早く覚えると思ったので、地図を片手に道に迷いながらひたすらスーパーや銀行などに行っていたと思います。
でも、たまに歩くのにも疲れてしまい、たまには出かけるのにバスにでも乗ろうかなと思い、家から近いバス停に行って時刻表を見て・・・・
「目が点になる」というのはこういう時に使う言葉なんだなと身をもって経験しました。そうです。以上にスカスカの時刻表を見てしまいました。初めて見たときは1時間分だと思ったのですが、違いました。一日分でした。
良くて1時間に1本、時間によっては2時間に1本とかしかないのです。びっくりしました。仕方がないので自転車で出かけたのを覚えています。
それからしばらくはどこへ行くにも自転車で出かけるようになりましたが、坂の多いところなので、これまた漕ぐのが大変で、まだまだ電動アシスト付き自転車がないころです。太ももの筋肉はたくましくなりましたね。
この時刻表はもちろんバスだけでなく電車にも言えることで、電車も1時間に1本というとてもびっくりしてしまう自分がいました。
その後、しばらくは近所へは自転車で、まとまった買い物がしたいときは週末に夫の車で出かけるようにしていました。