表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/26

不浄なる土地1

 この人は意地悪だ。

 上高井(かみたかい) (みどり)はそう思ってみていた。

 彼女は総本山に入ってから、年齢や階級が同じことから篠田と組む事が多かった。

 総本山は階級に(きび)しく、年齢よりも与えられた階級によって目上の者となる。

 その階級は総本山に入って直ぐに与えられるものだ。

 一番低い階級は《(こく)〈C〉》になるのだが、囲いの出来る者は、その者の能力が関係なしに(こく)より一つ上の《(ぶん)〈B〉》が与えられる。そこからはその者の能力次第で階級が上がっていく。

 つまり、Cクラスは囲いが出来ない事務などの人たちや、Bクラスの人が不祥事(ふしょうじ)で降ちた階級となり、事実上はBクラスが囲い師にとって最低クラスになる。

 そして囲いで浄霊する時はチームで挑む。

 チームには役割が有り、まずは《貼り手(はりて)》と呼ばれる者が、囲いを張るためのお札を地面に()い付ける。これは階級の低い者が行う。

 次に《囲い手》と呼ばれる者が囲いを発動させ、その囲いを《(はら)い手》と呼ばれる、チームのリーダーに《託し》囲いの中の悪霊を(はら)う。

 《託す》とは、囲いは囲った者しか祓えないが、囲った後に、奥の手の言語の左手を《(はら)い手》に差し向けることにより、その囲いを《(はら)い手》が祓えるようになる。

 大抵の場合、大きな浄霊以外は囲い手と祓い手は同じ者がするが、貼り手より階級が高い者だ。

 そして今回の浄霊は、Bクラスの篠田と翠が貼り手を行い、チームリーダーのAクラスの辻岡(つじおか) 良介(りょうすけ)が囲い手と祓い手を務めた。

 今回のリーダーの、二十代前半の辻岡の事を、翠はあまり好きに成れなかった。

 何かにつけて、翠に自分の凄さを見せようとするし、自分より階級の低い者をバカにするからである。

 その辻岡が依頼主に、今回の浄霊がいかに困難かを説明していた。

「このままでは、直ぐにでも悪霊が暴れ出し、大事になります!」

 今回の依頼は大手ゼネコンで、土地を更地(さらち)にしている時、動かせてはいけないと言われた石を動かしたのだ。それ以降、霊障(れいしょう)が後を絶たないらしい。まあ、霊視すれば直ぐわかるが、よくある簡単な浄霊だ。

 辻岡から少し離れたところで待っている、篠田は翠に話しかけた。

「どれぐらいだと思う?」

 見極(みきわ)めの話である。翠は自信なさげに答えた。

「十二ぐらいかな」

「綺麗に囲えば九で行けるだろ」

「なるほど九ね。でも彼には九では無理ね」

 そう言った翠の眼鏡越しの視線の先には辻岡がいた。なるほどと篠田は頷く。それありきで考えるなら納得は出来る。

「中々良い見極めだ。しかし、それならあいつは、十六と言うはずだぞ」

「十六? それはチョット盛り過ぎじゃない? 少しでも囲いをかじった者なら、それは行き過ぎって解るわよ」

 周りに聞こえない様に小声で話す二人の元に、話を終えた辻岡がやってくる。そして二人に対して言った。

「十六囲いだ」

 ほらなっと言った様に篠田は翠を見た。翠は呆れた様子で溜息を吐く。

 その様子を見た辻岡は、篠田が自分の悪口を翠に言っていた思ったのだろう。(わざ)とみんなに聞こえるように大声を上げる。

「おい、針手(はりて)! とっとと十六囲いの準備をしろ!」

「分かりました。俺は右から行く」

 そう翠に伝える篠田に辻岡は首を振った。

「違う。篠田、お前が一人で行ってこい! 良いか、お前はみんなに才能があるって言われてるらしいが、俺から言わせれば所詮しょせん針手はりてだ。()ばりはりに手と書いての針手だ、忘れるな!」

「はい」

 篠田は反抗(はんこう)もせず、素直に頷き、一人で囲いのお札を縫い付けに行く。

 辻岡は気に入らない貼り手を、(いん)を踏んで針手はりてと呼ぶ。それはことわざの、(はり)(もっ)()()すから取ったものだ。

 (よう)するに、お前は何も()しえないと言っているのである。翠は眉間にしわを寄せて、目を吊り上げてムッとした。

 自分が言われたわけでは無いが、見ていても気持ちのいいものでは無い。しかし、そんな翠に気付いていないのか、辻岡は自分の前髪を触りながら話しかけてくる。

「囲いはな、十六囲い辺りから急に難しくなる。俺は二十囲いぐらいまで行けるが、このレベルに成るには才能が絶対に必要だ」

 その台詞から考えると、辻岡は自分が十六囲いを出来る所が見せたくて、ここまで多角な囲いを言ったのだろう。しかし、辻岡がそう言うのもわかった。

 総本山に入ってから判ったのだが、囲い師の中でも、十六囲いが出来る者は以外と少ない。確かに、翠もまだ十六囲いは出来ないが、彼女は篠田や砂那を近くで見てきたのだ。

 それは、いかに凄い環境だったのかと改めて思う。

 この人はまだ解っていない、本当の才能と言う意味を。

 翠はそう思いながらも、何も言わなかった。

 そこに早々と篠田が帰ってくる。

「終わりました」

「よし!」

 辻岡は気取った様に前を向き、工事関係者に注目を集めるように大きく左腕を上げる。

「今から、神聖な浄霊を始める! 囲い師の中でも出来る者が少ない、十六囲いと言う大技で、見事、困難(こんなん)な悪霊を祓って見せよう! しかと見届けよ!」

 辻岡は大げさなほど、大きく左手で十六芒星(じゅうろくぼうせい)(そら)で描き、勢いよく左手を前にさし出す。

 本来ならそこで左手と、地面に縫い付けたお札が反応して、十六囲いが発動するはずだが、その囲いが発動しない。

「……………」

 辻岡はその姿のまま、しばらく動きを止めた。

 しかし、いくら待てども囲いは発動しない。辻岡は念の為にもう一度、十六芒星(じゅうろくぼうせい)を描いたが、再度囲いは発動しない。変化の無い状況に、周りで見ている者たちも少し騒めく。

 辻岡は右頬をピクピクと痙攣(けいれん)させた。

「――――篠田っ! お前、ちゃんと縫い付けたのか!」

 篠田は焦った表情を見せる。

「はい、ちゃんと十八(・・)枚を縫い付けたんですが」

 その言葉に、みんなの前で恥をかいた辻岡は、さらに怒りの表情を見せた。

「違う、十六だ! 俺は十六囲いと言っただろ!」

「そうだったんですか。すいません、俺の見極めでは十八囲いだったので、十八枚貼り付けてしまいました」

 そう言って篠田は焦りながら頭を下げる。

「お前は何をやっても出来ない奴だな! 今すぐ張り直してこい!」

 辻岡が啖呵(たんか)を切ったそこで、篠田は困った顔を見せた。

「しかし、これ以上時間をかけていては、辻岡さんの言った通り悪霊が暴れ出します」 

 どこで聞いていたのか、辻岡の依頼主に説明していた内容を心配な顔で言う。

 篠田が何を考えているのかは解らないが、翠もその作戦に乗ることにした。

「そうですよね、早く囲わないと危険でよね。それに辻岡さんは二十囲いまで出来ると言っておられたから、問題は無いですよね?」

 そこで辻岡の目が泳ぐ。

「確かにそうだが、今日は、その………」

 口ごもる辻岡をみて、翠はやっと篠田がしている内容が解った。

 なんという妙手(みょうて)なのだろうか。ホント、この人は意地悪だ。

 翠はそう思った。

 自分の前で二十囲いができると豪語していた辻岡は、本当は十六囲いまでしか出来ないのであろう。篠田もそれを知っていて、十八枚のお札を縫い付けたのだ。そして、この悪霊は辻岡の力量では十囲いか、十二囲いしか祓うことは出来ない。

 要するに、十八枚お札を縫い付けたなら、囲いは角度が均等きんとうなものにしか発動しないので、十八囲いか、半分の(ここの)つ囲いしか囲えない。しかし単純に考えて、九つ囲いなら辻岡は悪霊を祓う霊力がなく、十八囲いなら囲う才能がない。

 どちらにしても彼には祓えないのだ。

 話ばかりで進まないお祓いに、周りはさらにざわめきが大きくなり始める。これ以上、長引かせては不審に思うだろう。

 ギリッと辻岡が歯を鳴らした。

「………今日は手首が優れ無い。俺は祓い手だけをするから、………篠田、お前が囲い手をやれ」

 今しがたまで囲おうとしていたのに、急にそんな事を言い出す。

 篠田は「解りました」と頷くと、前に出た。

 翠はその様子を見ながら、次の篠田の行動を予想していた。

 辻岡の出来無い十八囲いを見せるのか、それとも、辻岡の祓えない九つ囲いで、ついでに祓って見せるのか。どちれにしても辻岡の鼻を明かす事はできるだろう。

 しかし篠田の答えは、そのどちらでもなかった。

 篠田は左手で六芒星(ろくぼうせい)を描く。これにはさすがの翠も絶句だ。

 彼はきっちり囲えば九でいけると言っていた。しかし、それよりも下の()つ囲い。

 確かに六つ囲いでも、角度が均等になるので囲うことは出来るが、篠田本人でも祓えないような、あまりにも露骨(ろこつ)な仕打ちに翠も少し焦る。

「では、お願いします」

「待て! お前はこんな見極めも出来ないのか! この悪霊相手に六つ囲いでいけると思うのか!」

「きっちり囲ったので行けますよ。どうぞ」

 篠田は(かたく)なに頷く。

「ふざけるな! お前は俺に恥をかかせたいだけだろ! 六つ囲いで祓えないのは子供だってわかる!」

「だから、出来るって。ほらっ」

 篠田はここで敬語を止めて、そのまま意識を囲いの中心に持って行き、自分の左手を握りしめた。

 囲いの中心に悪霊が吸い込まれ、お札が破れて飛んでいく。

「えっ、………嘘っ?!」

 思わず翠は呟いた。

 辻岡も口を広げた間抜けな顔で固まっている。

「なっ、だから言っただろ。きっちり囲ったから行けるって」

 篠田は両手を軽く上げると、当たり前の様に話す。しかし、これは彼の実力があって出来ることなのだろう。

 先ほど篠田が翠と話していた九つ囲いは、一般的な話で、自分の事とは言っていない。

「………」

 未だ惚けている辻岡に対して、篠田は面倒臭そうに言った。

「辻岡さん、終ったから俺らはあと片付けに行きますよ。今日は用事が有るから早く帰りたいんです。依頼主に説明おねがいします」

 そう言って篠田はその場を離れていく。ここまで明確な実力差を見せられた辻岡は、ムスッとしていたが一言も言い返さず、目線も合わさず、依頼主の方に歩いて行った。

 翠は篠田のあとを追いかける。

 結局、篠田はこの現場を一人で片付けてしまった。こういう事をするから、篠田は上の連中から嫌われる。しかし、仕事に呼ばれなくなる事はなかった。

 なぜなら彼は、貼り手としての技術は大変優秀だからだ。それは篠田の信念にもあたる。

「相変わらず、すごいわね」

「あんなのは、誰だってできる」

 篠田は囲いに使っていた、百均のステンレス串を拾いながら答えた。

「そう言うけど、あの悪霊は私なら、ここのつは囲わないと無理よ」

「それは、霊能力というよりはれだな。きっちり囲えば、上高井も六つ囲いで出来るさ」

 そう言って彼は進んで行く。

 この人は願望や可能性だけを口にはしない。口にするのは切なる現実。

 『囲いとは?』と聞かれると、他の人は才能とか、霊力の高さだとか曖昧な答えを言う。その中で篠田は、囲いは正確な角度だと言った。

 三百六十度の円を、正確に割っていく。

 そして、篠田の言う通り、きっちりとした囲いの方が、同じ囲いでも強力である。

 一度、翠は篠田と共にメジャーや大きな分度器を使い、正確に測ってから五つ囲いを張った事があった。その時にはそこまで変わるとは思わなかった。

 それは、自分の張った五つ囲いが、八つ囲いにおとらないほどの、強力な囲いとなったからだ。

 しかし現場で、メジャーで長さを測ったりなど、いちいちそんな事に時間をとっていられない。それこそ、悪霊が逃げてしまう。

 だから、その正確な角度の囲いに近付く様に、篠田は他の者より真剣に、何度もお札を地面に刺し、それを身体に覚えさせていく。

 何度も、何度も。

 篠田の強力な囲いは、地面に刺すお札の正確さが成すわざでなのある。

 祓うことだけを重視した、見た目に騙されている、他の囲い師達には解らないであろうし、篠田の様にはなれないだろう。

 この人は余り焦って走らないし、今もその足取りは、力が抜かれたような軽薄(けいはく)に感じる歩き方にも思える。だから他人には、この人が手を抜いている様に見えるのだろう。

 確かに、ダラダラと歩くのはこの人の癖だ。しかし、誰もが解っていない。その意味を。

 その歩幅は六十センチ。

 正確な囲い張るために、篠田は必ずこの歩幅で歩き、長さを図る。走る事をしないのもそう言う理由だ。

 そう、篠田はただ囲いの才能があるだけでない。彼は驚くほどの努力家なのである。

 綺麗な囲いを張るために、歩幅まで計算して毎日を過ごす。ここまでの努力を他人は出来るのであろうか。翠の知る限り、総本山でもまず居ない。

 まだまだ自分は彼の足元にも(およ)ばない。でもいずれ、彼の隣に居るのは他の誰でもない、自分で在りたいと思う。

 それが、今の翠の目標であり、願いだ。

 たしかにそれは、総本山で高い階級を貰うよりも、困難な道のりなのは解っている。他人に自慢できるものでもないだろう。

 それでも、翠には目指す価値はあった。

「あっ、そうだ。上高井、今日空いてるか?」

「またライブ? 音楽なら、今まで行ったバンド以外は行かないわよ」

 翠は少しだけ困った様に顔をしかめながら答えた。彼の隣には立ちたいが、趣味までは共有したくない。

「いや、今日はお笑の方だ。良い若手を見つけたんだ」

 篠田には変な趣味がある。

 それはライブや舞台が異様に好きなのである。それも、音楽ライブや演劇の舞台、お笑いのライブに寄席(よせ)と言った様に、何でも有りだ。

 ただ、何でもと言っても有名な人のものは少なく、インディースや若手と言ったものを好み、時には全く芽の出る匂いがしない、素人がやっているのではと、疑うようなものまで見に行くことが有る。

 ただ翠は、篠田がそんな新人のライブが好きな理由を何処(どこ)となく解っっていた。

 モチベーションを上げる意味も含まれているのだろう。篠田は自分と同じように努力している人間を見て、自分も努力を(おこた)らないようにと(いまし)めているのかも知れない。

 しかし、一人で行くのは恥ずかしいのか、良く誘ってくる。

「………篠田さん、あなた、関西人はみんなお笑いが好きだと思っているでしょ?」

「違うのか? 俺はてっきり、関西人はお笑いとたこ焼きがあれば満足するって思ってたぞ」

 篠田は愛嬌のある八重歯を覗かせる。それを見た翠は、思わずドキッとした。

 ヤバイな、私はいつの間にか八重歯フェチに成っている。

「たこ焼きは反論しないけど、お笑いはあまり見ないわ」

「だったら、余計に見てみな。そいつら、まだまだ売れる気配は薄いけど、本気でお笑いしかないって思ってるぐらいの熱量あるぜ」

 篠田の楽しそうな顔に、翠は呆れた顔をした。

「お笑いライブは興味ないけど、まだこっちに知り合いも少ないから付き合うわ。でも、私は演劇の方が良かったな」

「前に見た若手俳優のやつか。あれが良かったのは俳優でなく、脚本家が良かったんだ。でも、今回のお笑いもコントが多いから、演劇と良く似たもんだぞ」

 そう言って篠田は再び笑う。

 絶対にコントと演劇は似ていないと解りながらも、翠は否定はしなかった。あまり否定して誘われなくなるのも嫌だからである。

「しっかし、そんなにタコ焼きって良いものかな。絶対、もんじゃの方が美味うまいのに」

「私には、あの出来上がりが解らない所が許せないわ。いつ食べれば良いのか理解できないもの」

「いや、見りゃ分かるだろ。でも、出汁(だし)が効いてるところなんて、関西人の口に合うと思うけどなー」

 そう言いながら、百均のステンレス串を拾おうとしたときに電話が鳴る。篠田は画面を見てから串を拾う手を止め、先に電話を取った。

「もしもし、ナインワードか、どうだ?」

 そこで篠田は薄く唇を上げ、その会話に集中する。翠は篠田を横目に見ながら、彼の代わりに串を拾って行く。

 篠田は翠に着いて行きながら不敵に笑う。

 翠はその笑顔だけは好きに成れなかった。

 彼は笑っているにも関わらず、その瞳は真剣で、いつもの軽薄なものとは違い、まるで()()まされたナイフのような鋭さを放っていたからだ。

 篠田が総本山以外にも、何かをしていることは解っていた。しかし、それを翠が聞いても教えてくれ無いだろうし、穏やかな内容ではないだろう。

 そして、そこに自分も組み込まれているのも解っていた。

『時が来れば今から()いてもらう式守神(しきしゅがみ)を、一度だけ俺の指示通りに出してくれ』

 その台詞が頭によみがる。

 だが、翠は今は何も聞かない。いずれ時期が来れば分かるだろう。

「あぁ、解った。だったら明日、横浜でな」

 篠田は翠が嫌いな不敵な笑顔のまま、電話を切った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ