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独柱の神様  作者: 思考破綻者WIS
6/6

一つの解 ―THE ONLY ANSWER―

 僕は目の前の数学係――コンパースをじっと見つめる。

 名と同じ、デカいコンパスの上に座ってプカプカしている彼は、こちらを一切の油断の無い顔で、睨めつけるかのように見据えている。

 僕は魔法を練る。アレの、コンパスの分析をする魔法だ。アレは多分――

 ――解析完了。やはり、ランスだ。魔方陣も書けるようだが、最も警戒すべきはあの針だと結果は訴えてくる。

 僕は別の魔法を反対側の手で――


 ――ッザンッッッッッ!!!!!


 ――練ろうとした時には、もう上半身が宙を舞っていた。

 やられた。流石に魔法を練りながらあの神速の突きを回避は出来なかった。僕は懲りずに魔法を練りつつ思う。

 僕は魔法を、今度こそ発動する。


「圧し折れ、引力」


 ――ゴキリッ――

 目の前で圧し折れたコンパスを見て唖然とするコンパースをチラッと見て、僕は結合の魔法ですぐに上半身と下半身をくっつける。継ぎ目もキレイに無くなった。

「…終わり?」僕が言う。

「…ハハハ」乾いた笑いで返すコンパース。

 僕は「そう」、とだけ言ってその場を――


「転送」


 ……また、飛ばされた。

遅くなったけど、誰も読んでないから問題ない

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