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零の月  作者: 海月くらげ
第1章
2/12

日常


いつもと同じように

あの無垢なる朝日が目覚めぬうちに目が覚めた


今日も変わらない(・・・・・)

腹を裂くかのように渦巻いているのは狂気



*****



「お兄ちゃん、朝だよーー!!!!」



妹の莉音りおんは、今日も元気だ。

僕は、朝がとてつもなく弱いから羨ましいと思う。



「今、起きる」



そういえば自己紹介が、まだだった……気がする。

僕の名前は、玲音。椎名 玲音(しいな れおん)。大学2年で今日の講義は休みだから、睡眠を貪っていたところだった。


そして、妹の莉音。

高校1年生で今日は普通に学校があるのだろう。


こんなに早く起こされているんだし。

それにしても眠たい。


ノロノロと起き上がると、リビングへと階段を降りる。




そこで、事は起こってしまった。



寝ぼけていたから、仕方ない。

そう、仕方ないんだ。



察しの良い人は気づいただろう。

落ちた。コロコロゴロンと、……いや、ドカドカボコン、だな。



「痛い。」



とても痛い。

どうしよう?この痛さはヤバいだろうな。



「お、お兄ちゃん!?だ、だだ大丈夫?

なんか、すごい音したよ!!!!」



「眠い。」


もう、ほとんど大丈夫だけど、立つのがめんどくさい。


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